本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

七夕に想う

今日は七夕ですね。
東京は例年通り天気が悪く、やっぱり何も見えませんでした(日頃から何も見えないという説もあるが、それは無視)。

ずっと小さい頃からのことを思い返してみても、この日に星が見えた記憶はございません。

だって、そうですよねー。関東地方じゃ7月7日は梅雨のど真ん中ですよ。飛行機にでも乗らない限り、まず星を見るのは無理です。

どういう訳かは存じませんが、年中行事と実際の季節にはちょうどひと月程度のタイムラグがあるんですよね…。3月3日桃の節句って、咲いてませんって。(沖縄に合わせてるのか??)

こういう話をすると、すぐ「旧暦の方が日本の季節に合っていた、素晴らしい」って言い出す人が出てくるものですが、それもちょっと違うと思います。

太陰暦の1か月は月の満ち欠けに合わせており、太陽の運行とは関係ありません。しかし、季節は月ではなく太陽の運行と関係がありますから、月に合わせた暦はどんどん実際の季節とずれてきます。去年の3月23日は春分だったのに、今年は2月に春分が来るとか、そういう困ったことになるわけです。

仕方ないので、年のしかるべき途中に余りの日数を突っ込んで「閏月」を作る「太陰太陽暦」という工夫もしていますが(日本の旧暦も、この太陰太陽暦の一種)、それでも、同じ季節の現象が起こる日にちが、年によってかなりずれるのは避けられません。太陰太陽暦によって決まる中国の1月1日(旧正月)が、太陽暦から見ると毎年かなり違う日になっちゃうのが良い例です。

しかも、月の満ち欠けの1か月は端数なので、年のどこかで29日と30日の日を作って調節しなければいけません。小の月が2,4,6、11月に固定されている太陽暦と違って、太陰太陽暦だと毎年違うので、それを覚えるためのカレンダーまで作られたほどです。

国会図書館のHPで見ることができますが、なかなか面白いものですね。

…ということで、旧暦必ずしも季節を表すとは限らないとなると、ここでご提案はですね、おっほん、旧盆方式ですね。年中行事をすべて、有無を言わさず1か月繰り下げる!正月は2月1日、節分は3月3日、桃の節句は4月3日、端午の節句は6月5日、七夕は8月7日でどうだ!クリスマスは1月25日ですよ皆さん。

え、数字が奇数で揃わないと気持ち悪いって?だったら、月名を1か月前に戻してもらいましょう!明治改暦時にケチられた、1か月分の給料を払ってもらえるかも知れません。

なんか、ヨーロッパに行って時差のおかげで1日得した気がしたけど帰国したら1日損した、みたいな話ですね(違うかな…)。

記事のタイトルからロマンチックな内容を期待された方、すみません。荒くれ者でございまして…。
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-07-07 23:31 | プチ日記