本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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外国語をマスターするには その5【付け足し】

聞く、話す、ときたら次は「読む」ですね。

その前に、前回のその4の補足を。(←あんな記事でもやって見ようかと言ってくださる方がいらした♪のでもうちょい親切に)

通訳はとっさの時に、話が止まっちゃったらアウトです。
だから、普段から、アウトプットの練習が欠かせません。
普通、学校で習うときは先生の話を聞いたり黙読したりのインプットが主ですよね?
これだと、頭では知ってても口から出てこないので、声を出す練習をする訳です。

聞いたことばを、繰り返していうのがリピーティング。
お手本の音声の後ポーズがあるので、その間に言います。
シャドウイングはちょっと違って、音声を止めないで、影のようにずーっとくっついてしゃべるのです。

勉強したい言語が英語のときは、リピーティングじゃなくて、シャドウイングがオススメです。
しかも、最初はお手持ちの、なるべくナチュラルスピードの音声を使うのがいいと思います。映画のDVDとか、英語のニュースとか。

なぜかというと、日本で義務教育を受けた人は学校で英語を習っているため。
そのとき覚えた発音を忘れた方がいいからです。(- -;) 

最近の英語の先生はお上手なのかも知れませんけど、
少なくとも私の周りで、日本で普通の英語教育を受けて英語らしい発音をしてる日本の方はお見かけしたことがありません。

そりゃカタカナ英語だって話せないよりずっと良いし、
特にアメリカの人はあまり気にしない(か、気にしないふりをしている?)みたいですが、
相手があまり外人(←この場合日本人)の応対に慣れてない人だと、疲れるのかだんだん相手にしてもらえなくなります(泣)

で、カタカナ英語の克服に速い音声がなぜ良いかというと、英語(特にアメリカ英語)の独特のくせがつかみやすくなるからです。

たとえば、‘the Lord of the Rings’と言いたいとしましょう。
映画館の窓口で、このタイトルのチケットが買いたい。
前の人の発音を聞いていると、明らかに全部は発音してません(笑)

the で少し間があって、
Lord of the までひとまとまり。「ろー」が一拍とすれば、of theは三連符くらい。
つまり、「ろ~~どぶだ」くらいの勢い。
Rings は最初の「ぅり」と最後の「S」のこすれた音が大きく聞こえます。

□ ■■□□□ gs

こんな感じ?
だから、窓口で律儀に「ザ・ロードオブザ・リングス プリーズ」
と言うより、
「ダ、ロー(ごにょごにょ)ゥリン、ピーズ」
って言った方が、聞き直される率が低いです(←実験済)

シャドウイングをしてみると、細かいところはついて行けないため、
逆に文全体のリズムがわかります。
タモリさんのしゃべる妙な外国語、単語はメチャクチャなのに何となくその国の言語っぽく聞こえますよね。あれです、あれ。
リピーティングは、お手本を聞いている間に自分で勝手に日本語のリズムに置き換えてしまうスキが生じるため、最初のうちはあまり良くない練習方法だと思います。

カタカナ英語が矯正されたら、もうちょい遅いものを聞きましょう。

この前の記事でも書きました通り、全く同じ音声を繰り返し聞いただけでも、目に見えて(というか、耳に聞こえて)効果が上がります。たぶん音のつながりに慣れるせいでしょう。ですので音声を頭の中で日本語に(または意味がわからないまでもカタカナに)直してしまわず、聞こえたとおりに聞きましょう。

偉そうなこと書きましたが、自分の発音をテープで聞くと、プロフェッサー・ギルの笛を聞かされたキカイダーのようになってしまいます(古いな)。はは。ご一緒に頑張りましょう!
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by silverspoonsjp | 2008-03-21 23:50 | 英語の本 | Trackback | Comments(0)