本と読書をめぐる冒険


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【田園調布】拍手のルール

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晴れて風がある日は、どうしても風に吹かれて食事がしたくなります。静かで、戸外にテーブルが出ていて、日陰が涼しくて、坂道があるのでいつでも心地良い風が吹いている-となれば、やはりここ、田園調布でしょう。

と行っても、目指すお店は大田区の田園調布ではなくて、世田谷区の「玉川」田園調布にあります。この地名-きっと謂われはあるんだろうけど、どうしても「パチモン」的な印象が拭いきれないのですが、なかなかどうして、趣味の良い家(←ギョッとするような豪邸じゃなくて)や手入れの良い庭のある、落ち着いた住宅街です。東急の奥沢駅が最寄りですが、印象としては、「梅ヶ丘」とか「豪徳寺」とか、小田急の沿線に似た感じです。

ここに、自宅の一角を使ったpate屋さんがあります。古い栃の木や柚子の木なんかに囲まれたテラスがあって、そこに座って木々のざわめく音を聞いていると、それだけで何も要らない…という訳にも行かないので、いちおう注文はして、後はただずっと、風の音を聞いていました。

そうやってずっと夕方まで本でも読んでいられたら、最高なんだけど…。

田園調布駅までも歩ける距離なので、そのまま、てくてく歩いていきました。
駅前の本屋さんで
「拍手のルール」
が大きく陳列されてて、あたりの雰囲気にあまりにマッチしているので思わず吹き出しちゃいました。

クラシック音楽を聴くときに、静かな曲が終わりきらないうちにいきなり拍手する大バカ者がいますが(ブラボーとか論外)、初めて聴く曲のときはフライングしそうで危険ですよね…。この本を見れば、どの作曲家のときにどうリアクションすべきか一目瞭然です(いや、それだけの本じゃないですが)。作曲家別に危険度がありますが、モーツァルトの「全曲安全」には笑わせて頂きました。

クラシックというとウンチク話ばっかりだったり、逆に、妙に啓蒙的な本が多かったりするなかでは、演奏家としての実感から出ている話ばかりで好感が持てますし、ギャグのスベリも少なく(え?)、面白かったです(←結局1冊立ち読みしてしまいました。ごめんなさいごめんなさい 今度別の著書を立ち読みしないで読みますからお許しください)

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(←田園調布駅の駅舎。地上部分超小さし。可愛いです)
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by silverspoonsjp | 2008-06-15 23:27 | 東京ところどころ