本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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カテゴリ:書店めぐり国内編( 38 )

代官山 蔦屋書店

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みなさま、こんばんは。またまたご無沙汰しておりました。
猛暑が一段落した昨日、渋谷に出たついでに代官山 蔦屋書店に行ってみました。

駅からほどよく離れたヒルサイドテラスの一角に、ガラス張りの、これまたほどよい高さの建物が点在しています。そのうち3つを蔦屋書店が占めています。

書棚と床は自然な感じの木でできていて、天井近くの吊り書架と、目線の高さまでの低めの書架がコンビネーションになっており、本の森に囲まれているといった印象です。

店舗の中は至るところに座れるスペースがあり、ところどころ、雑貨や食品などでコーナーを作っています。それぞれのコーナーが書架によってゆるく仕切られているため、どことなく森に迷い込んだようで、実際より広く感じます。お客さんも口々に、こりゃ一日じゃ回りきれないねー、と言っていました。

私も最初は探検家気分でワクワクしながら書架を見て回りましたが、仕掛け的には楽しいものの、どうも落ち着いて本が見られず、途中で本は諦めてテラスのソファでお茶する方にシフトしてしまいました。

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建物の周りには木がたくさん植えられ、贅沢なスペースの使い方です。そういえば建物2階にあるラウンジにも読み放題の貴重な雑誌が並んでいて、まったりできそうでした。ここは本を探しに来る場所というより、本が小道具に写り込んでいるラウンジスペースといった方が正しいのかもしれません。ヘタすると、蔦屋本体より、併設しているスターバックスの方が儲かっているかも…?

空間を広く見せてはいるものの、各コーナーはあまり大きくなく、本自体のプレゼンテーションがイマイチだった気がします。棚の編集がイマイチというべきか…。

一日いられる本屋さんであることは間違いないので、ここはさらに頑張っていただきたいところです。
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by silverspoonsjp | 2013-07-21 01:31 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(0)
金曜土曜は千駄木界隈とは思えないほど遅くまで開いている、大変良い古本カフェ。
しかーし、始まる時間が不定期(…)につき、昼下がりに行って開いてなかったことがしばしばあります(思わずドキドキした)。

地下鉄千代田線の千駄木駅を出ると、すぐ目の前が不忍(しのばず)通りです。ブーサンゴはこの通り沿いにあり、駅至近。

このあたりには、庶民値段でおいしいものを出すお店がいろいろあります。ということは、いったん嵌ったが最後、お昼を食べて、ブーザンゴで本を読んで、夜ご飯を食べて、ブーザンゴで本を読んで…と無限ループになる危険が多いにあるのですが、上手くしたもので、いつも千客万来なので(休みの日に行くせいかしら)、そうそう座れるとは限りません。

席数が少ないので、珈琲片手に1冊読み終わる、ということがしづらいのが唯一の弱点です。

中目黒とか、下高井戸にこんな感じのお店があったな、って気がする店構えなのですが、そこはそれ、場所が場所ですから。
先日は、おばあさんがカウンターに陣取っていました。(←昔取ったモガかも知れないので侮れない)。かと思うと、絶対に芸大生だと思うような子が座ってたり、客層のばらつき具合は昨日今日の新興住宅地ではあり得ないものがあります。

お店のある文京区千駄木、お隣の根津、そのまた隣の台東区谷中は「谷根千(やねせん)」と呼ばれる地域で今や観光地化しており、カメラ片手に下町散策の観光客が右往左往している不思議な土地柄。でも、不忍通りの辺は車もびゅんびゅん通るし、商店街は初台商店街っぽいし(←実名ですみません)私の思う、露地に三軒長屋、庭先には朝顔が咲いてるトロ箱っていう下町のイメージとはだいぶ違うんだけど…谷中の坂上とか、千駄木の奥の方とか高級住宅街だし…。

「谷根千」がどんなところかは、こちらの「Nostalgic TOKYO」さんのご紹介が素敵でわかりやすいです。

あと、下町というと良く言えば「人情に篤い」、悪く言えば「お節介」のイメージがあるかも知れませんが、このあたりの人たちは遠慮がちだし非常にあっさりしてます。そのいう意味では、いかにも東京っ子らしいです。樋口一葉ってこういう人だったのかな~?と思わせるようなお姉さんが多いのも特色の一つかも。

