本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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金曜土曜は千駄木界隈とは思えないほど遅くまで開いている、大変良い古本カフェ。
しかーし、始まる時間が不定期(…)につき、昼下がりに行って開いてなかったことがしばしばあります(思わずドキドキした)。

地下鉄千代田線の千駄木駅を出ると、すぐ目の前が不忍(しのばず)通りです。ブーサンゴはこの通り沿いにあり、駅至近。

このあたりには、庶民値段でおいしいものを出すお店がいろいろあります。ということは、いったん嵌ったが最後、お昼を食べて、ブーザンゴで本を読んで、夜ご飯を食べて、ブーザンゴで本を読んで…と無限ループになる危険が多いにあるのですが、上手くしたもので、いつも千客万来なので(休みの日に行くせいかしら)、そうそう座れるとは限りません。

席数が少ないので、珈琲片手に1冊読み終わる、ということがしづらいのが唯一の弱点です。

中目黒とか、下高井戸にこんな感じのお店があったな、って気がする店構えなのですが、そこはそれ、場所が場所ですから。
先日は、おばあさんがカウンターに陣取っていました。(←昔取ったモガかも知れないので侮れない)。かと思うと、絶対に芸大生だと思うような子が座ってたり、客層のばらつき具合は昨日今日の新興住宅地ではあり得ないものがあります。

お店のある文京区千駄木、お隣の根津、そのまた隣の台東区谷中は「谷根千(やねせん)」と呼ばれる地域で今や観光地化しており、カメラ片手に下町散策の観光客が右往左往している不思議な土地柄。でも、不忍通りの辺は車もびゅんびゅん通るし、商店街は初台商店街っぽいし(←実名ですみません)私の思う、露地に三軒長屋、庭先には朝顔が咲いてるトロ箱っていう下町のイメージとはだいぶ違うんだけど…谷中の坂上とか、千駄木の奥の方とか高級住宅街だし…。

「谷根千」がどんなところかは、こちらの「Nostalgic TOKYO」さんのご紹介が素敵でわかりやすいです。

あと、下町というと良く言えば「人情に篤い」、悪く言えば「お節介」のイメージがあるかも知れませんが、このあたりの人たちは遠慮がちだし非常にあっさりしてます。そのいう意味では、いかにも東京っ子らしいです。樋口一葉ってこういう人だったのかな~?と思わせるようなお姉さんが多いのも特色の一つかも。

話がそれましたが、付近には大学が多く、若者が多数住んでるので、渋谷のFlying Booksみたいに、発信型のブックカフェがあると嬉しいなーと思う今日この頃です。

ここの本は通販しないようですので、ぜひ一度お店を覗いてみてください。
お店のHPはこちら
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by silverspoonsjp | 2008-06-02 23:10 | 書店めぐり国内編

【吉祥寺】Book Shop 百年

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百年」といえば、何でしょうね。

すぐに思い出すのは「夢十夜」?
百年待っていてください…と死にかけた女の人に言われてハイハイと待っている…
(雰囲気が全然違うし)

それとも「百年の孤独」?
それとも「百年戦争」?
いずれにしても、長いような、短いような不思議な時間です。
それが店名になっているのでインパクト大。

ジョウロを買いに来て(うちの近くにはこういうもの全然売ってないんですよ…)、吉祥寺の東急百貨店の横をふらふらと歩いていたら、まず立て看が目に入りました。
「妖怪本」という文字にピピッと反応したのです(髪の毛が、じゃありませんが)。
次に、白い正方形に黒い文字で「百年」と書いたお店の看板が目にとまりました。
ちょっと前に流行った飲料のロゴみたいな書体です。
もうその段階で、入るしかない、といった感じです。

階段を上がると、さらにもう一回黒板があり(↑写真)、入荷した本などが書かれています。
吉増剛造が入ったようです。妖怪と良い勝負です(違います)。

ぱっとすぐ見渡せる、ちょうど良いサイズの売り場に、面白そうな本が並んでいます。
新刊も古本も等しく並んでいる、近年流行の品揃え。
吉祥寺という場所柄か、音楽や映画の棚にお客さんが溜まっていました。
入り口近くは断腸亭のステッカーあり、ムナーリ本ありとディープなセレクション。
かと思うと、お料理の本が固めておいてあったりして、キチキチに趣味に走ってないところが良い感じです。

お客さん込みでの、この颯爽とした雰囲気は、なかなか他の街では出せないでしょうね。
オシャレ系雑貨屋さんだけが吉祥寺じゃないという、中央線の底力も感じます。お店と街とは持ちつ持たれつ。こういう本屋さんが存在できる街が誠に羨ましいです。

