本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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The Little book of Kiwi

キーウィーはニュージーランドの国鳥です。かの国ではとても愛されていて、現地の人は自分たちのことを「ニュージーランダー」とはいわずに「キーウィ―」と呼んでます。

おしりがコロンと丸くて、いつもうつむき加減にエサを探すキーウィ―は、見た目にもとても愛らしく、ユーモラスな姿をしています。ニュージーランドのコインの意匠として使われているほか、国のあちこちでシンボルマークとして親しまれています。この本は、切手、道路標識、手すり、看板、ガラス瓶、ラベル、バス、手すり、と隙あらば、ありとあらゆる場所に登場するキーウィ―マークを集めたもの。64ページしかない小さな本ですが、お気に入り。

でもねえ、飛行機にキーウィ―のマークをつけちゃうって…気持ちはわかるけど、いつまでも飛ばなさそう。

Stephen Barnett
Random House New Zealand
ISBN 1-86841-526-4 
64p.
2002年 NZ$16.95 
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by silverspoonsjp | 2004-04-27 19:40 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(10)
間違えました。関係ないカテゴリーにしかも複数回送っちゃいました。恥ずかしい。
コメントの間違いは取り消せるのに、トラックバックの間違いはどうやって取り消せばいいのでしょう~。すみません。
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by silverspoonsjp | 2004-04-25 23:50 | Trackback | Comments(0)

mini book Hana

a0003079_23148.jpg近頃ちまたに流行るもの…オシャレ古書店、ミニコミ雑誌。
古書店は昔からあったし、ミニコミ誌も昔からあったけど、前者は新規参入の人が多いところが新しく、後者は発行者がイラストレーターだったり、書店主だったりというあたりが新しい展開でしょうか。

こちらはスリム手帳くらいのサイズの小さな雑誌。大阪の女性がコツコツ発行しておられるそうで、写真の号はバックナンバー(Vol.4)です。ベルギーやイギリス、日本の本の街が紹介されています。

今、5まで出ているそうです。不定期発行で、取扱店も限られているようなので、手に入れたい方は恵文社一乗寺店のサイトなどで探してみてください。私は渋谷ブックファーストで買いました。

ISBN4-90237-08-9 本体750円
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by silverspoonsjp | 2004-04-25 23:02 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(2)

働き者。

【映画の原作ニュース】ピーター・ジャクソン「キング・コング」の次は「ラブリー・ボーン」?

Hamchuさんのブログ「見てから読む?映画の原作」からのニュース。LotR三部作の時だって、席が温まる暇もないほど忙しかっただろうに、本当に良く働くお方です。先々を見越して企画しておかないと、実現までにはすごく時間がかかるものなのでしょうが…。LotRのスペシャル・エクステンデッド版DVDの製作もしっかりお願いね、PJ。
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by silverspoonsjp | 2004-04-24 09:08 | Trackback | Comments(0)

人体の不思議

いつもは大変元気な上司。ところが、今週末突然、
「耳が聞こえない」
と言い出しました。同僚は「作業計画を提出して説明を始めたら、耳に手を当てて良く聞こえないというジェスチャーをするんで、冗談かと思った」と笑ってます。

冗談じゃないっす!

以前に知人が同様の話をしていたのを思い出しました。新人だった頃、その人の左隣には嫌な先輩が座っていて、いつもチクチク嫌みを言ってたそうです。そうしたら、そのうち左の耳が聞こえなり、慌てて医者に行ったところ、処方は
「今日これからすぐ会社を休みなさい」
だったそうです。
放っておくと本当に難聴になります、と医者に脅かされたのだとか。怖いですね~。

とにかく上司には、皆でお願いして休んでもらいました。突然プロジェクトが増えたので自分でも気づかないうちに心労が溜まっていたのでは?唯一の救いは、聞こえない方の耳が私側じゃなかったってことかな…。
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by silverspoonsjp | 2004-04-24 08:58 | Trackback | Comments(2)
日本人は“日本人論”が好き」だと、揶揄を込めて言われたりします。自分が人からどう見られているか、気にしすぎなのだと。
確かにそういう面はあります。でも、自分の場合、ついついその手の本を読んでしまうのは、そこに「不思議を見つける心」を感じ取れるからなんです。
 日常生活の中で、いろいろ発見ができればいいのですが、見慣れたものは往々にして素通りしてしまうもの。当たり前だと思っていることに疑問を投げかけてくれるのは、やはり外部の目なのではないかと思うのです。
 