話がそれましたが、付近には大学が多く、若者が多数住んでるので、渋谷のFlying Booksみたいに、発信型のブックカフェがあると嬉しいなーと思う今日この頃です。

ここの本は通販しないようですので、ぜひ一度お店を覗いてみてください。
お店のHPはこちら
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by silverspoonsjp | 2008-06-02 23:10 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(2)

【吉祥寺】Book Shop 百年

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百年」といえば、何でしょうね。

すぐに思い出すのは「夢十夜」?
百年待っていてください…と死にかけた女の人に言われてハイハイと待っている…
(雰囲気が全然違うし)

それとも「百年の孤独」?
それとも「百年戦争」?
いずれにしても、長いような、短いような不思議な時間です。
それが店名になっているのでインパクト大。

ジョウロを買いに来て(うちの近くにはこういうもの全然売ってないんですよ…)、吉祥寺の東急百貨店の横をふらふらと歩いていたら、まず立て看が目に入りました。
「妖怪本」という文字にピピッと反応したのです(髪の毛が、じゃありませんが)。
次に、白い正方形に黒い文字で「百年」と書いたお店の看板が目にとまりました。
ちょっと前に流行った飲料のロゴみたいな書体です。
もうその段階で、入るしかない、といった感じです。

階段を上がると、さらにもう一回黒板があり(↑写真)、入荷した本などが書かれています。
吉増剛造が入ったようです。妖怪と良い勝負です(違います)。

ぱっとすぐ見渡せる、ちょうど良いサイズの売り場に、面白そうな本が並んでいます。
新刊も古本も等しく並んでいる、近年流行の品揃え。
吉祥寺という場所柄か、音楽や映画の棚にお客さんが溜まっていました。
入り口近くは断腸亭のステッカーあり、ムナーリ本ありとディープなセレクション。
かと思うと、お料理の本が固めておいてあったりして、キチキチに趣味に走ってないところが良い感じです。

お客さん込みでの、この颯爽とした雰囲気は、なかなか他の街では出せないでしょうね。
オシャレ系雑貨屋さんだけが吉祥寺じゃないという、中央線の底力も感じます。お店と街とは持ちつ持たれつ。こういう本屋さんが存在できる街が誠に羨ましいです。

HPはこちら
お、エキサイトブログも持ってらっしゃいますね。
そうか、店頭に出てない本もあるんですね。しかもすごーーーーーーく良い本が…。

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10MURATAビル2F
電話:0422-27-6885 
火曜日定休
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by silverspoonsjp | 2008-05-25 23:53 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(2)

【四谷】ドン・ポスコ

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専門書店というのは、門外漢にはただでさえ敷居が高いものなんですが、宗教関係というと高い敷居にプラス門の狭さが加わるとおぼしく、なかなか入りづらいものです。

その中では、キリスト教関係書店は入りやすい方なんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか…?

東京には、銀座の一等地に鎮座まします「教文館」、お茶ノ水のCLCなどの専門書店があります。前者には楽譜やCDを探しに良く行きますが、四谷駅至近のこちら「ドン・ボスコ」は、規模としてはこぢんまりしているものの、店構えなどもなかなか渋くてどことなくイタリアの街にある同業のお店みたいな感じ(?)というか、雑貨屋さんか手芸用品店みたいな感じで私は好きですね。

本当はありがたい教えや聖人の生涯などを記した本を買い求めるべきなのでしょうが、ついつい「巻き毛グッズ」に心を奪われてしまうのは、俗世間に生きる者として致し方ないところでございましょう(←おまえだけだろ、という天の声はこの際無視)。大天使ミカエルの木彫りフィギュアが何とも良いんですが…(お値段もお手頃ですし)。

わざわざバチカンまで行かなくても、バチカングッズがいろいろ揃うあたりはカトリック系の書店ならでは。その他、普通めったに見ることのない典礼用品や綺麗なメダイ、ロザリオほか教会グッズも揃っていて、しかも大変お求めやすい値段なので、通りかがったら覗いてみてください。にわか信者だからって怒られることはありませんので…。

