本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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誰もいない高速道路

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a0003079_187538.jpg皆様こんばんはー!

今年もお世話になりました。本年も残すところあと6時間。皆様にとって、どんな年だったでしょうか。

今日、東京地方は大雪でした。10センチくらいは積もったのではないでしょうか。ビルの上から見るとバラド=ドゥアは雪雲に隠れています。下界を見下ろせば、白く雪が積もり車が一台も走っていない、珍しい首都高の様子が望めました。

私は、前半は中つ国で思う存分遊び、後半はその分、仕事漬けでございました。
本のブログをはじめた割には本をあまり読まない1年でした… f ^^*)

このお正月休みには、これまで積読状態だった

「イングランド労働者階級の形成」と
「聖像画(イコン)と手斧」

を読破したいと思ってます。しかし…どっちも文字通り漬物石になりそうな本だこと。
それでは、来年も良い本との出会いがありますように!
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by silverspoonsjp | 2004-12-31 18:09 | プチ日記 | Trackback | Comments(2)
メリークリスマス!

土日にかけて、ちょっと実家に帰ってきます。年末に行く、といったら、クリスマスの方がきれいだから、そっちにしなさい、と言われたもので…でも、今年は雪も降ってそうにないし、あまり東京と変わらないんじゃないかと思います。っていうか、ずっと東京に住んでたくせに、年を取ってから寒いところに移住するなんてどうかと思うんだけど…。空気の良いところに住みたいというところまでは理解できるんですけどね。

それでは皆様も素敵なクリスマスを!
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by silverspoonsjp | 2004-12-24 08:54 | プチ日記 | Trackback | Comments(2)
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トールキン教授のお友達、C.S.ルイス教授の「ナルニア国ものがたり」が映画化されるということで、公開まであと1年半もあるのに、もうチケットが売り出されました。

そのニュースは随分前に聞いたんですが、どこで売ってるのかがさっぱりわからず一体何なんだろう?と思っておりましたところ、本日たまたまピカデリー系の映画館に行ったら売っていて、思わず買ってしまいました。切符が綺麗なんだもん…しかもこれ、はば130,長さ220ミリもある、ずいぶん大きなチケットなんです。

紙にシボがあるので、とても高級な感じです。おまけにCDサイズのカレンダーがついていて、いずれもポーリン・ベインズさんの絵でした。原作の挿絵から取ったと本館BBSで教えて頂きました。うーん、本当にきれい。この方の挿絵は「ビルボの別れの歌」にも載っていて、同じくとても素敵でした。

私同様、どこでチケットを買えばいいかわからない方もきっといらっしゃるのと思うので、
書いておきます。全国2000枚限定らしいので、お早めに。渋谷にはまだありました。錦糸町は売り切れだそうです。

丸の内ピカデリー
渋谷ピカデリー
新宿ピカデリー
新宿ジョイシネマ
池袋シネマサンシャイン
上野セントラル
錦糸町シネマ8楽天地
吉祥寺セントラル
MOVIX本牧
川崎チネチッタ
梅田ピカデリー
梅田ブルク7
千日前国際劇場
アポロシネマ8
MOVIX京都
神戸国際松竹
名古屋ピカデリー
福岡中洲大洋
札幌シネマフロンティア

なおチケットにかんする問い合わせは メイジャー(03-3541-2508)で受け付けているとのことです。
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by silverspoonsjp | 2004-12-23 21:36 | プチ日記 | Trackback | Comments(4)
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最近、洋書はネットで買うことが多くなったけど、店頭売りが無くなってしまったら、タイトルを知ってる本しか買えなくなるので困りますよね。東京堂も洋書はやめてしまったみたいだし、タトル商会まで和書を扱いだしたりして、神保町の新刊書店で洋書を買うのはどんどん難しくなってきています。

そんななか、三省堂書店神田本店の洋書売り場は、すごくメジャーでもないけど、インディーズでもないような作家のビジュアルブックを何気なく置いているのでときどきチェックしに行きます。

この本はミニサイズの本ですが、「魔笛」のミヒャエル・ゾーヴァが絵を描いていて、とても目立ちました。可愛らしいのは服を着たウサギだけで、色や絵柄はどことなくメランコリックな感じです。悪意すら感じられる絵もあります。
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ドイツ語なので話がさっぱりわかりません。でも、良い本を扱ってるのに売れなかったら、どんどん売り場から駆逐されちゃうんだろうな、と思い、仕入れの人へエールを込めて買ってみました。

家に帰ってネットで検索したら、ちゃんと評論社から翻訳が出てました。「エスターハージー王子の冒険」・・・??あなたは王子様だったのね、ウサギさん。
そんなファンタジックなタイトルほどは甘くない、寒々とした石造りの建物の背景が魅力的な絵本です。(挿絵は本文(たぶん)21ページから。この本ノンブルがないわ…)
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by silverspoonsjp | 2004-12-21 23:52 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(10)

