本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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箔力展

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皆様ごぶさたいたしました。
HDDを取り替えたはいいものの、旧HDDの内容がさっぱり移行できず、
特にダウンロードで購入したソフトはほとんど使えなくなって泣きべそかいてた銀の匙でございます。

しかし、泣いてばかりいた訳ではなく(そりゃそうでしょう)、
やることはやっていた今日この頃。先週は、神保町にあります紙の専門店「竹尾」のショールームにお邪魔いたしました。

1階はサンプルをみて紙を購入できるショールーム、2階は小さな展示室になっています。
ただいま、「箔」を使ったブックデザインの展示で、出品者のお一人から教えて頂き、覗いてみました。

宮沢賢治の「注文の多い料理店」と「銀河鉄道の夜」のブックカバーを、箔押しを使ってデザインするというもので、現役の著名なブックデザイナーが競作しています。

本の表紙やお菓子のパッケージなどに、金や銀で文字や図案が印刷されているものがありますが、あれは「箔押し」という方法で作っています。スタンプみたいなものを作って、ホントの金箔銀箔で押すんです。あっ、誰ですか、本の表紙をこすり始めた人は!取れませんよ!!
(第一、売れませんて)

時々製本所の方から、「あぶらとり紙」と称する千代紙サイズに裁断した紙を頂くんですが、箔押しに使った金箔の台紙のリサイクルなんですねー。

金銀のほかに色を使った箔押しもあり、上手く使うととてもおもしろい効果が出せます。今回の出品作品でも何点か見かけました。

みみっちい話になりますが、箔を使うとインク代2色と同じ(かそれ以上)の料金がかかるため、4色フルカラー印刷プラス箔押しというのは、出版ではよほどゴージャスな装丁か、お正月特大号の表紙でもなければやりません。それ以外は、

1.箔以外の色を2色にして節約する。
2.紙を色紙にして刷り色は1色にする。(←特殊な紙はこれまた高いので)
3.箔っぽく見せて実は印刷にする。(実は結構ある)
4.あきらめる(←一番多いパターン)

というわけなので、今回は大変目の保養になりました。特に「銀河鉄道の夜」と箔押しの相性はばっちりで、思わずジャケ買い!なデザインばかり。あのカバーで読んでみたい…。

ということで、ようやくスキャナやIMEも使えるようになったので、ぼちぼち更新して参ります。よろしくお願いいたします。

「箔力展」
場所:竹尾 見本帖本店2F
期間;2008年11月10日(月)~12月5日(金)
    10:00~19:00(土・日・祝休)

詳しくはこちら
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by silverspoonsjp | 2008-11-23 00:07 | 本にまつわるエトセトラ