どんなものがあるかはドン・ボスコ社のブログをどうぞ。通販もやってます。お店にはもっといろいろ置いてます。
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by silverspoonsjp | 2008-05-12 23:39 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(4)
皆さまこんばんは。

皆さまはどちらにお住まいでしょうか?関東?関西?海外だってネットならいつでも様子を知ることができますよね。

私は祖父の代からずっと東京に住んでいます。だから、出身地も田舎も東京。なので、この時期になると、とても寂しい思いをすることがあります。

年度初めのこの時期の寂しさは、盆・暮れに皆が出身地へ帰ってしまって東京がガラガラになる時期とは、また違った寂しさなんですよね…。

この時期は、新しく東京で生活を始める人がたくさん増える時期です。そういう人たちが、こちらが東京出身と知るや、口を揃えて言うことは、
「東京は汚い」
「人が冷たい」
「人が多すぎる」

ポジティブな話題でも
「お店がいっぱい」
「にぎやか」
「有名人に会っちゃった」

…よそから来た人には、ここはお店屋さんがある場所なのかも知れませんが、ずっとここで生活してる人だっているんですからね…。

わいわい来られて人が多くて困ってるのはこっちですっ!
自分が住んでないからってゴミをポイ捨てしないで下さいっ!
東京人は親切なんですっ!あなたが行くような場所では、あんまり出会わないだろうけど…。

ぜいぜい…

東京に昔から住んでる人は、食べ歩きには行かないし(食事どきは家に帰る)、
しょっちゅうブランドショップで買い物する訳でもないし、
東京タワーに上ることもないし、話題の何とかヒルズとか興味がないし、
たいていの人は、自分の住んでるとこ以外は知らないですよ。
たまに家に配達されてくる「サン○イリビング」とか読んで(タウン紙ですが、細かく地域別になってるので、近場のことしか書いてない)、へえー近くにこんなところがあるんだーとか、思うくらい。
下手すると、幼稚園から大学まで、区内で済んじゃう人もいます。
地味~に暮らしてるんです。当然ですけど。

同僚と話をしてたら、同じフロアに東京出身者は2人しかいませんでした(泣
しかも向こうは城東、こちらは城西、全然文化が違います。

でも、どちらのエリアも急速にマンションが増えていて、お隣の顔も知らず、
しょっちゅう住民が入れ替わる、郷土愛とか成り立ち得ない状況になっているのは似ています。
これで、他の地方の人に一把ひとからげに東京人は冷たいとか言われたら、
腹が立つより前に、寂しいですよ…。

それから、よくエッセイなんかで、東京は地方なんか相手にしてないとか書いているけど、
それは完全な誤解です。東京人はコミュニティが狭いんです。隣の区のことさえよく知らないくらいです。

これは東京 as No.1と思ってるからじゃありません。単に無知なだけです(爆
なんでそんな偉ぶってるふうに言われちゃうのか、不思議でしょうがないですね。書く人が勝手に決めつけてるだけなんじゃないでしょうか。
誰でもいいから東京の人に聞いてみてくださいよ。たぶんかなりの確率で「横浜に住めたらいいわね~(横浜は神奈川県です)」とか、言うと思いますから…。少なくとも私はそうなんですが…。

と、前置き(とグチ)はこの辺にして、私の考える東京らしい東京もちょっとずつご案内してみたいと思います。ご近所の散歩道みたいな場所ですから、遠くからわざわざいらっしゃるほどでもないですが、何かのついでに立ち寄れたら嬉しい感じの場所。

まずは、池袋~目白ルートを。

池袋と聞いて、思い出すのは「東は西武で西、東武」とか、「サンシャイン」のイメージでしょう。ですが、ここにはそれ以外にも、なかなか味わい深い場所があります。以前は「東池袋」がとても気に入っていたんですが、最近再開発で様子が変わってしまったため、今回は「西池袋」を御紹介致しましょう。

a0003079_22221013.jpgここにある「ボボタム」というブックギャラリーに用事があったので出かけました。

目白からの方が若干近いんですが、西武線の踏切を越えたら池袋という意識も手伝って、池袋から出かけることに。

ちょうど駅前の西口公園で、古本まつりをやってました。
それを横目にみつつ、まずは自由学園・明日館へ向かいます。
ここは芝生でお花見が出来るので春はにぎやか。フランク…ロイド・ライト設計の校舎が素晴らしく、それを利用していろいろなイベントもやっていたりして大好きな場所です。ちなみに、ここから目白にかけては、豊島区随一の住宅街。見事なドアを持つ古い平屋や、洋館風の不思議な建物などが並ぶ、池袋駅前の喧噪が嘘のような美しい所です。

