本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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カテゴリ:素敵なヴィジュアルの本( 86 )

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本が面白くなかったら、ほとんどの部分が書いた人の責任だけど、雑誌が面白くなかったら、それは100パーセント編集者のせい。

どんな素材を選ぶか、どう見せるか、誰に何を頼んで、何を載せ、何を載せないか。

限られた時間でこれらを的確に按配するのは難しいし、だからこそ、成功した号には心から感動します。

実は、最初特集タイトルを見たときは、全然ピンと来なかったんですけど、よくある映画紹介かな、と思ってめくってみたら素晴らしくて、初めてこの雑誌を買いました。

見開きのカラーで、冬らしいテーマをひとつ選んだ記事があり、テーマにまつわる映画が、隅のほうに控えめに載っている、というつくりなのですが、まずそのテーマというのが面白い。

普通、冬にしたいこと、というと、温泉に入りたいとか、暖炉であったまりたいとか、スキーに行きたいとか、そういうことを思いつきますが、「白い器」とか「コペンハーゲンの自転車」「帽子」とか、冬でもないし、「したいこと」でもない、というオキテ破りの記事がかなり挟まっているのに、ちゃんと冬の特集っぽく見えるのがまずスゴイ。

しかも見開きごとに、まったくバラバラな内容を扱っているのにもかかわらず、ちゃんと統一感がとれているのがスゴイ。

だから、眺めていて単調な印象がないし、「雑」な感じもしない。

ひとつのテーマは2ページしかありませんが、その中で過不足なく新鮮な情報が提供され、いい按配にテーマが展開している。

たぶん、レイアウトのフォーマットと写真の色味は厳格に揃える代わりに、内容はゆるく作っとく、という方針なのでしょう。

以前に眺めたことがある同じ雑誌の映画特集とかは、全然こんな洒落た作りではなかったので、編集した人が違うか、編集方針を変えたんだと思う。

同じ素材なのに、腕利きの料理人が作ると一味違うって感じでしょうか。

ほとんどが、読む人のことはともかく、広告が取れればいいや、みたいな印象しか与えなかった昔の女性誌に比べると、今はちゃんと中身で勝負しようという心意気が伝わってきて、ぜひこういう傾向が支持されて欲しいなと心から思います。

次号は児童文学特集だそうで、ちゃんと児童文学ファンにも声をかけて作っているらしい。同様の丁寧な誌面を期待しています。
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by silverspoonsjp | 2015-12-29 15:28 | 素敵なヴィジュアルの本

続・デザビレの猫

a0003079_0183179.jpg東京、下町発のデザインの祭典、モノマチに行ってまいりました。日本発のものづくりや地場産業と組んだデザインを発信していこうということで、秋葉原駅高架下の2k540と台東区のデザイナーズ・ビレッジを中心に、千代田区や墨田区の工房や小規模なデザインショップなども参加して、プロダクツの展示や販売、各種イベントなどが行われています。

そこで見かけたのがこちら↑の小冊子。デザイナーさんが、仕事場にふらりと現れた猫の写真をまとめた本です。被写体の猫は、たぶん野良猫なんだと思いますけど、とっても自然体で、人間なんかふんっつて感じが、いかにも猫らしいです。

背景に映っているデザイナーズ・ビレッジの建物も、すでに廃校になった小学校ですが、洒落たモダンな造りで、とても素敵です。本のデザインが良いのはデザイナーさんが作ってるなら当然でしょうけど、写真も上手いなー。ご本人が撮ったのかしら。。。? 猫が好きな人じゃないと、撮れない写真ですね、これは。

これは「続」になっていますが、正編と、たぶんもう1冊くらいあって、どれにしようか相当迷いました。文庫版で薄いとはいえ、300円はお買い得です。他のも買えばよかったなー。

モノマチは明日5月25日(日)まで開催です!

