本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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baton その2

「Sextans 好奇心のコンパス」crannさんからバトンを頂いておりました。
映画音楽で♪ということでしたので別館の方でお答えしてみました。
crannさん、お待たせしました。すみません。
出かけ先にはbatonが行き渡ったみたい。「笑っていいとも」で次に電話する人が
いなくなっちゃったみたいな感じ?
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by silverspoonsjp | 2005-06-30 23:09 | バトンいろいろ | Trackback | Comments(0)

Musical Baton

chubb's chamberchubbさん、Diary NoteDADA.さんからmusical batonを頂きました。ありがとうございます。

こういう企画はさらっと答えるのがカッコいいんでしょうけど、こと音楽に関しては思い入れが強すぎて、とてもとてもそんなこと、できませんわ…。

ちなみに、crannさんから「映画音楽で」とご指定を頂きましたバトンはこちらでお答え致しました。

音楽に関する4つの質問
1 現在自分のパソコンに入っている音楽ファイルの容量
2 最後に買ったCD
3 いま聴いている曲
4 よく聴く、または特別な思い入れのある5曲


バラードよりは、グルーブのある曲が好きです。グルーブって何?と聞かれると答えづらいけど、「グルーブがある曲」は自分を取り巻いて回転してるように私には聴こえます。あるいは、聴いていると自分が回っているように感じるというか…。酩酊するってこんな感じかな?というノリがあるんです。お酒を飲まない代わりに、音楽を飲んでるのかも…。

1 現在自分のパソコンに入っている音楽ファイルの容量
22GB。ほとんど圧縮していません。バックアップ用にとiPodを買ったのに、そこからハードディスクには書き戻せないことを発見。ショック大きすぎ…クラッシュしたら、また1枚ずつ入力し直すのね…気が遠くなりそう。もう一つ心配の種はカセット。持っている音源のほとんどがカセットなので、早いとこデジタルに変換しないと、テープが伸びて聴けなくなってしまいそうです。

2 最後に買ったCD
System of a down (システム・オブ・ア・ダウン)「Steal this album」(スティール・ディス・アルバム)a0003079_035482.jpg
2曲目のinnervision が特に気に入ってます。11曲目のHighway Songも好き。


3 いま聴いている曲

Everything but the girl(エブリシング・バット・ザ・ガール)「Walking Wounded」 (へ?「哀しみ色の街」…邦題つけるのも良し悪しだわ…)a0003079_0341915.jpg


夜が更けてくると聴きたくなる曲。トレイシーのクールで気怠いボーカルと、ドラムン・ベースのノリのミスマッチが面白い。リズムに良く乗った歌詞も好きです。
それにしてもAmazonの試聴ファイルって音が悪いですね…。これを聴いたら買おうと思ってた人もやめちゃうんじゃないかと、ひとごとながら心配です。

4 よく聴く、または特別な思い入れのある5曲

5曲!それは不可能…。そうだ、バトンを2本頂いたから、倍でも良いですよね(掟破り)。

竇唯(ドウ・ウェイ)「黒夢」(ブラックドリーム)表題の曲を初め、彼の音楽はどれも好きです。プロモーション用のMTVを見たことがあるんですけど、音楽も映像も暗くて不思議な色彩感覚と強烈なグルーブをもっていました。オルタナ・ロックの要素が強いですが、ロシア音楽風、レゲエ風、ラップ風、中国の伝統音楽などが、彼一流のセンスで絶妙にミックスされています。特に好きなのはドラムの音。シャープで冷たくて、聴いているとリズムのラインが銀の線になって見えるようです。歌詞も素晴らしい。

The Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)「Rotten Apples: Greatest Hits」 a0003079_0355232.jpg
90年代にロックを聴いた人なら必ずや通る道、と言われておりますスマッシング・パンプキンズ。通る、ってことは、たいていの人はここを出てっちゃう訳で、いうなればロック界の太宰治のようなものでしょうか(?)。でも私にはどうしても彼らが卒業できません。キャッチーな中にもそこここにヨーロッパ的なメランコリーが沈殿している曲調で、アメリカのバンドと知ったときには本当に驚きました。

