本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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<   2006年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

今年も皆様には大変お世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

本年はサブマリン度もアルファ級でしたが、来る年は潜望鏡深度まで浮上したいと思います。とりあえず、夏のワールドコンに向けて頑張りますとともに、前半は蔵出しオススメスポットもご紹介していきたいと考えております。

それでは、そろそろカウントダウンコンサートの会場に向かいますため、この辺にて。
お正月はしばらく留守に致しますが、皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

来年もよろしくお願い申し上げます!

銀の匙 拝
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by silverspoonsjp | 2006-12-31 20:36 | プチ日記 | Trackback | Comments(0)

われはロボット

今年の冬休みは長いので、アナログ音源の整理でもしようかと、もよりの電気屋へ機器を買いに出かけたところ、家電のコーナーで面白いものを見ました。

丸いテントウムシのような形をした円盤で、

掃除用ロボット

って書いてあります。(こんな製品

実は、とある家に行ったときに、部屋の片隅に置いてあるのを見たんですよ。
これ、ロボットだったのね!

自動掃除機だったら要らないけど、ロボットだったらちょっと気になります(←同じだって)。
勝手にお掃除して、勝手に充電しに戻るらしい。

一人でけなげにお掃除してるところを、見てみたい…。
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by silverspoonsjp | 2006-12-30 23:55 | プチ日記 | Trackback | Comments(6)

ゆく年 来る年

今日はいちおう仕事納めでした。

いちおう、というのは、もちろんこれから休日出社をしなければならないからです♪
これで残業代を払わないとかいう「ホワイト何とか制度(←後半難しすぎ)」になったら、本当に暴れてやる!と東京タワーを遠くに見ながら心に誓う私であります。

「じゃ年内は○日と○日出勤します」

と報告すると、管理職がひとこと。

「オレも来週仕事詰まってるから、今週やっとくわ」

そうね、年明けとか言うと遙か彼方のことみたいだけど、実は来週なんですよね…。
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by silverspoonsjp | 2006-12-28 23:14 | プチ日記 | Trackback | Comments(2)
先日「ぴあ」を見てたら、各大学のミス○○大学が、どんなクリスマスを過ごすかや彼氏と行きたいスポットなんかを紹介していました。

そんな中でただ一人、クリスマスには家族とミサに行きます、という人がいて、そうだよねー、クリスマスってそのお祝いだもん…と少し反省致しました。

幸い、今日は1日だけですが休めたので、最寄りの教会に行ってみることに。

中学生まではちゃんと日曜学校に行ってたのに(←しかしホンネは、ただ聖歌隊で歌いたいだけだったの…爆)、クリスマスだけ教会にいくとは転びも良いとこなんですけど、まあ行かないよりはマシでしょう…と礼拝堂へ入ってビックリ。

そこは礼拝から賛美歌まで全部英語のプロテスタントの教会だったんですが、大編成のバンドとゴスペル隊が歌い踊り、まるで「レント」かなんかオフブロードウェイの舞台を見に来たみたい。

賛美歌もポップにアレンジされていて、
「もろびとこぞりて」

「Joy to the world」
になっただけで軽くなったような気がしてるこちらには違和感ありすぎ。
途中にDVDの映像が流れたりして、プロテスタントっていうより、なんだか別の新興宗教のようです。

アメリカあたりじゃ教会に来ない人も多くなっただろうから、こういう一般ウケ(日本人に受けるかどうかは不明)しそうな演出が必要なのかもしれないけど、教会とは静粛な祈りの場と思ってたこちらにはちとキビシいシチュエーションだったのでありました。

仕方ないので、夜はそのまた近くのカトリック教会に(←良い子は真似してはいけません)。

今度はちゃんとした(?)昔ながらの礼拝だとほっとしてたら、賛美歌や主の祈りの文句が違う!

こういうのって暗記してますから、意味は同じでも文言が違うとキモチ悪いんですよね。

「我らに罪を犯す者を我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ」

「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。 」
に至っては膝かっくん…。

もちろん、意味が分かる言葉でお祈りするのは大事なんでしょうけど、雰囲気ってものがありますからね。私は文語訳の方が好きだなあ…。
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by silverspoonsjp | 2006-12-24 23:52 | プチ日記 | Trackback | Comments(7)

旅本

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「週末、カバンひとつのお手軽旅行」という軽やかな特集名に惹かれて買ってみました。

よく見ると関西からの一泊二日30旅とあるので、東京からだともう一泊追加ですね。しまった…!

