本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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Arne 10号

a0003079_2245476.jpg2002年9月創刊の小さな雑誌。
最新号は2005年12月発行の第14号です。

編集・発行はイラストレーターの大橋歩さん。
編集者だの何だの、中間に挟まってる人がいないせいか、
ブログ的といいますか、個人色がはっきり出ています。
こんな雑誌を作りたいという思いがそのまま形になった
すがすがしい作り。

情報は多すぎず、
背伸びせず、目の届く範囲の手作り感覚が今風です。
大橋さんのコラムや本は、覚えている限りではずっと
こういう雰囲気だったので、やっと時代が追いついたというべきなのか…。

ちょっと良いなあと思う本屋さんや雑貨屋さん、
コーヒー屋さんなどには必ずと言っていいほど置いてあるので、
底辺にきっと何かつながるものがあるのでしょう。

大橋さんの本はとても品がある一方で、
趣味が良く、観察眼が鋭い中高年女性にありがちな、
どこかイジワルな視線も感じられ(そんなことないよ!と皆様おっしゃるでしょうが)
(勝手に)苦手に思っていた一時期もありました。

この歳になって、ヘンに気を回す人よりは、
本音をはっきり言ったり書いたりしてくれる人の方が
ありがたいということに、ようやく気づいた訳ですが。

で、この号はバックナンバーなんですが、
村上春樹さんの自宅について取り上げていたので、買った号です。
ファンだからというよりは、なるほど文章もお住まいも共通するセンスをお持ちなんだなあ、
と感心したためです。同じ場所に住んだり、同じものを買いそろえたり、
あるいはこのお宅を譲り受けて(そんなことあるはずないけど)住んでみたりしたところで、
絶対こうは行かないなあとしみじみ思った記事でした。

発行所 イオグラフィック
定価525円
アルネのHPはこちら
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by silverspoonsjp | 2006-02-26 22:16 | センス・オブ・ワンダーの本 | Trackback | Comments(4)

漢声の年画本

a0003079_2233741.jpgすみません、続くとか言っておきながら、回線が落ちてしまい、遅くなりました。では引き続きまして漢声雑誌発行の本から。

こちらは「戯{歯句}年畫」という上下冊のもの。お値段は2520新台湾元でございます(現在のレートは1台湾ドル=3.6円)。

お芝居の名場面を集めた年画の本です。年画というのは、ドアなどに貼って飾る絵のことで、毎年旧正月に貼り替えます。縁起を担いだ絵柄やお芝居の絵などが主な画題で、たくさん作るために木版画で刷られています。中国各地に名産地があり、絵を見ただけでどこのものかすぐわかるほど、はっきりした特徴があります。この本でも産地別の編集になっています。

見開きに1場面の絵を配し、上に場面の解説、下に絵の解説を入れたレイアウトになっています。

作者は王樹村さんで、この方は中国大陸では年画の権威として有名な方です。台湾の出版社なのに、どうやってお願いしたのでしょうか…。
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by silverspoonsjp | 2006-02-19 22:47 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(4)
a0003079_2262015.jpg「エスクァイア」の3月号「美しい本230冊」の特集を読んでいたら、台湾の出版事情が出ていて、懐かしいなあと思いつつ読みました。漢声ってまだ頑張ってたんだ…!

90年代の初めに香港・台湾の出版物に凝ってた時期がありまして、その頃いろいろ集めていたのです。当時、西武百貨店が香港への出店に熱心だったこともあり、香港のアラン・チャンがデザインしたパッケージやグッズが東京でも売られたりしていました。

台湾では、出版物では漢声、音楽では水晶唱片というレーベルが凝ったビジュアルのものを作ってました。水晶は台湾独自の音楽を集めていたんですが、漢声の方は中国大陸の失われゆく風俗を記録したものが中心でした。

外から眺めた方が、ある場所独自のものというのは探しやすいものですが、台湾では、ようやく中国の一地方、というスタンスを脱却して、台湾自身のアイデンティティが語られはじめた時代だったので、漢声雑誌のコンセプトには-確かに優れた本作りでしたが-一種複雑な感想を持ったことを覚えています(といいつつも、台湾へ行ってはいそいそ買ってた訳ですが)。

上の写真はその一冊で、1920~30年代の上海カレンダーを紹介したもの。ちょうど90年代のはじめにこういったレトロデザインが注目されたこともあり、当時としてはタイムリーな企画でした。分厚い紙製ケースに図版編、解説編、手記編(ノートとして使える本)の三冊が収められています。