本書の著者・バーバラ・ルーシュ氏は、アメリカ、そして日本でも、日本文学といえば平安や江戸のものしか注目されていなかった時代に、日本の「中世」に関心をよせた、鋭い眼力の持ち主です。
彼女は「中世」研究を進めるうえで、手垢のついた観念(下剋上、暗黒の時代、幽玄、わびなど)、方法論(階級主義など)、史料を採らず、新しいアプローチを試みています。その結果、階級を越えて広く日本の中世を覆う価値観や精神のエッセンスを提示しているのです。
 
そういうわけで、全体に渡って非常に刺激的な内容ですが、『平家物語』や奈良絵本に触れた章の一節をご紹介します。

…日本の中世小説をアメリカの大学院の学生に読ませたときの反応を披露したいと思う。彼らは、物語が終わりに近づくまで、ときには深く感動し、結構楽しみながら読む。しかし、物語が終わりに近づくにつれて態度が急に変化し、読み終わるや否や怒り出すのである。なぜ、この主人公はああしなかったのか、あんなに苦しんで努力したのに、なぜ最後に運命に身を委ねたのか、なぜ最後まで自分に忠実であろうとしなかったのか、というような質問を発し、物語の終わり方に納得しようとしない。こうした反応を目の当たりにするたびに、わたくしはいつも国民性の違いの恐ろしさを痛感する。国民性とか、ある国民の世界観といったものは、普段はあまり表面に出てこないだけに、ひとたび表面化した場合の問題の大きさにびっくりさせられる。

読んでるときは気づきませんでしたが、抜き書きしてみると、まさか学生に『指輪物語』を読ませたのでは(^_^;)と一瞬思うような内容ですねー。もちろん違いますけどー。)
著者は、日本人の国民性が一番よく現れているのは室町時代の小説であるといいます。当時は御伽草子全盛の時代でした。これらの物語群に、著者は日本人の創造性を見るわけですが、詳しくは、ぜひ実際に本書をお読みになっていただきたいと思います。

ISBN 4‐8124‐0738‐9
210cm  288p  思文閣出版 1991年


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高畑勲『十二世紀のアニメーション』
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by silverspoonsjp | 2004-04-22 20:26 | 人文科学の本 | Trackback | Comments(5)
神保町でどこか一軒、面白い本屋さんをお勧めするとしたら、まずはここを推しますね。
地方・小出版流通センターの直営店。小さな店内ですが、地方で出版された本がずらりと並んでいて壮観です。

印刷出版業は東京の地場産業とも言われているだけに一層、地方出版の本は貴重だと思います。また、大手取次のルートには載らないようなレアな出版物が多く置いてあるところも面白いです。手作り感覚の雑誌とか、お宝がザクザク埋もれている感じです。店員さんもとても親切で、一聞くと十返ってくるのでつい話しかけてしまいます(忙しいのにごめんなさい)。出版社や著者が直接尋ねてくることが多いらしく、その方面のエピソードにも事欠きません。雑誌もよそではあまりお目にかかれないものばかりです。地方の情報誌や「出版レポート」などの業界誌を見ることができます。

サイトもとても充実しています(こちら)。特に「イベント情報」のコーナーは重宝しています。

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-15(すずらん通り沿い)
TEL.03-3291-8474
FAX.03-3294-8065

営業時間:
月・火   10:00AM~6:30PM
水・木・金 10:00AM~7:30PM
土     11:00AM~6:30PM
(定休日 日曜・祭日)
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by silverspoonsjp | 2004-04-21 19:06 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(0)

闘いの現場より

a0003079_234248.jpg昨日はRadio Headの日本公演最終日に行ってまいりました。限りなく催眠作用を発揮するアルバム「アムニージアック」が大好きな私。新作中心のステージだろうとは思いましたが、静かな大人のライブであろうといそいそ会場に向かいました。