そこを過ぎて、上り屋敷公園の近くを曲がると、目的地のボボタムがあります。こちらは本にまつわる展示をいつもやっていて面白いところ。駅からだいたい12~3分。

お店を出て西武線の踏切を渡り、目白地区に入ります。表示にそって歩いていくと、目白庭園という立派な門構えのお屋敷があります。ここが「赤い鳥」の社長、鈴木三重吉ゆかりの場所です。茶室はふだん入れませんが、外から覗くととても気持ち良さそう…。

さらに進むと、三重吉の旧居(現在は千種画廊)があります。そこからまっすぐ行くと目白通り。向かいには学習院の緑が眼に鮮やかです。
目白通りを右折して、しばらく歩いていくと、目白通りから右に入る小径の奥まったところに、森のようなものが見えます。

進んでいくとそこは何と、軽井沢…と見まごうばかりの別天地が。
ここは徳川ビレッジという住宅地で、鬱蒼と茂る木立の中に、これも木造(レトロモダンな感じの)家が建ち並びます。写真かなり下手くそですみません。もっともっと素敵なところです。
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良い地図がないかなと思ったら、大体同じルートを辿った地図が見つかりました。散歩してみたい方はこちらをご参照ください。
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by silverspoonsjp | 2008-04-23 22:47 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(0)
2ヶ月前に出来たばかりの売り場です。
センター街に面したCD屋さんHMVの6階にあります。HMVの本屋もあるので、ぶつからない商品構成になってるのかな?

渋谷は駅前の浅野書店がなくなったりしていっとき寂しかったのですが、街の性格に合った本屋さんが出来て嬉しいかぎり…というか、皆似てきてしまって却って没個性になってる気はしますが。

この支店の良いところは規模ですね。大きからず、小さからず。ちょっとしたソファコーナーもあって和めます。和書と洋書がジャンルに沿って同じ棚にあるのも、ABCならでは。

ここで初めて、penguin booksが出しているgreat ideasというシリーズを見ました。
古典中の古典ばかりのラインナップですが、デザインが可愛いです。(こんな感じ

ということで、とても気に入ったんですが、お客さんが少ないのが気になります。渋谷にはCD屋に併設された本屋が他にもタワーレコードの上、Tsutayaの上にもあり、前者は洋書の品揃えが豊富なこと、後者はマンガや軽めの本が充実しているところに特徴があります。HMVは音楽関連の洋雑誌が揃っているのが特徴だったのですが、ABCならではの特徴はまだ見えてこない感じです。場所が場所だけに、イベントや新企画などこれからに期待してます。

お店の詳細はこちらの公式HPで!
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by silverspoonsjp | 2007-01-24 23:42 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(0)
銀座松坂屋の地下二階にインテリアショップがあるんですが、その一角に設けられた本屋さん。真ん中に平台を置き、三方を白い書棚で囲んだ小さなスペースですが、とても気に入っています。好きな理由は、

・置いてある本がきちんと選ばれた、良質な本ばかりだから。
 配本されたから並べている、という受動的な品揃えでなく、手元に置きたいような本を揃えています。

・棚分類に工夫があること。
クレパスで描いたような書き文字で、旅、とか東京、いかにも読みたくなるジャンル分けになっています。

・開かれたスペースであること。
インテリアショップの一角にあるので、本に用事がない人でもひょいと立ち寄れます。

平台ではヴィム・ヴェンダースの尾道写真集、シャンテシネの映画、の2つの特集が展開されていました。大型書店に行くと疲れちゃう人に心よりお勧め致します。

finerefineのHPはこちら。「finerefine's clip」というコーナーに素敵な本の紹介があります。
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by silverspoonsjp | 2006-07-16 20:24 | 書店めぐり国内編 | Trackback(1) | Comments(0)
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京都ではちょうど哲学の道で蛍が見える時期だったので鑑賞してまいりました。実は蛍を見たのは初めて!薄暗いうちは、ちょっと光るモノは何でも蛍に見え、コインやガラスのかけらなどにも胸をときめかせておりましたが、本当の蛍は見誤りようもなく、くっきりした黄色い光で、豆電球が飛んでいるようでした。