HPはこちら
お、エキサイトブログも持ってらっしゃいますね。
そうか、店頭に出てない本もあるんですね。しかもすごーーーーーーく良い本が…。

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10MURATAビル2F
電話:0422-27-6885 
火曜日定休
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by silverspoonsjp | 2008-05-25 23:53 | 書店めぐり国内編
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神保町の裏メインストリート(って変な言い方ですが)、すずらん通りも、変わらないように見えてほんの少しずつですが変化があります。

地方出版の息吹を伝えてくれた「書肆アクセス」が閉店し、一等地に「ドトール」が開店、そして仏具やさんだったところにインパクト大な看板が目印の「ボヘミアンズ・ギルド」が移転して来ました。

元のお店は偶然通るってことはありえないんじゃないかと思うような場所にあったため(それなのに偶然通りかかったのですが)滅多に行かなかったのに、移転後は良く目立ち、立ち寄るお客さんも多いようです。

通り沿いに並べられた本棚には、メインの美術書以外の本におっ、と思わせるものもあって、ついチェックしてしまいます。2階はギャラリーになっていて、先週は「ヴィジョネア」が入荷してました。横田稔の「草原の手帖」とか、見てみたいですがお値段がねー…(エコー)

若い店員さんが何人も店番しているのも、あまり神保町じゃ見かけない光景です。ぜひ頑張って頂きたいものです。

お店のHPはこちら
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by silverspoonsjp | 2008-05-17 22:22

【四谷】ドン・ポスコ

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専門書店というのは、門外漢にはただでさえ敷居が高いものなんですが、宗教関係というと高い敷居にプラス門の狭さが加わるとおぼしく、なかなか入りづらいものです。

その中では、キリスト教関係書店は入りやすい方なんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか…?

東京には、銀座の一等地に鎮座まします「教文館」、お茶ノ水のCLCなどの専門書店があります。前者には楽譜やCDを探しに良く行きますが、四谷駅至近のこちら「ドン・ボスコ」は、規模としてはこぢんまりしているものの、店構えなどもなかなか渋くてどことなくイタリアの街にある同業のお店みたいな感じ(?)というか、雑貨屋さんか手芸用品店みたいな感じで私は好きですね。

本当はありがたい教えや聖人の生涯などを記した本を買い求めるべきなのでしょうが、ついつい「巻き毛グッズ」に心を奪われてしまうのは、俗世間に生きる者として致し方ないところでございましょう(←おまえだけだろ、という天の声はこの際無視)。大天使ミカエルの木彫りフィギュアが何とも良いんですが…(お値段もお手頃ですし)。

わざわざバチカンまで行かなくても、バチカングッズがいろいろ揃うあたりはカトリック系の書店ならでは。その他、普通めったに見ることのない典礼用品や綺麗なメダイ、ロザリオほか教会グッズも揃っていて、しかも大変お求めやすい値段なので、通りかがったら覗いてみてください。にわか信者だからって怒られることはありませんので…。

どんなものがあるかはドン・ボスコ社のブログをどうぞ。通販もやってます。お店にはもっといろいろ置いてます。
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by silverspoonsjp | 2008-05-12 23:39 | 書店めぐり国内編

【目黒】英国式お茶会。

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コンサバトリーってご存じですか?
温室とサンルームの中間ぐらいな部屋で、イギリスに行くと良く見かけます(こんな感じです)。私はこれが大変好きで(もちろん、オープンエアも好きですが)、ティールームにコンサバトリーが付いていようものなら、お茶を何杯飲んだ後でも無理やり立ち寄るほどです。

高温多湿な本州じゃありえない建物だ…と思っていたら、東京にも目黒にあると聞いたので、いつか行きたいなとずっと憧れておりました。

さて、その「エルガーハウス」にて、先日、連休の谷間に予約が取れたので(結婚式場を兼ねてるため、完全予約制なのです…)、ちょっとアフタヌーンティーをして参りました。

コンサバトリーの外にはもちろん庭園がなければダメなのですが、こちらは中庭に面しているため、かろうじて、目に見える範囲は英国庭園風にしつらえてあります。

しかし、私を驚かせたのは建物より↑食べ物の方でした。この三段重ねの他、もう一品「プディング」というのが出てくるというすごいボリュームで、量、味ともに非常にイギリスっぽいんですよ。