よし、では聴いてみようか、と思われた方は、ぜひアルバムを通して聴かれることをお勧めいたします。狂ってるとしか思えないパッションととろけるような叙情性が交互に現れるのがスマパン最大の特徴。どちらかだけでは聴いたとは申せません。このアルバムはベスト盤ですので、「鶏を絞め殺したような声」とも称される(怒)ボーカル、ビリー・コーガンのシャウトと猫なで声の波状攻撃を思いっきり堪能することができます。16の「Try Try Try」はアルバム中一番好きな曲。素晴らしいグルーブ。イギリスあたりで夏にさあっと降ってくる雨に洗われたような、回転する遊具に乗っているような、そんな気持ちがします。飛行機が離陸するときにいつも聴く曲。

Rediohead(レディオヘッド)「Amnesiac」(アムニージアック)a0003079_0364794.jpg
トム・ヨークの煙るような歌声と、物静かな音楽が霧のように立ちこめてくるアルバム。気持ちが落ち着いているときでないと聴けませんが、飽きることがありません。



Dervish (ダービッシュ)「At the End of the day」(アット・ジ・エンド・オブ・ザ・デイ)a0003079_063458.jpgアイルランドのトラッド。ケルト風のメロディーラインが好きで探しているんですけど、妙に現代風な味付けのものがあるかと思えば、いかにも民族音楽してますといった作りが鼻についたりとか、なかなかこれというのに巡りあえなかったのです。
このアルバムは器楽曲と女性ボーカルの曲が入っていて、古拙な味わいと、現代生活にも合う選曲が良い1枚。ボーカルの気取らず優しい歌声が好きです。

Queens Of The Stone Age
「Rated R」
a0003079_071265.jpg退廃的という言葉の真の意味を知りたければ、このアルバムをお聴き下さい。メンバーのうち誰かは絶対クスリをやってるに違いない。いや、全員か?と思わせる、実に奇妙な音楽です。ポップですけど。普通ポップスって、イントロがAでサビがBだとすると、ACBCBとかACBCとか、そんな風につなげますよね。この人たち、ものによっては
Aメロ→Bメロ→Cメロ→Dメロ(あれ?)→Eメロ…
と出かけていったっきり二度と帰ってきません。何拍子だかも全然わかりません。ヘンです。絶対ヘン。大体なんですか「子羊の脚」って。そんなタイトルの歌、お姉さんは知りませんよ。

ドビュッシー「ベルガマスク組曲」一番好きな音楽のジャンルは何か、というとそれはたぶんクラシックなんですけど、CDはこれしか持っていません。CDで聴くクラシックって、何だか別の音楽のような気がしません?まあ、いいステレオがあれば話は別でしょうが…。

ワイセンベルクのドビュッシー、評はさんざんですね。ははは。ドビュッシーはつっけんどんに弾いてナンボです。ワイセンベルクくらい突き放しているのがよろしい。思い入れたっぷりの甘ったるい解釈のは聴いていられません。硬質で蒼白い「ベルガマスク組曲」は夜光る鉱物のような美しさです。

Pulp(パルプ)>Common People(「Different Class」所収a0003079_039399.jpgこの曲、友達の家で映像を見ながら聴いたんですけど、もう最高。ボーカルのジャーヴィス様のバカっぽい踊りが素敵すぎです。その場に居合わせた全員がハマってしまい、「コモンピ~プル♪」と歌い踊りながら何十回も観ました。隣の部屋の人!悪い友達でごめんなさい。

FOUR TET(フォーテット)
Unspoken(アンスポークン「Rounds」所収)a0003079_082982.jpgときどき何かに取り憑かれたように、CDのデザインだけ見て買う、いわゆるジャケ買いをすることがあります(響きが恐ろしく「ヤケ食い」に似ているのはなぜでしょう)。そしてたいていハズします(T T)。これもまさにそんな1枚。ジャンルとしてはエレクトロニカ(と言う割にはアコースティックですが)かと思いますが、聴いてるうちに、あんたたち、自分さえよければいいと思ってるでしょ?と詰めよりたくなるノイジーな音楽。ところが中に1曲、もの凄く気に入った曲があったのです。

