本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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しばらく…

しばらく留守に致します。

次は25日頃アップの予定。
皆さま、良い夏をお過ごしください…
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by silverspoonsjp | 2008-07-16 19:56 | プチ日記 | Trackback | Comments(2)

自慢

胸に手をあてて考えてみると、
純粋に他人様に自慢できる経歴って特に無い気がします。

もちろん、ピンポイントの自慢ならありますよ。

川本喜八郎先生んちでお茶したことがある、とかさ。

ドウ・ウェイとお茶したことがある、とかさ。(お茶してばっかり)

でも、関係ないひとには、関係ないですもんね、そんなの。
強いていえばこんなところか…。

◎信房子に間違われたことがある。

人民大会堂の宴会に招かれたことがある。


まさに馬齢を重ねてるってヤツですかね…(哀)

しかし、人生捨てたもんじゃありません。この地味な人生において、ついに誰にでも自慢できる輝かしい経歴に手が届こうとしているのであります!それは!

武道館で歌う

わはは、どうです、文句なしでしょうーーー!!!

単に、宮崎アニメのコンサートで、一般参加のコーラスに混じって歌うだけなんですが…2008年8月4日、5日於武道館、良かったら来て下さいねー。

こうしてみると恨まれるのは、以前行われた「ロード・オブ・ザ・リング」のコンサートで、コーラスを公募してくれなかったことです。講座に出て毎月エルフ語を練習してたのに…きっと講座に出ていた皆さんの方が上手く歌えたに違いない…

ということで、目下の私の秘かな望みは、いつか有志による有志のためのエルフ語合唱コンサートを開催することです。合唱メンバー、オケメンバ^-募集中です!ついでにエルフ語指導者も絶賛募集中。4649!!
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by silverspoonsjp | 2008-07-11 20:16 | プチ日記 | Trackback | Comments(6)

Beowulf(ベーオウルフ)

見ないで終わってしまった映画とも(結局何だったんでしょうねーアレは)、
「指輪物語」とも特に関係なく、
ゲルマン英雄詩のretold版(英語初心者向けにやさしく書き直した本)として手にとってみたのです。

このシリーズは、お話を読みながら英文学や英語にまつわるトリビアも楽しめるので一石二鳥…と思ってたら、早速コラムにはKennings(ケニング)が登場。いきなりツボを突いてきましたねー。

ケニングというのは、詩の技法の一つで、ある決まった言い回しによって何かの単語を象徴する比喩のことです(アイスランドの神話「エッダ」の講義を受けたときに出てきて以来なので、旧友に再会したような気持ち)。

たとえば「兎より早く走る」といえば「カメ」とか(←こんなケニングありません)
「フロドのダイモン」といえば「サム」とか((C)よもやま。こんなケ…)

ベーオウルフの中のケニングとしては、
The Breaker of the Rings」
が紹介されていました。
Ringsを壊すものとは何のことでしょう?
答えは「王」です。その昔、王は黄金で出来た輪を身につけており、時にそれを壊して、家来に報奨として与えたことから出た比喩だとか。

何か、この単語の並び具合はどこかで…

と思ってると、やっぱり「The Lord of the Rings」とその著者・トールキン教授の「ベオウルフ研究」についても触れられて、ばっちり別コラムもあります。その辺、実に抜かりのない編集であります。

ほかにも、良い王の条件とは「強いこと、リーダーシップがあること、名誉ある死を重んじることに加えてユーモアのセンスがあること」とか、キリスト教とベオウルフ成立の関係とか、ゲルマン民族にとって剣がいかに神聖なものであるかについてとか、本編そっちのけでコラムに気を取られつつ読了致しました。

お話そのものはGeat族の勇者ベーオウルフがデーンのフロースガール王の宮殿に巣くう魔物と、その魔物の母を退治するという前半部と、老いたベーオウルフが、宝物を守る竜を退治する話という後半部から成っています。当然、後半部と「ホビットの冒険」との関わりは気になるところですが、宝を守る竜というのは、古来よく使われる物語のモチーフのようです。

二つの話は一見関係なさげですが、前半に出てきたフロースガール王がベーオウルフに与える忠告、すなわち、英雄も自らを恃み、ただ老いれば、魔物が忍び寄ってくるという言葉によってつながれています。

原文は古英語による詩なので絶対歯が立たないと思い(サトクリフはさらに読む気がしない…)、ずるしてリトールド版で粗筋だけつまみ読みをしてしまいましたが、なかなか面白かったです。

Black Cat Publishing
ISBN 9788853006363
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by silverspoonsjp | 2008-07-10 23:34 | 「指輪物語」関連の本 | Trackback | Comments(0)

こんなケーキって?