詳しくはこちら
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by silverspoonsjp | 2014-05-25 00:19 | 素敵なヴィジュアルの本
世田谷の生活工房で開催されている展覧会の図録です。

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(展覧会の紹介は→こちら

「窓花」とは、こんな場所で室内装飾につかう切り紙のこと。
(以下、写真は展示から)
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↑どう見てもホビット村なんですけどコレ。

中国の黄土高原地帯は雨が少ないため、山に横穴を掘ってヤオトンという家を作っており、
そのファサードに、はさみだけで作ったこんな「窓花」を貼って飾りにするのだそうです。

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そういや昔、障子が破れたときに、障子紙で桜とか梅とか作って貼ってたな…とか、思い出してちょっと懐かしい。窓花は繕いもの用じゃなくて、新年とかの飾りですけど。

窓花は素朴なだけではなく、意匠は大胆、かつ繊細で大変面白いものですが、そのほかのちょっとした日用品などにも、同じように手が入っていて、良いなと思います。

本は窓花の図案もカラーで入っているほか、現地でのフィールドワークの様子や、工夫を凝らした生活の様子が素敵なカラー写真やイラストで入っていたりして、とても楽しめます。「河童の覗いた…」シリーズとか、考現学がお好きな方もぜひどうぞ。挑戦したくなった方のために、中の図案で作れる「窓花」制作用の用紙もセットされています。

丹羽朋子、下中菜穂 著 エクスプランテ 1,800円
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by silverspoonsjp | 2014-03-16 02:56 | 素敵なヴィジュアルの本
ひごろ(SF以外の)小説はほとんど読まず、(SF以外の)小説を読むとなったら重箱の隅をつつくようなところばかり熱心に追求しているのでございます。

世間にお仲間は少なくないと見え、小説に出てくる何ソレを取り上げて一冊にした、という本は探せば結構あります。まあ、普通はレシピとか、小説の舞台になった場所とか、そんなものなんですけど、もう少し考現学的な部分に注目した本を面白く読んでます。以前、インテリアで読むイギリス小説という重箱隅本をご紹介しましたが、あんたも好きね、の類書がこちら、イギリス「窓」事典でございます。

こちらは前者よりさらに隅度がアップしており、登場する窓の用語は300以上、取り上げた小説は187におよびます。も、ち、ろ、ん、「指輪物語」も取り上げられています(マニアックな箇所ですが)。

しかし、気になったから「窓」を集めただけなら、単なる趣味の本ですけど、思うに、インテリアが英国の人の内面を表すものだとすれば、外との境界であり、しかも自分は中にいながら、あたかも外とつながっているかに思わせてくれる「窓」というものが、小説の中でどのように使われているかをテーマに据えるのは、なかなか上手い着眼点ではないでしょうか。

「上げ下げ窓」(sash window)の説明を見ると、この窓の細部の名称から、材料も含めた歴史的な変遷、なぜこの窓が珍重されたか(換気のしやすさや窓辺に花を飾るときに邪魔になりにくいなど)の考察、「まだらの紐」を含む、このタイプの窓が登場する小説の一節が紹介されています。

「フランス窓」(French Window)の項目を見ると、サキの「開いている窓」の引用があり、このタイプの窓でなければならなかった理由が解説されています。

ただ、名称の説明の項目では、この「フランス窓」のように、なぜ小説中に登場するのが「そのタイプの窓」でなければならないのか解説しているのは例外で、ほとんどは窓自体の説明と、小説の引用だけで終わってるのはちょっと残念です。紙幅の関係もあるんでしょうけど…。ただし、映画で窓が出てくるシーンについて言及している時は、割合突っ込んだ解説が載っています。

特に面白く読んだのは補遺の「窓の歴史」以降で、windowの語源(「風」の「目」)から始まり、ガラスがなかったころの窓、ガラスの窓…と続きます。

そうそう、日本の窓もガラスの前は「紙」だったんですよね…家に和室がないから忘れてましたけど。イギリスではリンネルや油紙、牛の角を薄く切ったものなどが使われていたそうです。ガラス窓は高価で、留守の時は取り外して保管し、引っ越しの時は外して新居にもっていったとか。18世紀になってもまだまだ貴重なものでした。