中国紙に刷られた上海ガールは、ウォン・カーワイの映画「花様年華」さながらのモダンなチャイナドレスに身を包み、愛嬌を振りまいています。

ここに載っているカレンダーはどれも広告のために作られたので、絵の中には商品が紛れ込んでいたり、商品名が別記されていたりします。中国美女と「カルピス」「日清製粉」「ヱビスビール」なんて組み合わせもありますが、食い合わせ悪そう…。ってことで明日につづきます(たぶん)
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by silverspoonsjp | 2006-02-17 22:30 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(0)
a0003079_21565011.jpg東京は世田谷文学館で行われています展覧会の図録です(展覧会自体の感想はこちら)。

表紙の裏に刷られたコメントと略年譜、装釘本リストをのぞき、「暮らしの手帖」誌の抜粋のみという、潔い内容。実家に帰れば載ってる号全部あるからいいや…。と思って買うのをやめようかと思ったけど、文字がぼんやりして読めない分、サムネイルを見るようにレイアウトのバランスがよく分かり、そのセンスに唸ります。で、結局買っちゃいました。

カタログなので1300部しか作ってないそうです。お入り用の方はお早めに。

A5判 128ページ 1300円
世田谷文学館 発行(カタログ)
通信販売あり
くわしくは こちら
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by silverspoonsjp | 2006-02-12 22:31 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback(4) | Comments(14)

リトルプレスの楽しみ

a0003079_143491.jpg
ここのところ、かわいいなあと思う本はたいてい「ピエブックス」の発行なので驚いてます。発行元自身がタイトルを地でいってると思うんだけど。リトルプレスというのは発行元の規模の大小じゃなくて、目の届く範囲で、作り手が楽しめる規模で本を作るところ、と読みました。

載っているのはどれも作り手の愛情に溢れた、手作り感覚の本ばかり。
チェコ好きの雑誌「ツックル」、カナカナの旅の本などが紹介されています。写真主体なので、見る楽しみがいっぱい。

ここで紹介されている本は渋谷のブックファーストや神保町のふくろうブックステーションなどで扱いがありますほか、ジュンク堂書店池袋店9Fで、「リトルプレスの楽しみ」として2月4日~3月中旬までミニフェアが行われ、バックナンバーも売られるとか。

10年前くらいまでは、友達とつるんで小さな本を作り、コミケで売るのがささやかな楽しみでした。売れ行きはさっぱりでしたが、趣味のオリジナル本を売る場所というとコミケしか思いつかなかったのでありました(^^;) 

当時はまだ、オリジナル詩集とか東ヨーロッパの新体操について本(?)とか、ユニークなテーマの本を売るブースもたくさんあったんですが、昨今は萌え系ばかりで肩身が狭そうです。

あまり凝らなければ、本を作るのは意外と簡単です。印刷と製本をプロにお願いするわけですが、紙を選んだり、刷り色を選んだり、印刷に立ち会ったりと、本が好きな人ならハマルこと請け合い。ああ、何かまたやりたくなってきた…。

リトルプレスの楽しみ
柳沢 小実 / ピエ・ブックス
1680円
ピエ・ブックス
ISBN 4894445026
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by silverspoonsjp | 2006-02-11 02:10 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback(1) | Comments(0)

