本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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すてきなあなたに

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『暮らしの手帖』に連載されている同名のエッセイをまとめたもの。内容もタイトル通り「すてき」ですが、なによりも、レイアウトがたまりません。上の余白に上品なイラスト、題字のところは各巻違う色の書き文字です。この配置が実に絶妙。装幀も上品です。

タイトルの「すてきなあなたに」の後はどんな言葉が続くのでしょうか。私は、いつも「なれますように」と補って読んでしまうのですが…。

いつか外国に行かれるとは思ってもいなかった子供の頃、エッセイに出てくる世界中のエピソードをわくわくしながら読みました。大人になった今は、仕事をしていく上での心配りや、おいしいレシピのエピソードを楽しんでいます。本を贈るのは相手の好みもあるのでいつも控えているのですが、この本だけは自信をもって、就職を控えた方に贈っています。

毎日の生活に楽しみを見つけよう、というコンセプトの文章や雑誌がようやく増えてきたなかでも、この本に収められたエッセイがことに心に響くのは、戦争を知っている世代の方が書いたからでしょう。平和な日常を大切にしようとする気持ちが、短い文章に輝きを添えています。

ハードカバー版の他に、最近カラーイラストをあしらった雑誌タイプの版が出ました。本の中から食に関するエッセイやレシピを集めたもので、こちらもお勧めです。
「すてきなあなたに」第1巻~第4巻
各巻とも 1800円

別冊「すてきなあなたに」
A4版変形判
112ページ オールカラー
780円

詳しい内容はこちら
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Commented by マキ at 2005-03-20 06:43 x
おはようございます。お邪魔致します。
ワタクシも「すてきなあなたに」シリーズ大好きです。
イラストといい文字の絶妙なバランス、そこにおさめられた内容、どれをとっても「すてきなほん」だとおもいます。
「すてきなあなたに」の後に「なれますように」と補っているsilverspoonさん、なんだかステキです。
Commented by crann at 2005-03-20 21:02
銀の匙さん、こんばんは!
ご無沙汰してます。元気を出して?やっております(笑)
「すてきなあなたに」は、小学校時代の愛読書でした。
活字中毒だったので、読めるものを読んだ結果です。いつかこういうコラムに登場できるような、おばあさんになりたい・・・そんな気持ちがジジババ好きを加速させた気がします(笑)
銀の匙さんの「・・・なれますように」は、企画者の意図にばっちりですね!
で、なれたかというと。
それはまた別のお話ということで・・・・(おあとがよろしくない?)
Commented by Elfarran at 2005-03-21 05:43 x
わぉ☆買おうかな(笑)
節約魔人だった母の珍しい定期購読本でした。
母より自分の方が先に読んでいた気がします。
昔、日曜の朝にやってました“兼高かおる世界の旅”
と“すてきなあなたに”で、読んでる本の外国の風景や
生活ナゾを重ね合わせて、憧れていました。
海外旅行デビューは物凄く遅くて、一生外国なんて
行けないかもしれない・・・と思ってましたので
尚の事、活字からたぐるイメージに陶酔してました。
懐かしいなぁ・・・早速購入ですね♪
そんな私的には、“すてきなあなたに贈りたい”
事柄・・でしたねぇ(笑)
Commented by foggykaoru at 2005-03-21 10:48
子どもの頃、花森安治さんの(←古っ!)「暮らしの手帖」は愛読書でした。大嫌いなピアノを練習するとき、譜面台の上に「暮らしの手帖」を置いてハノンだけを延々弾いていたのです・・・
おかげで、心はこもっていないけれど、指だけはやたら早く動くようになりましたわ(自爆)
「すてきなあなたに」はエルさんと同じく「すてきなあなたにお贈りします」だと思ってました(爆・爆)
Commented by silverspoonsjp at 2005-03-21 21:02
☆マキさん
こんばんは!共感いただいて、ありがとうございます(*^ ^*)
本をぱっと開いたときのバランスって大事ですよね。デザインについては、この本が出た当時からちょっとレトロな印象はあったんですが、今も同じ程度にレトロで、逆に古びない感じがしていいですよね~。
Commented by silverspoonsjp at 2005-03-21 21:14
☆crannさん

>いつかこういうコラムに登場できるような、おばあさんになりたい・・・そんな気持ちがジジババ好きを加速させた気がします(笑)

これはかなりユニークなアプローチでは(笑。小学校の頃から人生の目業が決まってたんですね(笑。確かに、若輩者はカッコいいジジババには逆立ちしたって適いません。その辺を叩き込んでくれた本ってことでしょうか。
Commented by silverspoonsjp at 2005-03-21 21:25
☆Elfarranさん
節約魔人って(爆...爆)
お母様の蔵書だった方が多いんですね。私もエルさんと同様、雑誌の連載時に読んだクチです。私の実家にはほとんど「本」というものがなかったので・・・。単行本は大人になってから揃えたものです。大人になって自分が外国にいけることがあるなんて考えてもみませんでしたよー。
Commented by silverspoonsjp at 2005-03-21 21:31
☆foggykaoruさん
ピアノ組曲「暮らしの手帖」ハ長調ハノン風とか作曲しつつ弾いてらしたのでは…。

実は本と同じタイトルのエッセイが第一巻に収録されているんですが、「すてきなあなたのために」「すてきなあなたになるために」のどっちとも取れる内容なんです。

私自身はお世辞にも「ステキ」とは言えませんので(T T)後者で解釈しておりますが、おっしゃるとおり、本のタイトルとしては「すてきなあなた(=読者)に」贈ります、という意味なんでしょうね。他人様に贈るときはそういうつもりでございます。
by silverspoonsjp | 2005-03-19 23:55 | センス・オブ・ワンダーの本 | Trackback | Comments(8)