それが「Unspoken」。ピアノとタンバリン、ドラムの音を中心に、船をこぎ出すような感じで音楽が始まります。途中に入るカウベルのような音、モビールのふれあうような音…聴いているうちに、強い風に吹かれながら、通り過ぎていく家畜の群れを見送っているような、寂しく不思議な気分になります。何度も何度も繰り返し繰り返し聴いてしまいます。(アマゾンのこの曲のファイルの音質は割とマシです。もちろん原曲の雰囲気の10分の1くらいしか伝わらないけど…)。

CORNELIUS(コーネリアス)「Point」(ポイント)
「ファンタズマ」より、こっちの方が好き。気持ちのいいリズム、グラスにはじける泡のようなボーカル、響きの面白い歌詞。聴きながらいろいろな映像が頭に浮かんでくるアルバムです。

浮世繪「愛花的少年」(リンク先は利用したことがありません。ごめんなさい…)浮世繪は香港の男性二人のユニット。ジャンルは…オルタナ…うーん、何て言ったらいいんでしょう。ボーカルが重い質感ので夜の雰囲気はありますが、ダイナミック。まさにこのジャケットの絵の感じ。電子楽器の使い方が上手いです。三拍子で、鮮やかな雨の中のネオンを思わせる曲「憂傷的美有誰知(憂傷の美を誰か知る)」、洒脱な「無力再回首(もう振り返る力がない)」とか、面白いです。

Beyond「亜拉伯跳舞女郎」(アラビアン・ダンシング・ガール)a0003079_091661.jpgBeyondは香港の男性4人のバンド。アマチュア時代に「再見理想(理想よさらば)」という自主製作のテープを作って解散のはずが、プロデューサーの目に止まってデビューしたという話を聞きました。このアルバムがたぶん1stだと思うのですが、それまでのアングラなイメージから一転、ポップスに…っていうかキワモノ?に走ったため「ロックの裏切り者」とかなんとか、評論家からさんざんなこと言われたらしいです。アラビア調の音階に広東語の歌、そりゃキテレツなことは認めますが(でもこのタイトル曲、好きだも~ん・笑)、インディーズらしい骨のある曲もたくさん入ってます。ボーカル黄家駒は本当に素晴らしい。このアルバムでも「泣きの家駒」の本領を発揮しております。もうすぐ彼の命日。心からご冥福をお祈りします。

長々とすみませんでした…ほかにもエイフェックス・ツインとかオウテカとかシガーロスとか好きなものが多すぎて収拾がつかなくなりつつあるのでいい加減やめます。

さて、もたもたしているうちに、皆様もうバトンを受け取っていらっしゃるご様子。ここは一つ、掟破りついでに質問を置いておきますので、答えてみよう、と思った方はバトンを拾って前進してくださいませ!拾った方はもしよろしかったら、この記事にTBしてくださいね。

ではでは!

音楽に関する4つの質問******************************

1 現在自分のパソコンに入っている音楽ファイルの容量
2 最後に買ったCD
3 いま聴いている曲
4 よく聴く、または特別な思い入れのある5曲
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by silverspoonsjp | 2005-06-27 00:09 | バトンいろいろ | Trackback(2) | Comments(10)
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その辺に猫がいると、つい目がついてってしまう、という程度には猫好きでありますが、ちまたの猫愛好家の皆さんに比べればまだまだ猫好きの入り口にも立てない私。

でさえ、この本を見た瞬間、ハートがグワシとワシづかみに!なんて絵になるんでしょう、ヨーロッパと黒猫って…。よくほら、人形を旅行に連れて行って、一緒に風景写真を撮るっていうの、あるでしょう?あれはあれで好きなんだけど、でも生きた猫にはかないませんよ。

旅先で猫を見かけると何かトクした気分になるのに、常にフレームの中に猫が!それは良い旅だったことでしょう。著者は、猫と旅すれば具体的に何かもっと良いことがある、と心の奥底では期待してたみたいですが、旅先で特別ちやほやされることはなかったみたい。その辺の醒めた描写も、ネコの愛好家にふさわしいクールさなのが良いのであります。

