静かなる古都-奈良編
2005年 11月 20日
奈良へ行くのはいいけど、交通費が痛い(T T)
ということで、せめて交通費の元は取ろうと、貧乏根性で歩き回って参りました。
そうです、歩いただけ…。
奈良には散歩にちょうどいいような道がたくさんあって、いいですね。
って、正倉院展の常連さんに聞いたら、「奈良へ行くときは、地図を忘れちゃだめですよ!」という忠告を受けました。どうして?
「道を聞こうにも、誰も通らないからです!」
いくらなんだって観光地なんだし、そんなはずないでしょ!と思った私は甘かったです。
上の写真はウワナベ古墳。このあたりはいくつも古墳があって、格好のウォーキングルートになっておりますが、休日だというのに人っ子一人通りません。あまり静かで耳が痛くなりそう。
「歴史の道」という名前で遊歩道が整備されているのに、その表示に惑わされ、一体何回道を間違えたことか。
ずいぶん回り道しちゃったけど、それはそれで面白かったです。確かに道を歩いてる人はいなかったけど、驚くことに、道で地図を広げてたらヨコを通り過ぎた乗用車がバックしてきて、
「どこへ行くの?平城京跡地?それなら2つ目を右ね」
と教えてくれるんですよ。信じられないくらい親切…。
この後も、コンビニでお買いものしたり、駅で道を尋ねたり、カフェで話したりしましたが、奈良の人は仕事はてきぱきしてるけど、人に対してはおっとりして感じ良い人が多いですね。
奈良市内には「ならまち」と呼ばれる古い町並みが残されています。軒下につるした厄よけや、庭に植えた花など、日本の家を美しく住まいこなすお手本のようなところ。ところどころに、町家を利用した雑貨屋さん、カフェなどが、ぽつりぽつりとあります。こちらは古本屋さん。写真が暗いですが、実際にはもっと良い雰囲気。今日はお休みで残念。
下の写真はカフェの看板。「よつばカフェ」というとても居心地の良いカフェです。ちょこちょこと雑誌や本が置いてあって、眺めながらゆっくりできる感じ。
ちょうどコーヒーにまつわる雑貨展をやっていて、レターセットだのふきんだの、いろいろ買い込んでしまいました。2階は小さなギャラリーになっています。
HPはこちら。HPを見たとき、内装をいかにも昭和レトロ調にしてあるのかなと思いましたが、そんなわざとらしいところは全然ないお店でした。コーヒー展は11月28日までやってるそうです。
近くにもう一軒、カナカナというカフェがあって、ここはとにかくおいしかった。
チーズケーキなんて溶ろけちゃいそう。
夕ご飯も1000円ちょっとですごくおいしいし。
レジの近くに置いてある置物なんかも可愛いです。
2階はお休みだったんですけど雑貨屋さんだそうで、絶対可愛いに違いない。
奈良の友達に
「奈良の○○町でおいしいお店どこ?」と尋ねると、みんながみんな
「奈良の○○でおいしい店?ああ、そこから、近鉄かJRの駅、歩いて5分くらいだから。
駅ついたら電車に乗って。京都まで40分。近いよ!」
って言うんですけど(これって謙遜?それとも奈良で流行ってるジョーク?)
おいしいお店、たくさんあると思うんだけどー。
お昼は奮発して慈光院で精進料理を食べてみました。幹線道路から道を上がっていくといきなり山門が現れるのにびっくり。庭も建物も、いかにも茶人ごのみのしつらえです。
江戸時代デザインのふすま。大胆ですね。
ほかにもJR法隆寺駅が最寄りの富本憲吉記念館はおすすめ。いいなあ、奈良は…。
ということで、せめて交通費の元は取ろうと、貧乏根性で歩き回って参りました。
そうです、歩いただけ…。
奈良には散歩にちょうどいいような道がたくさんあって、いいですね。
って、正倉院展の常連さんに聞いたら、「奈良へ行くときは、地図を忘れちゃだめですよ!」という忠告を受けました。どうして?
「道を聞こうにも、誰も通らないからです!」
いくらなんだって観光地なんだし、そんなはずないでしょ!と思った私は甘かったです。
上の写真はウワナベ古墳。このあたりはいくつも古墳があって、格好のウォーキングルートになっておりますが、休日だというのに人っ子一人通りません。あまり静かで耳が痛くなりそう。
「歴史の道」という名前で遊歩道が整備されているのに、その表示に惑わされ、一体何回道を間違えたことか。
ずいぶん回り道しちゃったけど、それはそれで面白かったです。確かに道を歩いてる人はいなかったけど、驚くことに、道で地図を広げてたらヨコを通り過ぎた乗用車がバックしてきて、
「どこへ行くの?平城京跡地?それなら2つ目を右ね」
と教えてくれるんですよ。信じられないくらい親切…。
この後も、コンビニでお買いものしたり、駅で道を尋ねたり、カフェで話したりしましたが、奈良の人は仕事はてきぱきしてるけど、人に対してはおっとりして感じ良い人が多いですね。
奈良市内には「ならまち」と呼ばれる古い町並みが残されています。軒下につるした厄よけや、庭に植えた花など、日本の家を美しく住まいこなすお手本のようなところ。ところどころに、町家を利用した雑貨屋さん、カフェなどが、ぽつりぽつりとあります。こちらは古本屋さん。写真が暗いですが、実際にはもっと良い雰囲気。今日はお休みで残念。
下の写真はカフェの看板。「よつばカフェ」というとても居心地の良いカフェです。ちょこちょこと雑誌や本が置いてあって、眺めながらゆっくりできる感じ。
ちょうどコーヒーにまつわる雑貨展をやっていて、レターセットだのふきんだの、いろいろ買い込んでしまいました。2階は小さなギャラリーになっています。
HPはこちら。HPを見たとき、内装をいかにも昭和レトロ調にしてあるのかなと思いましたが、そんなわざとらしいところは全然ないお店でした。コーヒー展は11月28日までやってるそうです。
近くにもう一軒、カナカナというカフェがあって、ここはとにかくおいしかった。
チーズケーキなんて溶ろけちゃいそう。
夕ご飯も1000円ちょっとですごくおいしいし。
レジの近くに置いてある置物なんかも可愛いです。
2階はお休みだったんですけど雑貨屋さんだそうで、絶対可愛いに違いない。
奈良の友達に
「奈良の○○町でおいしいお店どこ?」と尋ねると、みんながみんな
「奈良の○○でおいしい店?ああ、そこから、近鉄かJRの駅、歩いて5分くらいだから。
駅ついたら電車に乗って。京都まで40分。近いよ!」
って言うんですけど(これって謙遜?それとも奈良で流行ってるジョーク?)
おいしいお店、たくさんあると思うんだけどー。
お昼は奮発して慈光院で精進料理を食べてみました。幹線道路から道を上がっていくといきなり山門が現れるのにびっくり。庭も建物も、いかにも茶人ごのみのしつらえです。
江戸時代デザインのふすま。大胆ですね。
ほかにもJR法隆寺駅が最寄りの富本憲吉記念館はおすすめ。いいなあ、奈良は…。
by silverspoonsjp
| 2005-11-20 23:09
| プチ日記