賢者の贈り物

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12月のこの時期は贈り物のシーズンですね。不調法者なので気の利いたプレゼントとは縁遠く、いつも、センスの良い贈り物をされる方を羨ましく思っております。

もういくつ寝るとお正月…なのは日本の子供に限らないらしくて、クリスマスをカウントダウンするアドヴェント・カレンダーなるものもあるそうです。写真のお茶は頂きものですが、毎日違う種類を1パックずつ飲んでいって、飲み終わるとクリスマス・イブというもので、さしずめアドヴェント・ティー?でしょうか。洒落たプレゼントですよね。

「指輪物語」にも、贈り物のシーンがいくつかあるんですけれども、指輪仲間の皆さんの贈り物にまつわるお話も、本の中のエピソードに劣らず印象的でした。
奥様が指輪ファンだというので、わざわざ出張先からグッズを買ってきてくださった旦那様のお話とか、このブログのコメントで頂いた、旅先でもらったクリスマスプレゼントのお話とか…。

贈り物の習慣では、アメリカに行ったときに、もらった包みはすぐ開けなさいと言われたのにびっくりしたことがあります。もらった方はちょっとオーバー??と思うくらい喜んでみせるのが礼儀みたい。

中国では、わざわざあなたのために用意しました、というのが礼儀です。つまらないものです、とかついででしたので、みたいなことを言うと相手を尊重してないことになってしまうからです。

日本では奥ゆかしく、「つまらないものですが」といって差し出すのが常識だと思っていましたら、前にTVで「近所で評判のお菓子なのでお持ちしました」「お好きだと伺いましたので」などと一言添えるのが本当のお作法だと紹介していました。知らなかった…;

皆様はプレゼントにまつわる思い出ってお持ちでしょうか…?
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by silverspoonsjp | 2004-12-16 21:58 | プチ日記 | Trackback | Comments(0)

SEE上映チラシ

a0003079_22445577.jpg皆様こんばんはー。

性懲りもなく、今日はロード・オブ・ザ・リングのコンサートに行ってまいりました。2日目でリハーサル済だったせいか(?)ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団による演奏はなかなか良かったです。弦パートは情感あふれる演奏で文句なし。金管はちょっと繊細さに欠けましたが華やかな音で、本家のロンドン・フィルより良かったと思う曲もありました(ことに、暗めの曲が…;)。ハワード・ショアの指揮ぶりもパワフルでございました。…でもね~。夏の「あの」演奏がスタンディング・オベーションで、今回の演奏ではまばらにしか立つ人がいないって、演奏の質から考えたら逆でしょう。

前回で懲りた人が来なかったためか席にはだいぶ空きがありましたし、演奏の前日に買えばど真ん中の前の方が買えるのに、先先行で手数料まで余計に払って買うとさほど良い席ではなかったそうで、そういう販売方法って、どんなものなんでしょうね。このコンサートを先にやっていれば、さぞかし評判が良かったでしょうに…。「指輪物語」関連の催しって、やってくれるのはファンとしてとても嬉しいんですけれど、どうも後味がすっきりしないことが多いです。

さて、会場では、指輪映画関連ではこれが最後のイベントになるかもしれないSEE上映のチラシが配られていました。公演案内のチラシと一緒に配られたので、受け取らなかった人もたくさんいたかも…。今度は4時間強、なんとしてでも途中に休憩を入れていただきたいものです。
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by silverspoonsjp | 2004-12-12 23:00 | プチ日記 | Trackback(2) | Comments(6)
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スコットランドといえば、まず「タータン」。日本語では「タータンチェック」と言っていますが、英語では「tartan」というと、肩掛けplaidやスカートkiltからなる民族衣装そのもの、あるいはタータンチェックの織物を指すそうです。

本書によるとこの言葉の語源は恐らくフランス語のtiretaineから来ており、もとは毛と麻の混紡を指しました。16世紀はじめに使用例が見られるとのことです。

当時フランスとスコットランドの支配層には直接のつながりがありました。例えば、少年王ジェームズ5世の摂政として選ばれたのは、フランス生まれでフランスの提督であるオルバニー公ジョン・ステュワートでしたし、もちろん、それ以前にも、スコットランドとフランスの間には長きにわたる同盟関係があったのです。そういった関係から、この言葉もスコットランドに持ち込まれてきたのでしょう。

