中国の切り紙 窓花 黄土高原 暮らしの造形
2014年 03月 16日
世田谷の生活工房で開催されている展覧会の図録です。
(展覧会の紹介は→こちら)
「窓花」とは、こんな場所で室内装飾につかう切り紙のこと。
(以下、写真は展示から)
↑どう見てもホビット村なんですけどコレ。
中国の黄土高原地帯は雨が少ないため、山に横穴を掘ってヤオトンという家を作っており、
そのファサードに、はさみだけで作ったこんな「窓花」を貼って飾りにするのだそうです。
そういや昔、障子が破れたときに、障子紙で桜とか梅とか作って貼ってたな…とか、思い出してちょっと懐かしい。窓花は繕いもの用じゃなくて、新年とかの飾りですけど。
窓花は素朴なだけではなく、意匠は大胆、かつ繊細で大変面白いものですが、そのほかのちょっとした日用品などにも、同じように手が入っていて、良いなと思います。
本は窓花の図案もカラーで入っているほか、現地でのフィールドワークの様子や、工夫を凝らした生活の様子が素敵なカラー写真やイラストで入っていたりして、とても楽しめます。「河童の覗いた…」シリーズとか、考現学がお好きな方もぜひどうぞ。挑戦したくなった方のために、中の図案で作れる「窓花」制作用の用紙もセットされています。
丹羽朋子、下中菜穂 著 エクスプランテ 1,800円
(展覧会の紹介は→こちら)
「窓花」とは、こんな場所で室内装飾につかう切り紙のこと。
(以下、写真は展示から)
↑どう見てもホビット村なんですけどコレ。
中国の黄土高原地帯は雨が少ないため、山に横穴を掘ってヤオトンという家を作っており、
そのファサードに、はさみだけで作ったこんな「窓花」を貼って飾りにするのだそうです。
そういや昔、障子が破れたときに、障子紙で桜とか梅とか作って貼ってたな…とか、思い出してちょっと懐かしい。窓花は繕いもの用じゃなくて、新年とかの飾りですけど。
窓花は素朴なだけではなく、意匠は大胆、かつ繊細で大変面白いものですが、そのほかのちょっとした日用品などにも、同じように手が入っていて、良いなと思います。
本は窓花の図案もカラーで入っているほか、現地でのフィールドワークの様子や、工夫を凝らした生活の様子が素敵なカラー写真やイラストで入っていたりして、とても楽しめます。「河童の覗いた…」シリーズとか、考現学がお好きな方もぜひどうぞ。挑戦したくなった方のために、中の図案で作れる「窓花」制作用の用紙もセットされています。
丹羽朋子、下中菜穂 著 エクスプランテ 1,800円
by silverspoonsjp
| 2014-03-16 02:56
| 素敵なヴィジュアルの本