イメージバトン

「大福写真帖」のゆきみさんからイメージバトンを頂きました。

Q1 バトンを回してきた人のキーワード

「最後通牒」

バトンの経過は↓
バーベキュー→カニ→白砂→砂丘→海→太陽→ひまわり→種→スイカ→うめぼし→和歌山→みかん→ あたしんち→猿山→赤ちゃん→フレンチブルドッグ→おばあちゃん→ボーリング→ハイタッチ→アメリカ→カジノ→ドラクエ→スライム→キング→トランプ→マギー審司→ジュエリーマキ→後藤真希ちゃん→モーニング娘→テレビ東京→旅→駅弁→牛タン→カルビ→脂肪→カプサイシン→カタカナ→ひらがな→日本→アンジャッシュ→おぎやはぎ→メガネっこ→のび太くん→夢→寝坊→二日酔い→ウコン→サプリメント→美容→ヨガ→マドンナ→注射→ワクチン→ラクチン→温泉旅行→会席料理→日本酒→芸者さん→ジャパニース→ジャニーズ→光GENJI→短パン→ぴちっぴちっ→Gパン→普段着→Tシャツ→無芸大食→自分→ぐーたら →なまけもの(動物)→木の上→秘密基地→仮面ライダー→変身→女優→ハリウッド→プリティ・ウーマン→最高の笑顔→笑福亭鶴瓶→お笑い芸人→吉本興業→ ダウンタウン→ニューヨーク→自由の女神→贈り物→赤ちゃん→生命→誕生→感動→スポーツ→精神統一→格闘技→K-1→ランドセル(桜庭選手のパフォーマンス)→ピカピカの一年生♪→ドラえもん→えかき歌→アンパン→アンパンマン→永遠のアイドル→聖子ちゃん→sweet memories→ケンちゃんの恋→男フェロモン撒き散らし→黒く澄んだきれいな瞳→優しい微笑→石川悠→命を預けられる男→岩城恭介→雪→花嫁衣裳→団地妻→訪問販売→「いま誰も居ません」→千載一遇の好機→背後→ピストル→セフティ解除→セフティ解除→最後通牒

Q2 その人がまわしてきたキーワードから連想するものを1つ挙げる

「宣戦布告」

イメージ貧困…。

Q3 最後にバトンを回してきた人に、一言

いつもお世話になっております。お返事遅れてすみません。
「執事バトン」の方は如何でしょうか。
「しつじ」と言ってるつもりでどうしても「ひつじ」と言ってしまうので、
「執事カフェ」も「羊カフェ」になりそうな予感です。
そういえばニュースでオーディションやってましたね、執事の…。
しかし、全英でも70人しかいない絶滅危惧種なのに、極東でそんなにたくさん
見つかるはずもなし…てなお話をしているとすぐ夜10時11時になりそうですが、
また遊んでやってくださいませ。

Q4 次にバトンを回す人3人
バトンを止める常習犯ですみません。面白いと思った方、次へリレーお願い致します!
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by silverspoonsjp | 2006-02-09 21:47 | バトンいろいろ | Trackback | Comments(0)
こんばんは。仕事で本郷三丁目に行って参りました。

駅を出てすぐ、大きな交差点の角に老舗の和菓子屋さんがあり、
場所が場所だけに、いつもは満開への願いを込めて
「サクラ」の花びらを象ったお菓子などが置かれているのですが、
信号待ちをしている間、こんなモナカに目が釘付けに。

その名も
「恋のまっ最中」(をい!!)

a0003079_2057133.jpg



ちなみにチョコ味ではございません。
渋めのボーイフレンドに如何でしょう。

むしろ、ホワイトデイ向けかもね。
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by silverspoonsjp | 2006-02-07 20:59 | プチ日記 | Trackback | Comments(8)

Paper Sky no.16

a0003079_00443.jpgお久しぶりでございます。今週来週と地獄スケジュールのため失礼しております。お返事遅れて申し訳ありません。来週が終わればとうとう解放の予定なので今しばらくお許しくださいませ。

さて、積ん読だった「Paper Sky」(ペーパースカイ)16号、ようやく最後までめくりました。何とか行きたいと思っております島根の特集だったので買いました。今を去ることん十年前に(そればっかり)仕事で空港を通過したっきり、送迎バスと宿舎、依頼先から一歩も出ることなくトンボ帰りしてしまったので、いつかゆっくり歩いてみたいなと思っているところです。特集自体はそれほど目新しいところはありませんでしたが、行きたい気持ちを再確認してみました。

地上で読む機内誌、のコンセプトにふさわしく、とりとめがなく、ただし全てが旅へと続く記事を読んでいると(行かれない状況だけに T T)心が落ち着くようです。

中国の大量生産の現場、っていう写真も良かったし、旅に行って歌い出しちゃうっていう歌手Yaeさんのインタビューも面白かったです。そういや、外国へ行って日本から来ましたっていうと日本の歌をうたえって良く言われたな~(若い頃…。遠い目)。 あ、そういうときは意味を説明しつつ、「幸せなら手を叩こう」を歌いました。中国に行ったとき市バスで歌ってはとバス状態になったと思ったら「それ、中国の歌ですよ」といわれてムッとしたのも懐かしい思い出…。

次回は4月25日発売。ギリシャ特集だそうです。

ISBN4-931407-16
ニーハイメディア・ジャパン
900円
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by silverspoonsjp | 2006-02-02 23:59 | センス・オブ・ワンダーの本 | Trackback | Comments(4)