イスラム世界を旅する人へ ANOTHER NEUTRAL
2005年 10月 21日
夏の終わりに出た本を今ごろ眺めています。
「ニュートラル」という雑誌の別冊。イエメン、ドバイ、マリ、イラン、トルコ、オマーン、ヨルダン、チュニジア、ウズベキスタン、シリア、セネガル、モロッコ、パキスタン、ブルネイ、アフガニスタンの15のイスラム国の写真と、旅の基本情報が出ています。こうやって並べると、イスラム圏といっても本当に様々ですね。砂漠とモスクのいかにもアラビアンナイトな国もあれば、豊かな緑や海に恵まれた国もあるし、人種もさまざまです。この本に取り上げられている中で行ったことがあるのはトルコだけ。
実は、ここには取り上げられていないけど、イスラム教徒が集中している地域には何度か旅行したことがあります。インドネシアとか、中国の広州、ウイグル、北京、フランスのパリ…中国のイスラム教徒は「回民」と呼ばれていて、(恐らく)民族ではなく、宗教による区分で特別な扱いを受けています。学校や食堂もわざわざ回民用のところがあります。
パリではちょうどキリスト教のお休みだったため、開いてたお店はムスリムかユダヤ教徒のところだけ。「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」を地で行く光景でした。今思うと、あのムスリムのおじさんはトルコの人だったのかな…。
国はまったく違うのに、宗教によって同じ文化を共有しているというのが興味深かったです。現地の他の文化との折り合いの付け方も。
この特集で取り上げられた国へもぜひ行ってみたいです。今はとりあえず机上の旅を楽しもう…。
白夜書房
1429円
「ニュートラル」という雑誌の別冊。イエメン、ドバイ、マリ、イラン、トルコ、オマーン、ヨルダン、チュニジア、ウズベキスタン、シリア、セネガル、モロッコ、パキスタン、ブルネイ、アフガニスタンの15のイスラム国の写真と、旅の基本情報が出ています。こうやって並べると、イスラム圏といっても本当に様々ですね。砂漠とモスクのいかにもアラビアンナイトな国もあれば、豊かな緑や海に恵まれた国もあるし、人種もさまざまです。この本に取り上げられている中で行ったことがあるのはトルコだけ。
実は、ここには取り上げられていないけど、イスラム教徒が集中している地域には何度か旅行したことがあります。インドネシアとか、中国の広州、ウイグル、北京、フランスのパリ…中国のイスラム教徒は「回民」と呼ばれていて、(恐らく)民族ではなく、宗教による区分で特別な扱いを受けています。学校や食堂もわざわざ回民用のところがあります。
パリではちょうどキリスト教のお休みだったため、開いてたお店はムスリムかユダヤ教徒のところだけ。「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」を地で行く光景でした。今思うと、あのムスリムのおじさんはトルコの人だったのかな…。
国はまったく違うのに、宗教によって同じ文化を共有しているというのが興味深かったです。現地の他の文化との折り合いの付け方も。
この特集で取り上げられた国へもぜひ行ってみたいです。今はとりあえず机上の旅を楽しもう…。
白夜書房
1429円
by silverspoonsjp
| 2005-10-21 23:59
| センス・オブ・ワンダーの本