言葉の由来だけではなく、タータンはスコットランドが通ってきた歴史を象徴しています。いまでこそ、スコットランド人の正装として知られ、その模様は各クランによって違うなどとまことしやかな話が流通していますが、格子模様はもともとヨーロッパ各地にあり、よそで廃れたあとも、この辺境の地では作られ続けたというのが真相のようです。18世紀に入って、スコットランド貴族のイングランド詣でや商業主義の台頭、エキゾチックなスコットランドへの憧れなどなど、もろもろの要素によってタータンは民族衣装の地位へ上りつめます。ここにも、スコットランドの歴史を動かすイングランドの影が見え隠れしています。意外や(?)ロマンチストだったヴィクトリア女王もタータンがお気に入りだったようです(写真は当時の王室の衣装。本書p. 63から)a0003079_0514092.jpg

タータンの歴史については類書もほとんど同様の記述なので、恐らく定説化しているのでしょう。各氏族の模様について、さらに詳しく解説している大部な本もありましたが、スコットランド旅行の最中だったのでそんなものを買うわけにも行きませんでしたし、本書はINAX BOOKLETくらいのコンパクトで手ごろなものながら、図版の印刷が綺麗で、紹介もよくまとまっていたので買いました。

著者はスコットランド国立美術館の近代スコットランド史担当キュレーターだそうです。

TARTAN
Hugh Cheape著
ISBN0-948636-70X
National Museums of Scotland
£5.99 96ページ
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by silverspoonsjp | 2004-12-11 23:53 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(2)
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うらわ美術館の感想をさぼっているうちにもう次の展示が…。今度は江戸川橋のリムアートにて、「フルクサス」の特集があるそうです(図版はお知らせのハガキから)。作品集やポスターの展示販売があるとか。

そういえば、外苑前のワタリウムには実際の作品がおいてありますけど、あれは本じゃなくて「オブジェ」の値段ですもんね。今回はどうでしょうか。ちょうど階上のup-linkで面白い上映もやるみたいだし、ぶらっと行ってみようかと思っています。

2004年12月10日(金)~29日(水)
早稲田鶴巻町574 富樫ビル1F
03-5228-7508
www.limart.net
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by silverspoonsjp | 2004-12-09 23:50 | プチ日記 | Trackback | Comments(0)

わたしが寝てる間に…

本の紹介は時間切れのためお休み。

今年の10月は仕事ばっかりしてました。おかげでサイモン・モーレイの展覧会を見逃しました…いまさら遅いけど悔しいから書いとこ。

サイモン・モーレイはオックスフォード大学で歴史学を、ロンドン大学で芸術学を修めた人で、
書籍をかたどった「ブック・ペインティング」というシリーズの作品があります。

サイモン・モーレイについてのサイトはこちら。本を模したデザインにぐっときますです。
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by silverspoonsjp | 2004-12-06 23:24 | プチ日記 | Trackback | Comments(4)
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今日、久しぶりにプールに行ったら、窓から富士山が見えました。まるで銭湯に来たみたいでした(標高?の高いところにあるプールなんです)。都心で富士山を見たのは久しぶりです。私があれは富士山だと説明しているにもかかわらず、連れは「あの山、富士山じゃないですよね?」と周りの人に話しかけていました(おじさん、「本当に似てますね」とか合わせなくていいから、ガツンと言ってやってください)。

さて、今週は、旅行記と連動しまして、この秋にスコットランド旅行に参りました際買い求めました本を中心にご紹介させていただきます。と申しましても、その前の年に、観光旅行だというのに大量に本を買い込んで顰蹙を買ったため、今回はほんの数冊しか買えなかったので、すぐ終わっちゃうと思いますが。

さて最初のエントリーはこちら、
「Scottish Teatime Recipes」でございます。
絵葉書サイズの小さな本で、おみやげに類するものらしく、本屋よりみやげ物屋でよく見かけました。

スコットランドのお茶菓子のレシピで、34品紹介されています。バタースコッチ・ビスケット、
スコッチパンケーキなど、愛郷心あふれるレシピがいっぱい。
でも、8オンスの小麦粉を用意して、325度に熱したオーブンに…とか言われてもなあ
…と突っ込まれるに違いないと予測したのか、
最後のページにちゃんと単位の対照表が載ってるのがエライ!


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この本のおみやげ本たるゆえんは、愛郷心あふれるレシピのみならず、ところどころに挟まれたスコットランドの田舎の風景画にもあります。
こちらはインヴァネス・シャイア、グレン・ネイヴィスの風景。ほとんどこの挿絵を楽しみたいがために買ったようなものです。とっても安い本の割には、2色刷でお買い得でした。
スコットランドへいらしたら、おみやげに是非どうぞ。

Johanna Mathie編
Sutton Palmer 絵
48ページ SALMON
ISBN 1-898435-18-9
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by silverspoonsjp | 2004-12-05 23:46 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(2)