【神保町/カフェ】Reverse
2004年 10月 24日
さて、神保町のカフェといえば、今や都内でも希少な存在となった「中央線テイスト」が未だ健在な場所でございます。「中央線テイスト」とは、
1.渋いマスター/女主人が店を仕切っている
2.(70年代の)学生が集っていそうな雰囲気
3.店の中が暗い
4.ごたごたしている
5.客の大半がスモーカー
でございます。このようなカフェがお好みの方には、神保町はまさに天国!しかしながら、他の条件はともかく5が耐え切れない私にとっては、カフェ不毛地帯でございました。
ちなみに私の好きなカフェとは
1.明るい
2.一人あたりの占有面積が広い
3.客が少ない
4.ほっといてくれる
5.禁煙席に座っていればタバコの匂いをかがなくてすむ
でございます。残念ながら、この条件を満たすカフェは東京には稀です。なぜなら、条件3がネックとなり、遠からず消滅してしまうからです(号泣)。こんなことではいけません。静謐ででしゃばらない「しずカフェ」をどうかご贔屓に。
「リヴァース」は、お店の人やお客さんも含めて、とても良い雰囲気のお店。神保町の中でも独特な雰囲気を持つ一角にあります。明治大学と三省堂・自由時間のちょうど裏手にあたり、「東京のカルチェ・ラタン」の面影が少しだけ残る場所です。
お店に入ると落ち着いた茶色の内装で、ゆったりしたレイアウトになっています。道路に面した2面は窓で、陽が直接当たることはありませんが明るいです。ランチがサンドイッチしかないためか昼も空いていて(ああ、危ない…)くつろげます。ここはひとつ「抹茶ラテ」などを注文なさってみてください。最初このメニューを見たときは一瞬沈黙しましたが、飲んでみるとおいしいです。お砂糖が入っているので甘いですが…。コーヒーはブラック派の私も、ついふらふらといつもこれを注文してしまいます。夜はバーになるそうです。
神田小川町3-16
池久ビル1F 03-3292-0153
11:30-24:00 日祝休