本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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パリ 地下都市の歴史

久々に面白い本を読んだなーという感じでした。

巨大な都市の地下には実は別の都市があって、妙な生き物が住んでいる…といった都市伝説は聞いたことがありますが、この本はノンフィクション。真実は小説より奇なりを地でいく、花の都パリの地下空間のルポルタージュです。

すでにローマの時代から採石場だったパリの地下は、実は空洞だらけ。地上に巨大な教会を建てると突如崩れるなんて事故も頻発したそうです。逆に、地下の空間を利用してちゃっかりワインセラーを作ったり、果ては墓を作ったり、はたまた、異端派やレジスタンスの隠れ場になったりと、歴史の影の主役になるときもありました。

地下への幻想の頂点が例の「オペラ座の怪人」。この物語とパリの地下との接点を探る話も面白いです。


現代でも空洞は遺されていて、調査してみるといろいろ面白い事がわかります。●コの遺骨が大量に出てきた場所があり、何だろうと調べてみると、地上には昔、有名なウサギ料理店があった…とか(タ●じゃないですよ)、興味は尽きません。地下探検ツアー、行ってみたくなりました。危ないし、怖そうだけど…。

東洋書林 2009年
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Commented at 2010-11-19 23:05 x
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by silverspoonsjp | 2010-08-25 01:18 | センス・オブ・ワンダーの本 | Trackback | Comments(1)