ただ「日本人の口に合う」「美味しい」アフタヌーンティーを出すのなら、京都の長楽館とか、目白の椿山荘の方が格段に上だと思いますが、ここのはたぶん根本的な発想が違っていて、つまり、いかにイギリスに近づけるかを追求していった結果、こうなったものだと思われます。

そのオタク研究熱心さに敬意を示して、相当本場の甘さのこのセットを、何とか平らげました。

こちらは東京には珍しく(?)大変気持ちの良い、感じの良いサービスで、とてもくつろげます。

味に関しては、たぶん、こういうこだわりがピンと来ない方だと意見は分かれると思いますが、手抜きなくイギリスっぽいよ!と言って「えーホント!?」と目がキラキラする方々と一緒に5、6人でテーブルを囲んでみたいものです(…でも、次回はランチにするかも…フレンチ入ってるから…笑)

なるほど、リピーターの多さも納得のお店でした。

お店のHPはこちら

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by silverspoonsjp | 2008-05-04 23:35 | 東京ところどころ
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ゴールデン・ウィークには何も予定が入ってないとか言ってた割には、あちこち遊び歩いております。

本日は大雨の中、芸大美術館で開催中の、「バウハウス・デッサウ展」に行って参りました。こんなお天気、しかも午前中にもかかわらず、かなり人が入っていました。近代デザイン関係の展覧会ですと、大抵、いかにもそれっぽい格好をした若人ばかりなんですが、今回はその辺の散歩の途中みたいな人が多くて意外でした。展示も大がかりだったし、何かタイアップでもしてたのでしょうか。

さて、バウハウス展だと勇んで会場に乗り込むと、最初の展示が思いっきりイギリスのものなのが笑えます。何もないところからいきなりバウハウスというわけではなく、クラフト・アンド・アーツ運動やオランダのデ・ステイルなどの流れを汲んだところで始まったものだという、展示側の歴史認識がまず示されております。

歴史認識系でインパクト強かったのは、緊急紙幣(急激なインフレになって紙幣が足りないため、その場しのぎに印刷されるお金)の実物と、役に立たなくなったお金を庭先で燃やしている女性の写真でした。女性の方は、バウハウスとは、直接的には関係ありませんが…。

全体に、バウハウスの置かれた歴史的な背景や、学校自体の発展といった歴史的な流れで構成されているオーソドックスな展示でしたが、途中、1930年代に撮影されたバウハウスの舞台の上映があり、そこだけ異彩を放っていました。考えられる限りの妙ちきりんな工学的・幾何学的・視覚的効果を狙った舞台衣装と不思議なダンスの取り合わせが凄すぎです。

本の展示は思ったほど多くありませんでしたが、学校の出版物とか卒業証書とか、紙モノのデザインがカッコいいのでぜひ御覧になってください。

ついでに、↑会場に置いてあるチラシは贅沢にもA2判の用紙を折りたたんだもので、裏に主だった展示品の写真が多数載っておりますので(デザイン的に、以前イームズ展のとき買った本を思い出してしまったけど)、忘れずにゲットいたしましょう。

帰りがけ、根津駅の近くに小ぎれいなお豆腐屋さんがあったので覗いてみたら、おいしいお豆腐料理も頂けてラッキー!

東京芸術大学大学美術館 7月21日まで。
この後、巡回の予定あり。
公式HPはこちら
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by silverspoonsjp | 2008-05-03 23:26 | 本にまつわるエトセトラ
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渋谷と原宿の真ん中にcinqというお店があります。良い物だけほんのちょっと置いてるお店で、行くとつい買い物をしてしまう非常に危険な場所です。

今日も乗り換えの都合上、吉祥寺で降りたので、あ、そういえばここの支店が出来たんだと思って、立ち寄ったのでした。

駅前の雑踏を抜けて、お店のあるあたりまで来ると、武蔵野らしいのどかな雰囲気に変わります。ホントに、会社がこの近くにあったら絶対武蔵野市に住みたいけど、そう上手くは行かないですねえ…。この辺に悠々と住んでる人から見れば、23区内に住む人の気が知れないでしょうね。

開店間際は(たぶん雅姫さんが)店内で撮影していたので、先に同じ通り沿いのお店で食事をしました。いつもならオープンエアのお店があれば迷わずそこへ入るんですが、途中にスウェーデンの国旗がかかってるお店があって、オープンと同時に人がどんどん入っていくので、思わずくっついて行きました。

