本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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ちょっとしたこと。

その昔、神保町近辺は「さぼうる」「エリカ」「きゃんどる」等々、独立系カフェの牙城であり、フライチャンズ系のカフェといったらドトールぐらいしかありませんでした。

ところがいつのことからか、ありとあらゆるカフェの支店が入り乱れ、戦国時代といった様相を呈しております。

なかでも、上島珈琲店は至近距離に2店舗を有し、勢いがあります。渋めの内装といい、サイズが大中小なことといい(?)、オジサマ好みなのでしょうか。

しかしわたくしめ、このカフェがはっきり言ってキライでした。ここの小サイズは、ちょこっと飲みにはちょうどいいんですが、注文すると必ず、カウンターからカップを出してきて

「このサイズになってしまうんですが、よろしいですか?」

と念を押すんですよ。
「構いません」と答えるんだけど、毎回釈然としません。

他の大きさの時は聞かれないから、小を注文する客にはこう言えって、
マニュアルに書いてあるのかな。

何が気に障るのか考えてみると、たぶん「…てしまうんですが」のところなんでしょうね。どうも、相済みませんというニュアンスより、「本当に覚悟は出来てるんですか?そんなものを注文したら最後、このような(最悪の)結果になってしまうんですよ」というニュアンスが感じられるんですねー。

そのサイズはやめとけってことですか?

って今度聞いてみようか…いえ、そんなつまんないこと気にするお客はいないだろうなぁ~。むしろ、過去にド◎ールのSサイズあたりと比べたお客さんが暴れたんでしょうかねえ…。そしてその客の名前はナオミだったりする…(?)

まあ、閉店時間が近くなると真冬でも自動ドアを開け放し、客を追い出しにかかる◎ェローチェとか、分煙という言葉を知らないらしい「霧の」◎レッシュネス・バーガーに比べれば天国ですが。

しかし、世の中上手く行かないもので、先日、行き倒れそうになった私はフラフラと上島珈琲店ののれんをくぐってしまったのであります。

脅しにも屈せず小サイズを注文し、奥の席でちびちび飲んでいると、同じフロアには誰もいないと思ったのか、店員さんが新人さんに仕事を教え始めました。

「さあ、お客さまにコーヒーをお出しします。カップはどう置く?」
「えっ、こうですか?」
「どうしてそう置いたの?」
「…」
「注文を取りながら、お客様が右利きだとわかったら、取りやすいようにお客様の右側に持ち手がくるようにしてね。荷物がある方なら荷物を置かなくてもトレイが取れるように…」

セルフサービスのお店でここまで気を配っているとは、これは失礼しました。そういえば、さっき渡してもらったときに、とても取りやすかった。マニュアルに書いてあるのか、店員さんが自分で気づいたのかはわからないけど、この瞬間、お店に対する好感度がぐぐっと急上昇したのであります。
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by silverspoonsjp | 2008-04-10 20:32 | プチ日記