そんなに高い贅沢品なので、窓には「窓税」という税金がかけられていました。取り付けられた窓の数に応じて税金がかかる仕組みで、しかも所有者ではなく居住者から徴税したため、税金を払えない店子が窓をレンガでふさいでしまった跡が今も残る建物もあります。税金対策のためか、検査が入るときだけ窓をふさぐという荒技もあったという話は、今も昔も変わんないなーといったところでしょうか。

しかし、一番ビックリしたのは、この信じられない税金「窓税」、名前こそ「窓銭」ですが、中世・近世のニッポンにもあった、というくだりでした。

こういう本、持ってて悪くないと思うのですが、お値段がビックリ税込9600円、まさか窓税included?(ああっ!ガラスを振り回さないでくださいっ!!)個人で買うにはちょっとした勇気が必要です。470ページもあるし、良い紙を使っているので法外とは言えないけど、それにしてもねえ…。

三谷康之著
日外アソシエーツ
A5判 470ページ
4816920757
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by silverspoonsjp | 2010-02-13 22:37 | 素敵なヴィジュアルの本

モーリス&Co.の見本帳

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2009年1月24日から開催の「生活と芸術-アーツ&クラフツ」展、ようやく東京へ巡回して参りました。

場所は上野の東京都美術館なので、混んでるかなーと思ったら、意外に人も少なく(寒かったですしね)、かなりじっくり見ることができました。モリスの住んだレッドハウスの再現展示やテキスタイルのパターン画、盟友バーン=ジョーンズの絵などおなじみのものもあれば、アーツ&クラフツ運動の影響を受けた、グラスゴーのマッキントッシュやウィーン・日本での展開まで含まれてなかなか盛りだくさんの内容。特にウィーン分離派ファンと致しましては、封筒やポストカードを見ることができて思わぬ収穫。

そして、当然、モリスと言えば本も気になります。詩の本など、初めて見る美しいものもありました。どうも用紙も普通の紙じゃなさそうだと説明をよく見ると、「リネン紙」となっています。それもかなり気になりました。

しかし、一番魅了されたのは、売店に売ってた、モリス商会の壁紙の見本帳です。現在、壁紙を生産しているのは別の会社だそうですが、日本の輸入元が、実際の壁紙の見本を貼り込んだ、とても綺麗なコーディネートブックを出しているのです。
(実物の写真が見たい方はこちら。

さすがに良いお値段だったので、眺めるに留まりましたが、眼福眼福。
展覧会は2009年4月5日までやってますので、お時間の合う方はぜひ。
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by silverspoonsjp | 2009-01-25 23:54 | 素敵なヴィジュアルの本
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買うと思ったでしょー?はーい、すみません、買いました!

旅・鉄道・北欧の三題噺で買わない人がいるでしょうか。鉄板企画ですよ、これは、良い意味で。(←最近、良い意味で、と付けるのが流行ってますが、「裏切られた」等、本来は悪い意味の言葉を発した上で、「良い意味で」と付け足したって全然フォローにならないから気を付けましょう)

あー、ともかく、この特集は編集に愛情が感じられて大変素敵です。
駅舎、車窓、車内の写真を載せてる特集はあるけど、駅務室のはあまりないでしょう?
運転席まで載ってるんですよ。地球の歩き方でもないのに券売機まで載せてるし。

時間軸に沿って載せてる体験記も良いですね。ついでに「北斗星」のパンフみたいに、その時間どこを通ったかも載せてくれたらさらに嬉しかったけど、まあ、良しとしましょう。

北欧の鉄道自体で感心することは、トータルデザインを徹底していることですね。ヨーロッパでは乗り物全般に言えますが、デザインコンセプトを建物からチケットまで貫通することは、移動の手段としての機能性という意味でも、常に移り変わる車窓を際だたせるというサービスの意味でも、優れた手法と言えます。

デザイン鉄道に乗って、北欧デザインめぐり。もう明日にでも出かけたくなること請け合いです。

スウェーデンのデザイナー、オーレ・エクセルの特集も入ってお買い得。

2008年夏号(No15)
えい(木偏に世)出版社
本体1200円
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by silverspoonsjp | 2008-05-30 20:05 | 素敵なヴィジュアルの本