さすが皆さまオススメの店(?)だけあって、おいしかったです!
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お昼も食べたところでお店に戻ります。そして、うっかり店に入ったが最後、つねづね買わなきゃと思っていたものがグッドデザインで並んでいるのを見てしまうのであります。しかし、これから私は乗り換えなければ!最終目的地は駅から往復30分以上歩くのよ!そんなゴッツイものを買っちゃダメ!!と自分に言い聞かせる、この辛さ。

連れに睨まれながら、お店を出ようとすると、これまたグッドデザインの脚立の上に、小さな本がありました。同じ本が、5色の違う装丁で作られていました。文庫本サイズながら上製、天・小口・地の三方を黒で染める、という何気に凝った装丁です。

ひらいてみると、北欧関係のショップで時折見かけるポットと、それをデザインした人の夫人へのインタビュー、素敵なアトリエの様子が紹介されていて面白かったので、即購入しました。
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夫人もデザイナーで、人真似をしないこと、という当たり前ながら商業活動をするうえではかなり難しいことを実践している人とお見受けしました。

なんとなく私家版っぽい本なので、一般の書店には置いてなさそうです。欲しい方はこちらでご確認のうえ、注文してみてください。
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by silverspoonsjp | 2008-05-02 21:38 | 素敵なヴィジュアルの本

千代田区立図書館

千代田区立の中央図書館がリニューアルしてもうだいぶ経ちますが、先日久しぶりに利用いたしました。

千代田区は過疎地帯なのに、なんでこんなにと思うほどでっかく立て直した庁舎の9階にございます。庁舎1階のピロティからは皇居の門と緑が見え、以前の暗い庁舎から比べると格段に小ぎれいにはなりました。図書館自体も、白を基調としたデザイン事務所の待合室のような雰囲気で、お好きな人にはお気に召しそうな内装であります。

しかしながら、まず、ビルの9階っていうのが不便でしょうがないです。大体毎回エレベーター待ちになりますから、以前のように行きがけにちょいとチェックして、とか、さっと本を返して、とかしづらくなりました(ブックポストはさすがに1階にありますが、開館時間には返せないですからね)。

ワンフロアになったので、リニューアル前より利用者の人口密度は高くなってる気はしますが、実際のところはわかりません。レイアウトも、本と親しむのに便利な雰囲気ではなく、自分が持ち込んだ仕事をやりやすいような感じに変わってしまいました。

季節ごとにお堀端の自然や風を感じながら本が読めた旧図書館が懐かしいです。

開館時間を伸ばしたり、仕事にも使える席を増やしたり、近くの美術館と連動したり(今回は「エイリアン展」と連動した企画をやってました)と工夫の跡は伺えますが、肝心の蔵書数が少なすぎて、全然使えません。今後予算は増やすのでしょうか…?

仏作って何とやらでは、せっかくの設備が泣きます。ぜひ図書館の魂を、つまり手に取って読める本を、込めて頂きたいものです。

ホームページもリニューアルしてオシャレになりました…でも使えなさは相変わらずですなあ…。
変わったのはデザインだけなのか、検索システムの使いづらさは全然改良されていません、あいまい検索のヒット率が悪いです。表記のゆれがあるものはどっちからでも引けるようにして頂きたいものですが…。
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by silverspoonsjp | 2008-04-30 23:31 | 本にまつわるエトセトラ

マジっすか…。

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ずいぶん上手い場所でちぎれましたね。
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by silverspoonsjp | 2008-04-25 21:37 | プチ日記
皆さまこんばんは。

皆さまはどちらにお住まいでしょうか?関東?関西?海外だってネットならいつでも様子を知ることができますよね。

私は祖父の代からずっと東京に住んでいます。だから、出身地も田舎も東京。なので、この時期になると、とても寂しい思いをすることがあります。

年度初めのこの時期の寂しさは、盆・暮れに皆が出身地へ帰ってしまって東京がガラガラになる時期とは、また違った寂しさなんですよね…。

この時期は、新しく東京で生活を始める人がたくさん増える時期です。そういう人たちが、こちらが東京出身と知るや、口を揃えて言うことは、
「東京は汚い」
「人が冷たい」
「人が多すぎる」

ポジティブな話題でも
「お店がいっぱい」
「にぎやか」
「有名人に会っちゃった」

…よそから来た人には、ここはお店屋さんがある場所なのかも知れませんが、ずっとここで生活してる人だっているんですからね…。

わいわい来られて人が多くて困ってるのはこっちですっ!
自分が住んでないからってゴミをポイ捨てしないで下さいっ!
東京人は親切なんですっ!あなたが行くような場所では、あんまり出会わないだろうけど…。