ネコと旅行に行くなんて、検疫だとか飛行機だとか、大変なのでは?と誰しも思う疑問にも答えてくれます。エアラインで犬猫の搭乗は普通のサービスなのだとか。

「なので遠慮は要りません。もちろん猫のやる気も要りません」

なんかこう、猫的な文章でしょう?
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写真がとってもいいし、レイアウトも、たまに入っているイラストのぺージもとても良い感じです。ブルースインターアクションズといえば、ジャック・タチの本とか雑貨の本とか、結構あるみたいなんですけど、ブラックミュージックとかPファンクの本を出してるとこだと思ってたのに…この方面ではひとかたならずお世話になったので、不思議な気持ち。

ところどころ、猫とは関係ない話題があります。ヨーロッパの車のデザインはなぜ派手か、とか、時間があって何かを探す旅に出るとしたら、インド放浪じゃなくてホームセンターめぐり、とか。めちゃくちゃツボに入りました、この本。著者の方は全く存じ上げませんが、「ぼくの伯父さん」的な方を想像してしまいます。

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平松謙三 著 
blues interactions
1600円
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by silverspoonsjp | 2005-06-21 23:36 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback(1) | Comments(14)

【西荻窪】興居島屋

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西荻窪で、先にたどりついた方の古本屋さんはこちら。「ごごしまや」とふりがなが振ってあります。実は北口を出てから道を間違えておりまして、だんだん人通りがなくなってきて寂しいな、と思ったあたりに突然出現した本屋さんです。

向かって左の棚が絵本。右の棚にはアート系の本を中心にいろいろ置いてあります。へえ「Studio Voice」って随分前からあったんだ…と驚いてみたり。

ここも稀覯本より買いやすい本が中心で、ゆっくり出来ればいろいろ見つかりそうな本屋さんでした。後でまた来よう、と思ったのに、まさか手持ちのお金(って言っても3000円でしたが…)を次のハートランドですって(?)しまうとは…無念!

というわけで、お買い物をしなかったため、住所はよくわかりません。
駅の北口から垂直の道沿いです。
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by silverspoonsjp | 2005-06-19 22:14 | 書店めぐり国内編 | Trackback | Comments(4)

【西荻窪】ハートランド

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東京・中央線沿線の西荻窪は、アンティーク屋さんの多い町として知られています。
そしてそして、古本屋さんも10数軒あるという、良いところ。

今回は近くの阿佐ヶ谷に行ったついでに2軒に立ち寄りました。
というのも、2軒目で予算を使い果たしてしまったからです(T T)

雀の涙をしぼりとって下さいました古本屋さんの名前はハートランド。
最初にお店の外装を見たときは、洒落た古いレコードを扱っているお店かと思いました。
入ってみると、すぐ入り口が平台で、両壁際が背の高い本棚、真ん中が低い本棚と、探しやすいレイアウト。

高価な本よりも、これは面白そうだなあと思わせる本が並ぶ、
吟味された空間になっています。どういうわけかほとんど新品のような雑誌が置いてありました。バックナンバーが揃っているのではなくて、何冊かだけしかないと、歯医者さんで読むものがなくてつい手を伸ばしてしまうような感覚で、ついつい眺めてしまいます。

結局、普段は手に取らない雑誌を数冊買い、地方出版の本を数冊買ったら予算がオーバーしてしまいました。

すごくスタイリッシュにしてあるわけでもないし、かといって雑然とした感じでもなく、自然体。奥にはカフェが併設されています。せっかくだから1杯飲んでいこうかなと思ったけど、暑かったのと、お店の人がもの凄い勢いで入力作業をしていたので、お邪魔しちゃ悪いかと、やめてしまいました。代わりに駅前のドトールのテラスで本を広げてたら、お店の人やら通りがかりの人やらが気さくに話しかけてくれて面白かったです。いいなあ、西荻。

杉並区西荻北3-12-10
03-5310-2520

12:00-21:00
水曜休
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by silverspoonsjp | 2005-06-18 01:10 | 書店めぐり国内編 | Trackback(2) | Comments(2)