本と読書をめぐる冒険


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指輪物語エルフ語を読む/伊藤盡 著

a0003079_23383455.jpgついに、待ちに待った本が出ました!映画「ロード・オブ・ザ・リング」の日本語吹き替え版でエルフ語の監修をなさった、伊藤盡(つくす)先生のエルフ語入門書です。
先生が講師を勤めるエルフ語講座には遠くて行かれない…という方も、この本があれば、講座の内容をかなりつかむことができるでしょう。

エルフ語とは、J.R.R トールキンが創造した言語のことで、彼の著作にエルフがしゃべる言葉として登場します。トールキン自身は、この言葉の背景として「指輪物語」や「シルマリルの物語」を書いたといっているそうなので、物語をより深く知りたいなら、エルフ語を知ることが大切になるわけです。

「エルフ語」の入門といっても、中味は言葉のレッスンだけではありません。前半は、トールキンの言語創造と、その背景にある、言語学や神話についての解説があります。

たとえば、古英語を話したアングロサクソンの王家には実際に「エルフの忠言(Alfred)」
「エルフの友(Alfwine)」という名をもつ王族がいたとか。

後半はクウェンヤとシンダリン、2系統のエルフ語の説明になっていますが、ここにも、言葉を通して物語をさらに楽しむための蘊蓄が詰まっていて、ファンには必読の書となっております。

これを読んでおけば、森でエルフに会っても大丈夫!

ISBN 4-413-03488-0
青春出版社 1400円
四六判 240ページ
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by silverspoonsjp | 2004-08-02 23:52 | 「指輪物語」関連の本