本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

天才デザイナー、イームズのすべて

a0003079_17392362.jpg本屋で見てたら手に取るのを躊躇したであろう表紙デザインとタイトルですが、展覧会場で売っていたので見てみたら面白かったので買いました。

アメリカのプロダクト・デザイナーであるイームズ夫妻の業績をまとめたムックです。有名な椅子のデザインの他にも、映像作品や家具など、さまざまな作品を見ることができます。

日本での展覧会(紹介文はこちら)よりも前に編集されたものですが、海外での展示内容を織り込んであるため、図録としても楽しめました。

図版が主体で雑誌よりの編集ですが、テキスト部分は初心者にも読みやすく、かつ味わいのある箇所が多いです。冷戦下のモスクワで行われた映像ショーの最後に、わすれな草の映像をおいたエピソードなんてぐっと来ます…。

1977年のロングインタビューで、自らを職人といい、建築家だというチャールズ・イームズは、自らをアーティストと呼ぶ人には困惑すると言っています。
「僕の感覚では、アーティストというのは(「天才」と同様)他人から与えられる呼び名なんだ。」

そんな彼がアートに言及した箇所-

仕事が十分に優れていればアートになる可能性がある。だが、アートは製品ではない。
アートはクオリティーだ。その点が時に見失われがちだがね。
どんなものにもクオリティーは存在しうる。


それから、こんなことも…。

友人やコミュニティーに認めて貰えるか、特許は取れるか、というような不安は必ず粗悪な仕事につながる。

デザイナーや職人ではないけれど、仕事で似た場面はありますよね。
かなり反省…。

天才デザイナー、イームズのすべて
Brutus Casa

1200円
雑誌66425-09
マガジンハウス 2003年8月
[PR]
トラックバックURL : http://palantir.exblog.jp/tb/2507410
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from アメリカデザイン日記 v.. at 2006-03-29 14:28
タイトル : チャールズ&レイ・イームズ Charles & Ray ..
あいあい。どうもどうも。みなさま週末はいかがお過ごしで? ところで、みなさまチャ...... more
Commented by gaiaship at 2005-11-07 12:37
こんにちは。
後者の言葉・・・深く頷いてしまいました。
Commented by silverspoonsjp at 2005-11-07 23:50
☆gaiashipさん、こんばんは。

つい人にどう思われるか気になっちゃいますよね…。
自分が納得いくかどうかが大事だとはわかってるんですけど。
by silverspoonsjp | 2005-11-06 17:55 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback(1) | Comments(2)