あのあたりは月曜お休みの店が多く、夕食抜きかな~と思ってましたところ、今出川通りを銀閣寺へ向かう途中にオープンエアの気持ち良いお店がありました。
名前はNOANOAですけど、イタリアン。

一人はお茶だけ、一人は食事でもいいですか?
とか、
好きな席に座ってもいいですか?
とか、
東京でやったら店から叩き出されるかも系な要求にも嫌な顔一つしないばかりか、
前菜の前にちょっとオマケを出してくれたり(これが桃に生ハムのスライスを載せたもので、すごくおいしかった…)、
味見どうぞと、食器は2セット出してくれたり、
お茶を飲み終わったらさりげなく足してくれたり、至れりつくせり。
薫製はお店で作っているそうで、お料理に入っているタコの薫製やベーコンがおいしかったです。給仕をしてくださった方は的確なタイミングでお料理を出してくれますが、おっとりした、すごく感じのよいサービスでした。

「京都の男の人は、ふにゃふにゃしているけど仕事は良くできる」とは同行したわにの京男評でございます。

さて、関西の旅の最終地点はまた大阪です。土日休だった店を回ってみました。
写真↑のビルはCalo Bookshop&Cafe。雑居ビルの5階にあり、ちょうどいいくたびれ具合の店内も陳列の仕方も感じがよく、ちらほら現れるお客さんも洗練された感じで(私はかなり場違い)、良いお店でした。いつも何かイベントをやっているようで、大阪のこの辺が縄張りな皆さんが羨ましいです。

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同行者が別の用事をしている間ヒマになったので、最後に駆け込みで入りましたのがこのお店、大大阪。ダイビルという、東京でいうと旧マルビルのようなスタンスのレトロビルにある喫茶店です。

このビルをこよなく愛すオーナーが内装等を手がけたそうで、大阪にまつわるグッズや本がさりげなく並べられています。

中でも「大阪人」のバックナンバー「文士オダサク入門」がスゴいオーラを放っていて、つい手に取ってしまいました。恥ずかしながら織田作之助という名前すら知らなかったんですが、この雑誌を見て、ぜひ作品も読んでみよう、と思った次第。

他にもお客さんはいたんですが、オーナーが手がけた本をめくっていたら、お店の方に声をかけて頂き、いろいろ趣味が合うことがわかって、たちまち意気投合。帰京前の楽しいひとときになりました。どうもお世話になりました。お手紙書きますね!

これだから一人旅(2時間くらいだったけど)は、やめられません。
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by silverspoonsjp | 2006-06-30 22:23 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(2)
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続きまして参りましょう、関西書店めぐり第3弾(いえ、別に書店めぐりしに行った訳ではなかったのですが…)

せっかく京都まで来たし京都での予定が一つキャンセルになってしまったので、噂のソーイングテーブル・カフェに行こうと1泊目を大阪に変更しました。ついでにいくつか大阪の書店を見よう、と行きたいところをピックアップしてみたところ、土日が休みというところと月火が休みというところがあることに気づきました;

今日は、日曜やってるところの攻略です。
まず、一度は行ってみたかったトリトンカフェに寄ってみました(って、神戸じゃん)。東京人には俄に信じがたいことですが、大阪から神戸は都内の端から端まで行くのより短時間で行けるんです。

お店は道路側がカフェ、内側が本と雑貨のスペースになっています。東京でいうと…そうですねえ、渋谷のCINQの窓際に池袋のcafé pauseを足したような感じですかしら。こちらで発行している雑誌が好きだったので行ったんですけど、雑誌ほどユニークな感じではなかったような…。

