本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

Underground Official Handbook/Bob Bayman

 

 ロンドンの地下鉄についての公式ハンドブック。鉄道好きにはこたえられない1冊です。
 1863年、世界で初めての地下鉄がPaddingtonとFarringdonの間を運行しました。以来、ロンドンの地下鉄は延伸を続けています。
 ロンドンにある交通博物館で購入しましたが、現在の紹介が主で、期待してたほど昔の写真は入っていませんでした。でも、これはこれで西暦2000年の記録として価値あるものだと思っています。
 路線ごとに駅の入り口や構内のロング写真が豊富に出ていますので、公共建築の写真がお好きな方にもお勧めです。
 惜しむらくは、小ぎれいな写真や人がいない写真が多くてリアルなラッシュ風景がないことと、改札や構内各所のアップ写真があまりないことでしょうか。前者はオフィシャルガイドなので、当然避けるとこでしょうけど、後者はなぜかチョコバーの自動販売機が人気だとかいろいろ面白いので、ぜひ入れて欲しかったところ。切符や駅員さんグッズの写真もあったらよかった(欲張り)。
        *              *                *
 ロンドンにはまだ1回しか行ったことがありませんが、頼りにしていた「まあるい黄色の地下鉄サークルライン」がしょっちゅうストップして困りました。ほんの2つ先くらいの駅に行くのに何回乗り継いだことか。さらに、怒り狂うお客さんを前に逆ギレする駅員さんが多く(こっちは旅行者で気楽な身分だったけど)、ある意味、見所は尽きません。
 一度でもロンドンの地下鉄に乗ったことのある方なら似たような感想をお持ちかと思いますが、車両がカマボコ型で狭く、Tubeの名の通りの形です。新聞紙だの何だの、ゴミに足を取られて前進するのが難しい車両もありました。
 列車に限らず、イギリスのものって天井が思ったより低いです。二階建てバスも天井が低いし、建物もそうで、あんなに背が高い人が、よくこんなに天井低いところに暮らしてるな、って思ったことが何度もありました。横浜に開港資料館という建物があり、その昔は英国領事館だったのですが、階段は狭いわ、ホールの天井は低いわ、明治のイギリス人は現在比70%縮小くらいだったのかと思っていたら、本国でもこうだとは、一本とられました。

ISBN 18541422-6
240×208  Capital Transport 2000年


MORE
 台湾鉄道伝奇
 鉄道ものは各国に力作がありますが、この本は中でも好きな1冊。
 台湾みたいな狭いところに、こんなにいろいろ列車が走ってたことに驚かされますが、歴史をひもといてゆけば、ここにもやはり、日本統治の影がさしているのでした
[PR]
トラックバックURL : http://palantir.exblog.jp/tb/119511
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by silverspoonsjp | 2004-04-01 09:37 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(0)