図書館の学校
2006年 07月 10日
「図書館の学校」という雑誌、私は初めて読みました。
NPO会員向けの雑誌らしく、発行母体のスタンスが今ひとつわからなくはありますが、本好きが読んでも面白い記事が満載。
フランスで行われている、高校生が審査員の文学賞「ゴンクール・デ・リセアン」のレポートは感動的ですらありましたし、永江朗さんの「本はどのように生み出されているのか?」といった連載記事も興味深いです。私が見た2006年の71号では、「読書ばなれの根拠は?」というテーマで、いわゆる「読書ばなれ」とその根拠になるべき読書調査との関係について鋭い考察がなされています。
と、マジメぶりっこしてますが、実は記事の中でも特に、市立室蘭図書館長さんの日誌が気に入ったんでした。
本を借りに来た女子高生。おばあちゃんから小林多喜二の「蟹工船」を勧められ(すごいよ、おばあちゃん!)、「カニ光線」のレーザーは分かるけど、「カニ」って何だろうと思ってた、という話。
「カニ光線」!
すごく読んでみたいかも。
きっと舞台は道頓堀ね(それは「かに道楽」や、ちゅうねん)。
すぐ映画化もできそうだわ!どうですか、松竹さん!
「図書館の学校」のHPはこちら。公立図書館や大学図書館では閲覧では、閲覧できるところもあるようです。書店に置いても結構売れるのでは?と思いますが…。
NPO会員向けの雑誌らしく、発行母体のスタンスが今ひとつわからなくはありますが、本好きが読んでも面白い記事が満載。
フランスで行われている、高校生が審査員の文学賞「ゴンクール・デ・リセアン」のレポートは感動的ですらありましたし、永江朗さんの「本はどのように生み出されているのか?」といった連載記事も興味深いです。私が見た2006年の71号では、「読書ばなれの根拠は?」というテーマで、いわゆる「読書ばなれ」とその根拠になるべき読書調査との関係について鋭い考察がなされています。
と、マジメぶりっこしてますが、実は記事の中でも特に、市立室蘭図書館長さんの日誌が気に入ったんでした。
本を借りに来た女子高生。おばあちゃんから小林多喜二の「蟹工船」を勧められ(すごいよ、おばあちゃん!)、「カニ光線」のレーザーは分かるけど、「カニ」って何だろうと思ってた、という話。
「カニ光線」!
すごく読んでみたいかも。
きっと舞台は道頓堀ね(それは「かに道楽」や、ちゅうねん)。
すぐ映画化もできそうだわ!どうですか、松竹さん!
「図書館の学校」のHPはこちら。公立図書館や大学図書館では閲覧では、閲覧できるところもあるようです。書店に置いても結構売れるのでは?と思いますが…。
by silverspoonsjp
| 2006-07-10 20:45
| 本にまつわるエトセトラ