ボヌール

以前に、ミュゼ浜口陽三で開催されていた南桂子の展覧会を見る機会があり、そのとき会場で見て以来、買おうかどうかずっと迷っていた画集でした。

気に入っていた鳥の絵が載ってなかった(泣)ということもあるんですが、荒くれ者なものですから、どうもこのメルヘンチックすぎる世界について行けない感じがしたからです。

もちろん、メルヘンチックに見えるというのはこちらの勝手な取りようであって、よく絵を見ると、ふわふわしたモチーフの中に驚くほど強固な意志がのぞいているのが、ありありと伺えます。

もう一度見てから考えよう…と、後日本屋に行くと、巻かれた帯に、谷川俊太郎の言葉が載っているのに気づきました。

物語は立ち止まり 詩は口をつぐむ
見つめる私たちを 見つめ返す絵…


これ以上的確に、この画の本質を捉えた言葉があるでしょうか。
中味の詮索はたちまちどうでもよくなり、この帯の文句を眺めるためだけに、
本を買ってしまいました。

恐るべし、谷川俊太郎!

南桂子 著
リトルモア
2940円
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by silverspoonsjp | 2008-05-21 23:39 | 素敵なヴィジュアルの本

私の保存食手帖

最近早く帰れるものだから、夕食も家で食べてます。
そんなの、当たり前じゃないー!とお叱りを受けそうですが、やっぱり帰宅が9時過ぎると、作って食べて10時半、毎日は疲れるんですよね…。
人間らしい生活をしようと思ったら長時間労働はダメだなーとしみじみ感じる次第。

ということで、この時期は例年、たまにしかやらない料理をやるもんですから、ダシを取ってみたり材料に凝ってみたり。まさに、男の料理ってヤツ?(←地道に料理をされてる男性の皆さまごめんなさい)

で、ついつい秋になったら使わ(え)ないのにー!と思いながら、ホームベーカリーを買ったり、電子レンジを買ったり(先月まで、トーストを焼いたり冷凍食品を解凍したりはガスグリルでやってたんです。目を離さなければ、流行りのスチームオーブンよりおいしくできるスグレモノなんですけどね…)、クック膳を買ったり、さんざん無駄遣いしてしまいました。(蛇足でございますが、クック膳というのは、電子レンジで使う調理用の容器です)

ちなみに、これってTVショッピングで売れてる商品なんですってね。TVも見ない拙宅でなんでクック膳なんか買ったのかというと、なんと使い方指南書とセットで、容器本体まで本屋で売ってたからなんですよ!!(すっかり丸善oazo店の策略に嵌っている) しかしまあ、おかげさまで大変重宝しております。買って以来、使わない日はないくらいの活躍ぶり。プラスチック製なのが微妙に気になるけど(同じ仕組みで耐熱ガラス製とか陶器製って出来ないのでしょうか…)

ええーっと、本題から逸れまくっておりますが、そんなお家でお料理ムード絶好調の折、またまた本屋で見かけてしまいましたのが表題の「私の保存食手帖」でございます。

初夏って一人暮らしを始める人も落ち着いたころだし、梅やらっきょうなど保存食用の食材が出回るので、こういう本を出すにはタイミングが良いんでしょうね。

春のいちごジャムに始まって、春夏秋冬、いろいろな保存食の作り方が50ほど載っています。それぞれの保存食を使ったレシピなども載っているので実際はその倍くらい使える感じ。

実際、ジャムだの梅酒や梅干しだの、別に本なんか見なくたって作れるんですが、この本は写真がキレイでレイアウトもすっきり素敵だったのでつい買ってしまいました。たぶん、編集側も眺めるだけの人をかなり見込んでるんじゃないかと思います。だって、料理本なのにカバーがマット加工なんだもん。普通、料理の本は濡れるからPP貼りにするでしょ?でも、この質感が、中味に絶妙にマッチしてるんですねー。

そして、去年、あの赤いフタがどうしても気に入らず、中味を飲み終わったら速攻処分してしまった梅酒ビンの代わりにフタまで総ガラスの梅酒ビンを「私の部屋」で買ってしまいました。

