本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2008年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ポスタルスクウェア

a0003079_23164483.jpg

海外の郵便局にたいていあって、日本にないものといえば、それは封筒と便箋でございます。
成田空港で突然手紙を出す必要がおき、地下から出発階まで駆けずりまわって結局買えなかったときの、あの空しさよ…。

まったく、なぜ今の今まで売ってなかったのか、本当に不思議。
しかしこれからは違います♪
エキナカならぬ局中に、封筒や便箋、郵便グッズなんかを扱うPOSTA COLLECT(
ポスタ・コレクト)がついに出現したからです。

しかも、印刷・製本サービスまであります。印刷はともかく、一冊からでこの値段の製本サービスはかなり嬉しいかも。すでに来年の手帖はここで製本してもらおうと虎視眈々、狙っております。雑誌の切り抜きも製本してもらおうっと。テープ製本の他、リングや中綴じ、ツインループもokです。
a0003079_23171026.jpg

全国にたったの5軒しかないけど、まあ、そのうち増えるでしょう、好評なら…。
まだ宣伝期間らしくて、ちらしを持って行ったら↑鳥の形のスポンジをもらいました。切手を貼るのに使って☆ですって。かわいいな~。

ですが、全国展開の暁には、ビジネス用の一筆線とか封筒とかも扱ってもらえると嬉しいです。あと、リクエストとしては、日本郵便オフィシャルグッズとかも置いて頂ければと。…ほら、イギリスの郵便局にある、郵便ボックスのヘッドがついたレターナイフとか、中国の「集郵」窓口にあるオフィシャル切手帳とか、そういうものです…(私はコレクターじゃないです!!違うんですよーー!!)
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-21 23:25 | 本にまつわるエトセトラ

チョクシ

ここのところ立て続けにお葬式の手伝いがあり、結構疲れました。
いずれも95才を越え、天寿を全うされた方ばかりだったので、あまり湿っぽくもなかったのが救いですが、自分の時は海かできれば宇宙にまいてもらって(無理かなー)、お葬式はなしにしてもらえると周りも疲れないし嬉しいなーと思った次第。

さて、あるお葬式では始まる前に「これからチョクシがいらっしゃいますから、車を通してください」とおふれがまわりました。

言われた方は意味がわからず、「えっ、何が来るって?」「車が通るって?」とザワザワ。
チョクシって、勅使のことかなぁ??来るっていえばそれにしか変換できないけど、そんな時代劇みたいなもの来るわけないしね…まさか牛車が来るとかね~と冗談を言っていたところ、当然といえば当然ですが牛ではなく、黒塗りの車がやってきました。
あわててお辞儀する私たち。

中にはぽつーんと男性が一人。

なんと、「勅使」で合ってました。
なんでも亡くなった方はやんごとなきあたりとゆかりのあった方らしく、わざわざ弔問にいらしたとか。喪主はお葬式では初めてみたかもなフロックコートでお出迎えしていました。

いきなり時代劇の世界へワープしたような気がした一瞬でした。
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-20 22:27 | プチ日記
a0003079_22591144.jpg
晴れて風がある日は、どうしても風に吹かれて食事がしたくなります。静かで、戸外にテーブルが出ていて、日陰が涼しくて、坂道があるのでいつでも心地良い風が吹いている-となれば、やはりここ、田園調布でしょう。

と行っても、目指すお店は大田区の田園調布ではなくて、世田谷区の「玉川」田園調布にあります。この地名-きっと謂われはあるんだろうけど、どうしても「パチモン」的な印象が拭いきれないのですが、なかなかどうして、趣味の良い家(←ギョッとするような豪邸じゃなくて)や手入れの良い庭のある、落ち着いた住宅街です。東急の奥沢駅が最寄りですが、印象としては、「梅ヶ丘」とか「豪徳寺」とか、小田急の沿線に似た感じです。

ここに、自宅の一角を使ったpate屋さんがあります。古い栃の木や柚子の木なんかに囲まれたテラスがあって、そこに座って木々のざわめく音を聞いていると、それだけで何も要らない…という訳にも行かないので、いちおう注文はして、後はただずっと、風の音を聞いていました。