こういう本をチェックするときって、行ったことのあるところが載ってるとき、どんな風に紹介してるかで買うかどうか決めたりするんですが、直島や奈良、金沢、名古屋とどれも良かったので即買いしました。

いつ行かれるかわからないけど、ウサギの島とか(ちょっと恐そうだけど)、高知とか、行ってみたいな。

他には

尾鷲
信州
香川
岡山
鎌倉
尾道
出雲
蒲郡
津山
屋久島
などのほか、温泉、ごちそう、巡礼などの切り口で旅行先が紹介されています。
せっかく奈良ホテルに泊まったのに、こんなオミヤゲとか気が付かなかったよー!というのが一番悔しかったかも。

京阪神エルマガジン社
680円
ISBN4-87435-236-7
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by silverspoonsjp | 2006-12-17 22:19 | 素敵なヴィジュアルの本 | Trackback | Comments(2)

焦った~!

こんばんは。持って帰った仕事が終わらないー!(←ネット見る間に仕事せんか、自分)

そのうえ、翻訳の〆切が明日だった!と気づき慌てていたところ(そうです、単語を調べようとしてネットにつないだの♪←言い訳です)、何となく進行メモとつじつまの合わないところが。

あ、そうか、いま火曜日じゃん。〆切は水曜日。

一日トクした気分。(だからそう考えてる間に仕事しろってば)

土日休まないと、曜日の感覚が狂っていけません。もう何日休んでいないんだろ~?今週末こそ絶対休みます!休んでエルフ語を勉強するのだ!ああ、学生の時にここまで熱心に勉強してたらなあ(エルフ語を?)
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by silverspoonsjp | 2006-12-12 01:30 | プチ日記 | Trackback | Comments(0)
さて、ここでいきなり王道小説の登場です。

王道小説とは何か?
それは「人間」を描いた小説であります。人間が良く描けている小説、それが近代文学では良い小説だということになっているのです。テッド・チャンの小説は人間というものについて、短い物語のうちにとことん掘り下げた小説で、王道と呼ぶにふさわしいものです。

Stories of Your Life、とはうまいタイトルです。
日本語では安手の占い本みたいでさほどインパクトがないかもしれませんが、英語圏の人にはかなり訴求力のあるタイトルではないでしょうか。キャッチコピーに「You」を持ってくるのは宣伝の常套手段ですから。読み手を指して「あなた」と言っているのだろう、と、手にとってもらえることでしょう。

ここでもう一つ唸らせるのが、表題作。タイトルは「Story of your life」と単数になってます。ここではもう「あなた」は読み手のことじゃないんですね。それでおっ?と思わせる。
物語の語り手は、ずっと「あなた」に呼びかけている。
しかし、それは本を読んでる「あなた」のことではなかったんです。
では誰なのか?なぜ呼びかけるのか…。
実に憎い書き手です。

「地獄とは神の不在なり」という短編も面白いです。中味はタイトルそのまんま。主人公が、「地獄、それは神がいない場所である」と悟る、というそれだけの話。しかし非常に鮮烈な印象を残します。

というわけで、非常に良く練られた、いずれも完成度の高い短編が8編も入ったお買い得な本。-なんですが、小説の王道、そしてSFの王道でもありながら、好みはたぶん分かれることでしょう。

SFの王道とは何か?
それは、科学的なアイデアを核にした小説のことであります。
そのあり方には二種類考えられます。

1.科学的アイデアを説明するために小説の体裁を取っている。
 アイデアが主でストーリーが従。ここには、小説を書くために科学的設定を作ったが、やたら設定の説明が多くなってしまい、ミイラ取りがミイラ状態のものを含む(笑。

2.小説を書くためにアイデアが利用される。
 ストーリーが主でアイデアが従。あくまでも科学はストーリーを動かすために使われている。

1,2を両端としてグラデーションがかかってるとすると、テッド・チャンのこの小説は数学だの言語学だのが表に出ていて、一見1寄りに見えます。が、良く読むと、アイデアは従で、小説としての成分が高いのがわかり、恐らく典型的な2の範疇に入るものと思われます。

自分が暮らしている世界を、いきなり思いもよらぬ角度から見たらどう見えるのか。テッド・チャンの作品を読んでいると、その答えがいくつも見つかります。ただ、彼の場合、あくまでも人間を描くのが目的なのが、ちょいと不満なんですよ。SFは別に人間なんか描かなくてもいいんじゃないかなと、私は思っているので…。

いえ、ライオンとキリンの話だけど実は人間界の風刺になっている話、などではなくて、たとえば、こんな法律が適用されると世の中こうなる、とかいう思考実験は他のジャンルじゃやりにくいけど、SFならOK。そういう、ルール無用なところがテッド・チャンの作品にはないので…。しかし、旧来「小説」ジャンルの作品としてならば、一級品だと思います。

テッド・チャン著
浅倉久志 訳

ハヤカワ文庫
ISBN:4150114587

短編
ハードSF度   ★★★☆☆(「竜の卵」を★5とカウント)
ファンタジー度  ★★★☆☆  
個人的好み   ★★★☆☆

〈お好きかも〉
人間が良く描けてる小説が好きな方
短編が好きな方
プロットの優れた小説が好きな方

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by silverspoonsjp | 2006-12-01 23:34 | センス・オブ・ワンダーの本 | Trackback(1) | Comments(4)