本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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ku:nel 26号

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隔月20日発売の「クウネル」。

内容はのんびりゆったりマイペースな生活についてのものなんですが、編集の仕事っぷりは緻密で、雨後のたけのこのように増え続ける類似雑誌には真似の出来ないクオリティなのは、さすがマガジンハウス。

今回は、ほんの数ページ紹介されていた、活版印刷で暑中見舞いを作る、のコーナーに惹かれて買いました。

いま書店に出回っている本のほとんどはオフセットで刷られたのっぺりした印面の本ですが、ときどき名刺などで、受け取った瞬間に文字の場所がデコボコしているのがわかるときがあります。そういうのは活字を組んで印刷されたものです。

活版印刷はすべてが手作業なので、綺麗に作ろうとすると、活字を作るところから始まって、文字間や行間の開け方から紙の準備、圧力のかけ方、刷り方…といろいろな技術を要します。

この職人芸、すべてコンピューター組版に取って代わられてしまうのは、いかにも惜しいですよね。

…というようなことを、いかにもエコロジーっぽく、お説教で展開するんじゃなくて、暑中見舞いを作る、という切り口で見せるあたり、編集の技が冴えてます。

公式サイトはこちら
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Commented by gaiaship at 2007-05-24 01:15
活版時代をかろうじて知っていることが、いまでは少し誇りに思えます。
手仕事、職人技の腕の見せどころが少なくなるのは、本当に寂しいものです。
Commented by silverspoonsjp at 2007-06-18 00:08
☆gaiashipさん、こんばんは!お返事大変遅くなりまして失礼しました。活版を知ってるなんてすごい年寄りだなぁと自分では思ってましたが、知ってることが誇りというコメント、素敵ですね。ありがとうございます。
by silverspoonsjp | 2007-05-22 22:31 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(2)