そうやってずっと夕方まで本でも読んでいられたら、最高なんだけど…。

田園調布駅までも歩ける距離なので、そのまま、てくてく歩いていきました。
駅前の本屋さんで
「拍手のルール」
が大きく陳列されてて、あたりの雰囲気にあまりにマッチしているので思わず吹き出しちゃいました。

クラシック音楽を聴くときに、静かな曲が終わりきらないうちにいきなり拍手する大バカ者がいますが(ブラボーとか論外)、初めて聴く曲のときはフライングしそうで危険ですよね…。この本を見れば、どの作曲家のときにどうリアクションすべきか一目瞭然です(いや、それだけの本じゃないですが)。作曲家別に危険度がありますが、モーツァルトの「全曲安全」には笑わせて頂きました。

クラシックというとウンチク話ばっかりだったり、逆に、妙に啓蒙的な本が多かったりするなかでは、演奏家としての実感から出ている話ばかりで好感が持てますし、ギャグのスベリも少なく(え?)、面白かったです(←結局1冊立ち読みしてしまいました。ごめんなさいごめんなさい 今度別の著書を立ち読みしないで読みますからお許しください)

a0003079_22571532.jpg
(←田園調布駅の駅舎。地上部分超小さし。可愛いです)
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-15 23:27 | 東京ところどころ

雑誌のバックナンバー

神保町のRBブックパワーが扱い品目を減らしてからというもの、雑誌のバックナンバーが手に入れにくくなって本当に困っています。

いったいあの大量の在庫をどこへやったのか?…の詮索はさておき、古雑誌というものは手に入りにくい割にはプレミアも付きづらく、あまり良い商売ではないんでしょうね。

銀座の教文館、神田の三省堂本店など、新刊書店で扱っている雑誌はそれほど多くないし(恐らく、次号が届いても返品しないと買い取りになってしまうためだと思います)、Fujisanなどのネットショップや版元の通販は、今も続いている雑誌で直近の号しか普通は置いていません。

頼りの図書館も、たいていの図書館では最近2年分くらいのしか置いてないのではないでしょうか。以前、廃刊になった大変貴重な雑誌の全号揃いを図書館に寄付しようとしたら、古雑誌は要りません、と思いっきり断られたことがあります(仕方ないから大学図書館に寄付しました)。

かような困難があろうとも、たとえば80年代前半に流行ってたスタイルについて知りたい!というような時は、本を見るより雑誌を見た方が確実。そして今はインターネット時代、どうしても買いたいという以外は日本の雑誌なら中味を見る方法はあるのでした。

一つは、国会図書館のアーカイブ「PORTA」を利用する方法。

↑このサービスは説明がわかりづらく、いまいち何が出来るのか判然としませんが、少なくとも、国会図書館に見たい雑誌が所蔵されてるかどうかはわかるので、あればお近くの図書館を通じて閲覧する、または国会図書館で見ることが可能です。運良くデジタル化されていれば、居ながらにして画像を見ることも可能(要登録)。

そして最近マイクロソフトのポータルサイトで始まったのが、
マガジンサーチ」というサービス。

今のところ、マガジンハウスの発行する「クロワッサン」「ターザン」など数誌のバックナンバーが閲覧できるだけですが、それでも全ページ読めてしまうのが凄い。

最近では雑誌もデジタル製版だろうから、印刷直前のデータを使えば、アップロードはお手のものなんでしょう。

ということで、直接の制作費はかからないとはいえ、一体どういうビジネスモデルになってるのか、それには興味があります。マイクロソフトが補助を出すとか…あり得ないか…あるいは、今後は広告を、バックナンバーとしてwebで宣伝できると言って集めようという算段なのでしょうか。雑誌の広告集めは苦戦しているし…。それにしても、なぜ苦戦しているかは、読者が減ってるからなのですから、何週間か待っていれば必ず無料で全ページ読める雑誌をわざわざ買う読者はますます減るのでは、というのは余計な心配なんでしょうか。

以前、某大手出版社で雑誌の編集をしている人に、冗談とも本気ともつかない口調で、「私たちは消耗品を作ってるだけだから…」とグチられたことがあるんですが、デジタルなら読み捨てられないけど、紙版が買っても貰えなくなったらわざわざ雑誌って形で出すことないですものね。
(やっぱりパソコンの画面で雑誌の紙面は読みづらい)。

一体、どうなることやら…。
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-13 23:26 | 本にまつわるエトセトラ