ああー、どこまでつづく、散財よ…!!(憎)

飛田和緒 著
扶桑社 1400円
ISBN 9784594056223
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by silverspoonsjp | 2008-05-15 20:23 | 素敵なヴィジュアルの本
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渋谷と原宿の真ん中にcinqというお店があります。良い物だけほんのちょっと置いてるお店で、行くとつい買い物をしてしまう非常に危険な場所です。

今日も乗り換えの都合上、吉祥寺で降りたので、あ、そういえばここの支店が出来たんだと思って、立ち寄ったのでした。

駅前の雑踏を抜けて、お店のあるあたりまで来ると、武蔵野らしいのどかな雰囲気に変わります。ホントに、会社がこの近くにあったら絶対武蔵野市に住みたいけど、そう上手くは行かないですねえ…。この辺に悠々と住んでる人から見れば、23区内に住む人の気が知れないでしょうね。

開店間際は(たぶん雅姫さんが)店内で撮影していたので、先に同じ通り沿いのお店で食事をしました。いつもならオープンエアのお店があれば迷わずそこへ入るんですが、途中にスウェーデンの国旗がかかってるお店があって、オープンと同時に人がどんどん入っていくので、思わずくっついて行きました。

さすが皆さまオススメの店(?)だけあって、おいしかったです!
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お昼も食べたところでお店に戻ります。そして、うっかり店に入ったが最後、つねづね買わなきゃと思っていたものがグッドデザインで並んでいるのを見てしまうのであります。しかし、これから私は乗り換えなければ!最終目的地は駅から往復30分以上歩くのよ!そんなゴッツイものを買っちゃダメ!!と自分に言い聞かせる、この辛さ。

連れに睨まれながら、お店を出ようとすると、これまたグッドデザインの脚立の上に、小さな本がありました。同じ本が、5色の違う装丁で作られていました。文庫本サイズながら上製、天・小口・地の三方を黒で染める、という何気に凝った装丁です。

ひらいてみると、北欧関係のショップで時折見かけるポットと、それをデザインした人の夫人へのインタビュー、素敵なアトリエの様子が紹介されていて面白かったので、即購入しました。
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夫人もデザイナーで、人真似をしないこと、という当たり前ながら商業活動をするうえではかなり難しいことを実践している人とお見受けしました。

なんとなく私家版っぽい本なので、一般の書店には置いてなさそうです。欲しい方はこちらでご確認のうえ、注文してみてください。
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by silverspoonsjp | 2008-05-02 21:38 | 素敵なヴィジュアルの本

Pen 2008年5月1日号

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以前、「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」というドキュメンタリーを見ました。
建築家フランク・ゲーリーの人と作品を紹介した映画で面白かったんですが、中でも、彼の代表作といえる「ビルバオのグッケンハイム美術館」は大変なインパクトがありました。

街にぎゅうぎゅう詰め込まれたみたいに見える独特のフォルム、
空の状態によって変化する不思議な素材を見て、一体実物はどんな風なんだろう、
と誰しも思うことでしょう。

今回、「oen」の表紙がこの美術館だったので、おやと思って手に取ったのですが、
その時点ではバスクとゲーリーは全然結びついていませんでした。だって、たいていは、「スペインにある現代美術館」って紹介されているんですから。ビルバオがバスクに位置するとは、まったく予想外でした。

最近、女性向けの本でいくつかバスクを紹介したものが人気です。
バスクの布、バスクの人、バスクの料理…
今回も、それらについて言及してはあるんですが、
いちおう男性読者を意識している雑誌だけに、少し変わった切り口だったのが奏功しているみたいです。

まず、昔のバスクを撮った写真というのに惹かれましたし、経済やスポーツに触れているのも新鮮でした。テロとか内戦とか、暗い印象しかなかったのですが、今となっては、行ってみたいなあ、バスク。

あ、第二特集の「スペイサイドめぐり」も良かったですよ。タイアップなのかもしれないけど、写真に旅情を誘われます。
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by silverspoonsjp | 2008-04-18 22:18 | 素敵なヴィジュアルの本