ぜいぜい…

東京に昔から住んでる人は、食べ歩きには行かないし(食事どきは家に帰る)、
しょっちゅうブランドショップで買い物する訳でもないし、
東京タワーに上ることもないし、話題の何とかヒルズとか興味がないし、
たいていの人は、自分の住んでるとこ以外は知らないですよ。
たまに家に配達されてくる「サン○イリビング」とか読んで(タウン紙ですが、細かく地域別になってるので、近場のことしか書いてない)、へえー近くにこんなところがあるんだーとか、思うくらい。
下手すると、幼稚園から大学まで、区内で済んじゃう人もいます。
地味~に暮らしてるんです。当然ですけど。

同僚と話をしてたら、同じフロアに東京出身者は2人しかいませんでした(泣
しかも向こうは城東、こちらは城西、全然文化が違います。

でも、どちらのエリアも急速にマンションが増えていて、お隣の顔も知らず、
しょっちゅう住民が入れ替わる、郷土愛とか成り立ち得ない状況になっているのは似ています。
これで、他の地方の人に一把ひとからげに東京人は冷たいとか言われたら、
腹が立つより前に、寂しいですよ…。

それから、よくエッセイなんかで、東京は地方なんか相手にしてないとか書いているけど、
それは完全な誤解です。東京人はコミュニティが狭いんです。隣の区のことさえよく知らないくらいです。

これは東京 as No.1と思ってるからじゃありません。単に無知なだけです(爆
なんでそんな偉ぶってるふうに言われちゃうのか、不思議でしょうがないですね。書く人が勝手に決めつけてるだけなんじゃないでしょうか。
誰でもいいから東京の人に聞いてみてくださいよ。たぶんかなりの確率で「横浜に住めたらいいわね~(横浜は神奈川県です)」とか、言うと思いますから…。少なくとも私はそうなんですが…。

と、前置き(とグチ)はこの辺にして、私の考える東京らしい東京もちょっとずつご案内してみたいと思います。ご近所の散歩道みたいな場所ですから、遠くからわざわざいらっしゃるほどでもないですが、何かのついでに立ち寄れたら嬉しい感じの場所。

まずは、池袋~目白ルートを。

池袋と聞いて、思い出すのは「東は西武で西、東武」とか、「サンシャイン」のイメージでしょう。ですが、ここにはそれ以外にも、なかなか味わい深い場所があります。以前は「東池袋」がとても気に入っていたんですが、最近再開発で様子が変わってしまったため、今回は「西池袋」を御紹介致しましょう。

a0003079_22221013.jpgここにある「ボボタム」というブックギャラリーに用事があったので出かけました。

目白からの方が若干近いんですが、西武線の踏切を越えたら池袋という意識も手伝って、池袋から出かけることに。

ちょうど駅前の西口公園で、古本まつりをやってました。
それを横目にみつつ、まずは自由学園・明日館へ向かいます。
ここは芝生でお花見が出来るので春はにぎやか。フランク…ロイド・ライト設計の校舎が素晴らしく、それを利用していろいろなイベントもやっていたりして大好きな場所です。ちなみに、ここから目白にかけては、豊島区随一の住宅街。見事なドアを持つ古い平屋や、洋館風の不思議な建物などが並ぶ、池袋駅前の喧噪が嘘のような美しい所です。

そこを過ぎて、上り屋敷公園の近くを曲がると、目的地のボボタムがあります。こちらは本にまつわる展示をいつもやっていて面白いところ。駅からだいたい12~3分。

お店を出て西武線の踏切を渡り、目白地区に入ります。表示にそって歩いていくと、目白庭園という立派な門構えのお屋敷があります。ここが「赤い鳥」の社長、鈴木三重吉ゆかりの場所です。茶室はふだん入れませんが、外から覗くととても気持ち良さそう…。

さらに進むと、三重吉の旧居(現在は千種画廊)があります。そこからまっすぐ行くと目白通り。向かいには学習院の緑が眼に鮮やかです。
目白通りを右折して、しばらく歩いていくと、目白通りから右に入る小径の奥まったところに、森のようなものが見えます。

進んでいくとそこは何と、軽井沢…と見まごうばかりの別天地が。
ここは徳川ビレッジという住宅地で、鬱蒼と茂る木立の中に、これも木造(レトロモダンな感じの)家が建ち並びます。写真かなり下手くそですみません。もっともっと素敵なところです。
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良い地図がないかなと思ったら、大体同じルートを辿った地図が見つかりました。散歩してみたい方はこちらをご参照ください。
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by silverspoonsjp | 2008-04-23 22:47 | 書店めぐり国内編