整理整頓は大切よ☆

先日、漫画家の雷句誠さんがご自身のブログで、もうこれまで描いていた雑誌では描かない、という趣旨のコメントをされていました。

版元は一体何やっちゃったんだろう~と身にいろいろ覚えのある私は冷汗三斗。そのときはどこにも理由の説明がなかったため、とても他人事とは思えなくてそれとなく知り合いに聞き込みしたりしてましたところ、今日のニュースで理由(か、理由の一部)が判明しました。

ナニ、原稿を無くした?!(エコー)

この業界、この手の黒武勇伝は枚挙に暇がありません。酔っぱらって網棚の上に原稿を置き忘れてついに見つからず、センセイにイヤミを滝のように浴びせられながらもう一度書いて頂いた人の話とか(←この人は懲りない人で、その後も酒をやめず、朝起きたら十字路の真ん中で寝ていたとかいう逸話もある)、印刷所が原稿をなくしたのに証明できず、始末書書かされて懲戒の憂き目にあった人とか。

原稿じゃありませんが、これまで実話として聞いた話の中で一番ホラーなエピソードは、風呂敷に包んで持っていた試験の解答用紙を、路面電車から降りる拍子にばらまいてしまい、辞表を胸に校長の元を訪ね「どんな処分もお受けします」と頭を下げた教師のお話ですね(だってあなた、学校たって陸軍中野学校なんですから…)

最近は文字原稿だとほとんどコンピューターだから、あまりこういう話は聞かなくなりましたけど、これらのケースで問題になったのは、活字になる前に原稿を無くしたということであり、たぶん、手書きの文字原稿だったら作家に返さない出版社も結構あるんじゃないでしょうか。で、本が出てしばらくたつと、場合によったら古本屋に売っちゃったりするとんでもない版元もあったんです。村上春樹の自筆原稿を古本屋に売っちゃった事件もありましたよね…。

さて、理由が判明してみると、このニュースの中で一番驚いたのは、人気漫画家さんのカラー原稿の稿料がたったの1万7000円だったってことです、そりゃ、単行本にすれば別に印税が発生するわけだからトータルで見れば安くないんだろうけど。用意周到なことにこの作家さんは、ご自身の原稿をオークションにかけて、客観的な価格を調査したそうです。そしたら25万円。漫画の展覧会に行くと、生原稿には大変な迫力があり、美術品という主張も頷けます。それを粗末にされちゃ、怒るでしょうねえ…。

それにしても、全員に同じ稿料を払っているわけではないだろうから、値段を公にされて困ってるだろうな、担当の人は…。訴訟より何より、制裁として痛いのはそれかも…。

しかし、編集部と名の付くところに入ったことのある人は、こりゃモノがなくなって当たり前だって感想を持つでしょうね。各人の机の上やら共有スペースやらはほとんどチョモランマ状態。俗に「台所が汚いほど料理はウマイ」っていうけど、そういう問題なのかしら?デザイン事務所に行くと、みんなこざっぱりと片づけてるじゃないですか、あんなに資料やら画材やら多いのに。

ということで、〆は自戒として、オフィスはきちんと整理整頓しましょう、ってことで…。
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-06 21:50 | 本にまつわるエトセトラ

ブッククラブ

読みたい本を全部買ってたら、そりゃお金が持ちません。ネットで借りられるようになってから図書館の貸出サービスも利用しやすくなったものの、ジャンルによっては全然置いてないし(何のジャンル…?)

と、考える事は同じなのか、世の中にはブッククラブというものが存在いたします。
一口にブッククラブといってもいろんな形態がございます。
定期的に集まって、ある本について意見を交わす読書会のようなものもあれば、共同購入の形で本を定期的に購入する会のこともあります。子ども文庫のように、あるジャンルの本を集めた場所で本を読むのも、ブッククラブの一つですよね。

むかーしむかし、子ども向けの本(キンダーブック)を定期購読してましたが、これも一種のブッククラブかも。HPで確認したら、もう81年の伝統があるそうですね。なるほど、国語学者の金田一さんが「きんだいちブック」と思ってた訳だ…。

以前、Sonyやいくつかの会社が集まって、電子出版を配信するTimebook LibraryとTimebook Clubというシステムを作ってたことがあります。たぶんもうサービスは終了してしまったと思いますが、面白い試みでした。まあたぶん時期尚早すぎたんでしょうね。ここに参加してた企業のうち、新潮社はDSへ、シャープはケータイへ、配信先を広げたので、きっと無駄ではなかったんでしょうけど。