そこから大阪まで戻って、今度は枚方のソーイングテーブルへ(旅行じゃなきゃこんなメチャクチャしませんね)。星ヶ丘という駅で降りて、急坂を登るとすぐのところに洋裁学校があり、その一部がギャラリーになっています。

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学校の建物をそのまま使っているので、とても懐かしい感じ。外は伸び放題の草花が生き生きと校庭を占領しています。

壁に貼られた絵をぐるっと見ていると、冷たいお茶を出して下さいました。可愛い絵はがきを一枚買って、のんびりした午後を過ごしました。…なんてことやっているうちに、チェックインの時間になり、「いとへん」にお邪魔できなかったのが心残りです…
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by silverspoonsjp | 2006-06-28 22:21 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(0)
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↑御覧下さい、このドピーカンぶり。

相変わらず凹んでいるうちに6月に入り、ふっとカレンダーを見ると「京都」というメモが。ああ、そうでした。今を去ること数ヶ月前、やっと大仕事が手を離れるので念願の桂離宮をみようと、予約を入れといたんでした。

はがきで応募するしかなかったのは昔の話、今やネットで簡単に予約が入れられます。予約のページはこちら。毎月の締め切りの日にはあっという間に予約でふさがってゆき、何度かトライしてようやく掴んだ参観のチャンスだったのでした。

桜のころや紅葉の頃は大変混んでいるそうなのですが、私はぜひ雨の桂離宮を見たいなあと思っておりました。

ところがですよ。

前日までの雨の予想は全くハズレて滞在中3日間は真夏を思わせるドピーカン。まさか係の人に

今日は 残念ながら 晴れてしまいました

と言われる日が来ようとは。

かんかん照りでもさすがに桂離宮は素晴らしく、そのモダンなしつらえを楽しませていただきました。写真は撮れないと聞いていましたが、参観の合間にちゃんと撮影時間が設定されていて至れりつくせりでした。撮った写真の公開は禁止ということでしたので、外の写真↑だけですみません。

桂離宮の維持で何が一番大変かというと、それは庭木なのだそうです。木がダメになると代わりを植えなければなりませんが、元の木と良く似た木を探さなければならないのだとか。代わりの木を探しておく専門の人がいて、庭の木と似た木を見つけると予約を入れとくんだそうです。

さて、京都では簡易宿泊所のような民家に泊まったので、夜ごはんの場所を求めてふらふらと彷徨いでたところ、ビストロ風のボードが出ている店を発見!

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おお、なかなかオシャレな店ではないですか?と近づいてみると、なんとそこは本屋さんでした(^^;)
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確かにここの名前は聞いたことがありました。ただ、写真で見た感じではもっとアングラ系のお店かと思っていたのに、こんな大通りに面したところにあってビックリ。ここで買った本についてはまた明日(何を引っ張ってるんだか)。

さてお題でございますが、京都の人って不思議ですよねえ?

1 不思議な人ファイル その1
ハモニカ吹きながら自転車に乗る人。

口笛を吹きながら自転車に乗る人は東京でも稀に見かけますけど、片手乗りのリスクを冒してまでハモニカ吹いてるってどうなんでしょうか。しかも哲学の道で。

2 不思議な人ファイル その2
うんちく垂れ こだわりの人。

吉田山に登る途中、立派なお屋敷の庭から庭師の声が聞こえてきました。どうやらお弟子さんを仕込みながら作業をしている様子…と思ったんですが、ハサミの音は一向に聞こえてこず、剪定してもいい箇所についてのうんちくをずーっと垂れていました。私たちが下山するときまでずっとです。

3 不思議な人ファイル その3
疑問な人。

疎水のあたりで蛍が見られるというので散歩しに行きました。夏至も近く、なかなか暗くなりません。と、前方から歩いてきたおじさんが、何やら話しかけてきます。
「いや、あそこなんですけどね、何だか蛍みたいに見えんですか?」
疑問文にはなってるけど、おじさんは絶対確信しているに違いない。

京都の人の話の持って行き方って奥ゆかしくないですか?(←あ、伝染った)
聞いて1時間ぐらいしてから、あ、さっきのジョークだったんだ!ってわかることもあったりなんかしたりして。
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by silverspoonsjp | 2006-06-22 22:30 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(2)