先週末、かなり時期は違うのですが誕生日を祝ってもらいました。

行きつけ(?)のケーキ屋さんでバースデーケーキを注文してくれたらしいんですが、
「合点、お任せで」
と言われたらしく、どんなデザインで何のケーキかは、開けてみてのお楽しみだったようです(まるで、ロシアン・ルーレットのようだ…)。

幸い、(常識の範囲内で)あまり好き嫌いはないので、箱を開ける決定的瞬間を待ちます。

で、開けた結果がコレ。

a0003079_23305233.jpg


おわかりでしょうか、マジパンで羊皮紙の形をかたどってあるんです。
ほほー!!
ケーキ屋のオヤジに見切られたって感じ…?
いえいえ、今まで作ってもらったケーキの中で、一番嬉しかったかも。
(しかし、なぜこのデザインにしたのか、今度行ったら聞いてみよう)

あ、ちなみに中のお味は抹茶でございました。量もちょうどよくて上品なお味。
ごちそうさまでした~。
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by silverspoonsjp | 2008-07-08 23:41 | 本にまつわるエトセトラ | Trackback | Comments(8)

七夕に想う

今日は七夕ですね。
東京は例年通り天気が悪く、やっぱり何も見えませんでした(日頃から何も見えないという説もあるが、それは無視)。

ずっと小さい頃からのことを思い返してみても、この日に星が見えた記憶はございません。

だって、そうですよねー。関東地方じゃ7月7日は梅雨のど真ん中ですよ。飛行機にでも乗らない限り、まず星を見るのは無理です。

どういう訳かは存じませんが、年中行事と実際の季節にはちょうどひと月程度のタイムラグがあるんですよね…。3月3日桃の節句って、咲いてませんって。(沖縄に合わせてるのか??)

こういう話をすると、すぐ「旧暦の方が日本の季節に合っていた、素晴らしい」って言い出す人が出てくるものですが、それもちょっと違うと思います。

太陰暦の1か月は月の満ち欠けに合わせており、太陽の運行とは関係ありません。しかし、季節は月ではなく太陽の運行と関係がありますから、月に合わせた暦はどんどん実際の季節とずれてきます。去年の3月23日は春分だったのに、今年は2月に春分が来るとか、そういう困ったことになるわけです。

仕方ないので、年のしかるべき途中に余りの日数を突っ込んで「閏月」を作る「太陰太陽暦」という工夫もしていますが(日本の旧暦も、この太陰太陽暦の一種)、それでも、同じ季節の現象が起こる日にちが、年によってかなりずれるのは避けられません。太陰太陽暦によって決まる中国の1月1日(旧正月)が、太陽暦から見ると毎年かなり違う日になっちゃうのが良い例です。

しかも、月の満ち欠けの1か月は端数なので、年のどこかで29日と30日の日を作って調節しなければいけません。小の月が2,4,6、11月に固定されている太陽暦と違って、太陰太陽暦だと毎年違うので、それを覚えるためのカレンダーまで作られたほどです。

国会図書館のHPで見ることができますが、なかなか面白いものですね。

…ということで、旧暦必ずしも季節を表すとは限らないとなると、ここでご提案はですね、おっほん、旧盆方式ですね。年中行事をすべて、有無を言わさず1か月繰り下げる!正月は2月1日、節分は3月3日、桃の節句は4月3日、端午の節句は6月5日、七夕は8月7日でどうだ!クリスマスは1月25日ですよ皆さん。

え、数字が奇数で揃わないと気持ち悪いって?だったら、月名を1か月前に戻してもらいましょう!明治改暦時にケチられた、1か月分の給料を払ってもらえるかも知れません。

なんか、ヨーロッパに行って時差のおかげで1日得した気がしたけど帰国したら1日損した、みたいな話ですね(違うかな…)。

記事のタイトルからロマンチックな内容を期待された方、すみません。荒くれ者でございまして…。
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by silverspoonsjp | 2008-07-07 23:31 | プチ日記 | Trackback | Comments(2)