私の家の近くにはないので、その存在すら知らなかったのですが、貸本屋さんというのもまだあるそうですね。あと、マンガ喫茶とか。ただ、これらはブッククラブとは言いづらいでしょうね。

ブッククラブの第一の特徴は、会員制であることです。その点では、六本木ヒルズにある有料図書館「六本木ライブラリー」も一種のブッククラブと言えるかもしれません。

会員制というだけで、何か秘密めいたワクワク感を覚えるのは、イギリスものの見過ぎ?あるいは神保町に長く居すぎたせいなのか…。(本の街というくせに、◎花隆以外は街で見かけたことがない!とおっしゃる貴方、それはセンセイ方がバーだの会員制の場所だのに居られるからなのですよ-缶詰めになってる方もいますが-)

かくいう私も近頃のポンド高ユーロ高で全く洋書が買えなくなったため(アメリカ版が手に入るときはいいんだけど)、ついに意を決してブッククラブに入ることにしました。会員費は良心的ですし、欲しい本が揃っていて満足しています。難点といえば、図書館形式なので行かなくちゃいけないことで、会員費より交通費の方が高くつくし、仕事が混んでくると行かれないんだけど、まあしょうがありません。中国語の本だったら、中国食品店とかで借りられるのに…。

というわけで、早速シャーロック・ホームズもののリトールド版(外国人用にやさしく書き直したもの)を借りてみました。イタリアの出版社Black Catというところが出してるシリーズで、CDがついてるのと、挿絵がカラーできれいなのが目を引きます。

実際に中を読んでみると、語学学習用の本として優れた編集で感心しました。短編が何本か載っているのですが、冒頭にきちんと人物紹介があります。しかも「わたしは誰でしょう?」式のクイズ形式で、漫然と読みとばす心配がありません。後に続くお話の読み取りがスムーズになるような、さりげない工夫です。

CDを使って巧みに聞き取りの練習ができるようになっているページや、章末には書き取りの練習ができるようになっているページもありますが、いかにも練習問題という感じではなく、着せ替えのような穴埋め問題とか、自分がその場に居合わせたと仮定して短い手紙を書く問題とか、いずれもやってみたくなるエクササイズで、上手いもんだな~と感心しました。

章末に置かれている、作者・ドイルに関するコラムも面白く読みました。

難しい単語には脚注がついてるのですが、読み進むうちに不思議なことに気が付きました。普通、日本で出てる学習用の本なら取り上げるような単語は落としていて、keyとかgooseとか、基本単語じゃん?みたいな単語に注がついているのです。

思うに、きっとこの本に出てくる長くて(日本人にとっては)難しげな単語って、ラテン語起源なんじゃないでしょうか。だからイタリアの子は、長い単語には注が要らないのでは?どうかね、ワトソン君…?とホームズだけに推理してみたりする今日この頃です。


Sherlock Holmes Investigates
Black Cat
ISBN88-530-0017-1(CD付き)CDなし版もあります。
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-05 22:53 | 本にまつわるエトセトラ

がーん

先日梅酒を漬けたので、ここにはそのことを書こうと思ってました。
で、携帯のメモリに入れた梅酒の瓶の写真を開こうとしたら、「ファイルが読めなくなった」みたいな警告が出て、それっきり、メモリーカードに入れたファイルがすべて消えてしまいました。

がーん。

どうもこのmicro SDカードっていうの、壊れやすそうで気になってたんだけど。
それよりも静電気か何かのせいでしょうか。携帯に戻して開けてみたけど、やっぱり何のファイルも入ってないらしい。

不幸中の幸いで、メモリカードがバックアップだったため、失くした写真は1枚で済みましたが、「バックアップを取っとけ」と言われてバックアップの方が壊れるなんて一体何を信じたらよいやら…。

と途方に暮れていると忘れそうだから書いとこ。

梅酒を作るとき、どのくらいの大きさの容れ物を用意したらいいか、忘れちゃうんですよね~。うちは、今年にっくき赤いフタの瓶を処分して、ガラスのフタの容器を買いました(だから写真を載せとこうかと思ったのです)。発酵しても金具が調節してくれるので、途中で様子を見なくてもすんで助かります。今回使ったのは、3リットルの瓶2つです。

