本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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おじいちゃんと猫が主役の子どもの本…Mr.Putterシリーズ

パター(って読むのかしら…?)おじいさんと猫のタビィが主人公のシリーズ。
日本語訳が出てるのかどうかはわかりませんが、40ページしかないパンフレットみたいな絵本なので、英語のまま読みました。

子ども向けなのでとてもシンプルな英語で書かれていて、それがまた、
とても良いんですね…。

Putterという名の通り、のんびり暮らしてるおじいさんとその飼い猫のお話です。
鉛筆と淡い水彩画で描かれた挿絵ともあいまって、何とも言えない味があります。
裏表紙を見ると、5才から8才向きって書いてあるんだけど、この本の本当の良さがわかるのは、読み聞かせをしているお父さん、お母さん…でもまだ早いかも知れない(爆)

Putterさんは一人暮らしのおじいさん。
おいしい紅茶を入れて
おいしいイングリッシュ・マフィンを焼いて、
楽しいお話もいろいろ知っているけど、いつも一人ぼっち。

で、ここはいっちょう猫を飼おうと思いつくわけです。

ペットショップに行くと、そこには可愛らしい子猫ばかり。
お店のお姉さんには、
年寄り猫なんて可愛くもないし寝てばかりで、
欲しがる人なんていません、と言われてしまいます。
とっくに可愛くもなく、ごろごろしてばかりのPutterさん、
やっぱり子猫は要らないんです…。

やっと見つけた年寄り猫と二人(?)、まったりしている描写が
たまりません。(Mr. Putter and Tabby Pour the Tea)

かと思うと、どうしても梨の御菓子が食べたいのに、
寄る年波で、たわわに実るわが家の梨を取ることが出来ないPutterさん。
昔とった杵づかで梨を取ろうとするのですが…
(Mr. Putter & Tabby Pick the Pears)

といった、ペーソスあふれるお話が展開します。

年を取ってしまったので、雪の日に外で遊べないPutterさん。
(Mr.Putter&Tabby Write the Book)

子ども時代の夢だった飛行機を手に入れるけど、
やっぱり子どもに譲ってしまうPutterさん。
(Mr.Putter&Tabby Fly the Plane)

Putterさん自身はそれはそれで諦めて、上手いこと他の楽しみを考えつくのですが、
年を取ることの哀しさは、やはり惻々と胸に迫ります。
しかし最後には、読者をほっとなごませて終わる。
ニクい、実に心ニクい展開のお話であります。

シリーズは10冊以上あるんですけど、読み出すと止まりません。
私のお気に入りは、上の 4冊以外に、

・Mr.Putter&Tabby Feed the Fish
意を決して魚を飼うことにしたPutterさん。
でも、ワクワクしてるご本人以外にも、ワクワクしてるのがもう1匹…

・Mr. Putter & Tabby Paint the Porch
いつも玄関先のポーチでお茶してるPutterさん。
いいかげんペンキを塗り替えようとするのですが、次から次へと邪魔が入り…

Cynthia Rylant著
Harcoutr Brace&Company
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Commented by elfarran_in at 2008-05-25 18:03
あ、なんか内容に不備があって削除してる間にマイナスが
付いてしまいました・・・すいません。
日本だと猫はおばーさん・・・てカンジなんですが海外は
おじいさんのが遭遇率高いカモ。。。
好きなモノの世界で勉強はイイアイディアかもしれません!
ドイツで見つけたドイツ語の絵本・・・
スウェーデンのスベン・ノルドクビストという作家さんの
子猫のフィンダスとペーターソンというおじいさんの話。
ものごっつつ気に入りました。邦訳が以前、出てるようです。
しかし絶版・・・・あぁ・・・
Commented by silverspoonsjp at 2008-05-26 00:23
☆エルさん、海外でも書店を覗かれてるんですね。ドイツ語まるで読めないので、邦訳がない本については全然わかりません。フィンダスのお話も知らなかったので検索してみたら、なんと日本版はJICC出版が出してたんですね…何かと御縁があったのでなつかしかったです。っていうか、絵本を出していたとはつゆ知りませんでした。
PUTTERさんシリーズは、猫もお年寄りなのがツボなんですよ…。
by silverspoonsjp | 2008-05-24 22:45 | 英語の本 | Trackback | Comments(2)