会場の約半分はあろうかという広いアリーナを目にした瞬間、いや~な予感がしましたが、残念ながらその予感は大当たり。ゆるゆるした開場前の雰囲気は、トム・ヨークの登場と共に一転、押すな押すなの大雑踏に変身してしまいました。皆、どんな曲であろうとも踊る!と誓願を立ててきたものらしく-いや、変拍子で踊ったっていいんですけど、別に。ただ、皆の拍の取り方がバラバラでモグラ叩きみたいにひょこひょこ飛び上がるので、ランダムに足を踏まれて大変でした。

しかも何の嫌がらせか、アルバムでは静かな曲をダンサブルにアレンジしてくれたりしてお客は大喜び。日本語のニュースをサンプリングしたりして大サービスです。しかし脈絡なくステージに殺到する人波にもまれ、歌を聴くどころじゃありませんでした。幕張メッセは音が天井に逃げるので、音楽を聴くには最悪。それに、何でレディオヘッドを聴きに来て、黒門前のたたかいを体験しなければならないのか!それは今日ではないっ!

ま、トムの軟体動物踊りと、シンプルだけどカッコいいライティングが見られたから良しとしますか…。
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by silverspoonsjp | 2004-04-19 23:43 | Trackback | Comments(0)

レアアイテム

a0003079_122045.jpg昨日、急用で新幹線に乗りました。日帰りな上に全然楽しくない用事でしたが、
どんな用件であれ、列車に乗れるのは無条件に嬉しかったです。
で、ぼんやり車窓を眺めていると、珍しくもアンケートへの協力を求められました。
出発地、行き先、乗り換える予定の列車…etc.、機械的に記入していって、
「他の交通機関でなくJRを選んだ理由」のところで手が止まりました。

1.JR以外の交通手段がないので 2.便利だから 3.安全だから
4.他の交通機関が満席だった …等々

しばらく選択肢を吟味した結果、自由記入欄に「列車が好きだから」と書くことにしました。謝礼は記入時に使った「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」のロゴが入ってるシャープペンです。これって売ってるのでしょうか?なかったらレアものに入るのかなあ?何か嬉しい…。
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by silverspoonsjp | 2004-04-18 12:21 | Trackback | Comments(0)
こちらも恒例、図書の祭典「東京国際ブックフェア」が今年も開催されます。
最終の土日には一般参加者も入場できます。いちおう、入場料1200円ナリがかかりますが、こちらで応募しますとご招待となり、入場無料になります(FAX03-3344-2400からも取り寄せられます)。ただし、登録が必要になりますが…。他の展示会の案内なども送ってくるようなので、条件を良く読んでご応募くださいませ。

確か、以前は造本装幀コンクールとか専門セミナーとか、出展者同士での取引などが中心の催しだったように記憶しているのですが、今回のチラシなどを見ますと、それらは引き続きあるものの、メインは即売会、という様相を呈しているようですね。

割引価格で本が買えるフェアの中では、出入り口付近の児童書フェア、向かって右側の壁際、人文・社会科学書と自然科学書のフェアは、普段お目にかかれないだけに貴重です。洋書のバーゲンも行われます。また、4月24日(土)の14:30~15:30まで会場内で行われるセミナー、「『書物復権』書物の果たす役割」は法政大学の田中優子さん(「江戸の想像力」の著者)が講師なので、聞く価値ありかも。入場無料です。

なお、多少なりとも「指輪物語」に関連する出版社・書店で出展予定のあるのは、
岩波書店、角川書店、紀伊國屋書店、日本洋書販売、およびイギリス、アメリカのハーパーコリンズです。ニュージーランドのブースもあるようですが、どんなものでしょう?それぞれ、関連書を出展してくれればいいんですけどね。

開催日時:2004年4月22日(木)~25日(日) 10時から18時
一般公開日:24日、25日
会場:東京ビッグサイト(お台場)
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by silverspoonsjp | 2004-04-17 02:37 | 本にまつわるエトセトラ | Trackback(1) | Comments(1)