梅は2Kg用意して、それぞれの瓶には1kgずつ。それに果実酒用のお酒と、氷砂糖を用意しました。うちは実を食べるだけだからお酒は梅1kgにつき1.5リットル。(パックが1.8リットル入りだからだいぶ余った)。こういうことをしながら「めぞん一刻」の一ノ瀬さんを思い出したりするわけです(一ノ瀬さんはお酒を飲み終わって梅が余っているのですが、その方が珍しいパターンらしいです。そうなの?)。

氷砂糖が1パック1キログラムだったので、うっかり1瓶に半分の500グラムずつ投入してしまいました。400gで良かったのに…失敗した。
やり直すにしても、来年なのね…。

と、渋い顔(たぶん)をしているところに、わに登場。
micro SDカードの中のデータがなくなっちゃった…!と訴えると、
「そんなはずない」とキッパリ。(←この冷静なところが憎らしい)
「どうせ乱暴に使ったに決まっている」とさんざん説教されたうえで、Macで読んだら
「ほら、ある」 
だって。
どうですか、奥様?憎らしくありません、うちのわに?(←忘恩の徒)
まあ、いいや、こちらがなくしたはずの写真でございます。
「カードリーダーのツメ壊したでしょう。もう使えないよ。何でも壊すんだから…」と説教は続きますが、もう見られた以上はどうでも良い私。お騒がせしました。

a0003079_037280.jpg
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-04 23:53 | プチ日記
金曜土曜は千駄木界隈とは思えないほど遅くまで開いている、大変良い古本カフェ。
しかーし、始まる時間が不定期(…)につき、昼下がりに行って開いてなかったことがしばしばあります(思わずドキドキした)。

地下鉄千代田線の千駄木駅を出ると、すぐ目の前が不忍(しのばず)通りです。ブーサンゴはこの通り沿いにあり、駅至近。

このあたりには、庶民値段でおいしいものを出すお店がいろいろあります。ということは、いったん嵌ったが最後、お昼を食べて、ブーザンゴで本を読んで、夜ご飯を食べて、ブーザンゴで本を読んで…と無限ループになる危険が多いにあるのですが、上手くしたもので、いつも千客万来なので(休みの日に行くせいかしら)、そうそう座れるとは限りません。

席数が少ないので、珈琲片手に1冊読み終わる、ということがしづらいのが唯一の弱点です。

中目黒とか、下高井戸にこんな感じのお店があったな、って気がする店構えなのですが、そこはそれ、場所が場所ですから。
先日は、おばあさんがカウンターに陣取っていました。(←昔取ったモガかも知れないので侮れない)。かと思うと、絶対に芸大生だと思うような子が座ってたり、客層のばらつき具合は昨日今日の新興住宅地ではあり得ないものがあります。

お店のある文京区千駄木、お隣の根津、そのまた隣の台東区谷中は「谷根千(やねせん)」と呼ばれる地域で今や観光地化しており、カメラ片手に下町散策の観光客が右往左往している不思議な土地柄。でも、不忍通りの辺は車もびゅんびゅん通るし、商店街は初台商店街っぽいし(←実名ですみません)私の思う、露地に三軒長屋、庭先には朝顔が咲いてるトロ箱っていう下町のイメージとはだいぶ違うんだけど…谷中の坂上とか、千駄木の奥の方とか高級住宅街だし…。

「谷根千」がどんなところかは、こちらの「Nostalgic TOKYO」さんのご紹介が素敵でわかりやすいです。

あと、下町というと良く言えば「人情に篤い」、悪く言えば「お節介」のイメージがあるかも知れませんが、このあたりの人たちは遠慮がちだし非常にあっさりしてます。そのいう意味では、いかにも東京っ子らしいです。樋口一葉ってこういう人だったのかな~?と思わせるようなお姉さんが多いのも特色の一つかも。

話がそれましたが、付近には大学が多く、若者が多数住んでるので、渋谷のFlying Booksみたいに、発信型のブックカフェがあると嬉しいなーと思う今日この頃です。

ここの本は通販しないようですので、ぜひ一度お店を覗いてみてください。
お店のHPはこちら
[PR]
by silverspoonsjp | 2008-06-02 23:10 | 書店めぐり国内編