本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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仕事で京都に行ったとき(仕事で行く所じゃないですよね…)ふらふらっと入ったお店です。現代美術中心の品揃えで、しばらく見ていたら、もう東京に帰りたくなくなっちゃうくらいでした。

東京にも似た感じの現代美術専門の本屋さんがあるんですが、どうもそことは相性が悪く、同じ本を売ってるのに気持ちが動かないんです。不思議ですね。

もう20年も営業している老舗だそうです。扱っている本のジャンルのせいか、古い感じは全然しませんでした。京都は面白い本屋さんがたくさんあるそうなので、次は本を見るために行きたいなと思っています。


場   所:京都府京都市中京区河原町三条下ル
      一筋目東入る大黒町44VOXビル1F
営業時間:11:30から22:00(年中無休)
電   話:075-255-0783

サイトはこちら
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by silverspoonsjp | 2004-06-22 02:04 | 書店めぐり国内編
 

 ロンドンの地下鉄についての公式ハンドブック。鉄道好きにはこたえられない1冊です。
 1863年、世界で初めての地下鉄がPaddingtonとFarringdonの間を運行しました。以来、ロンドンの地下鉄は延伸を続けています。
 ロンドンにある交通博物館で購入しましたが、現在の紹介が主で、期待してたほど昔の写真は入っていませんでした。でも、これはこれで西暦2000年の記録として価値あるものだと思っています。
 路線ごとに駅の入り口や構内のロング写真が豊富に出ていますので、公共建築の写真がお好きな方にもお勧めです。
 惜しむらくは、小ぎれいな写真や人がいない写真が多くてリアルなラッシュ風景がないことと、改札や構内各所のアップ写真があまりないことでしょうか。前者はオフィシャルガイドなので、当然避けるとこでしょうけど、後者はなぜかチョコバーの自動販売機が人気だとかいろいろ面白いので、ぜひ入れて欲しかったところ。切符や駅員さんグッズの写真もあったらよかった(欲張り)。
        *              *                *
 ロンドンにはまだ1回しか行ったことがありませんが、頼りにしていた「まあるい黄色の地下鉄サークルライン」がしょっちゅうストップして困りました。ほんの2つ先くらいの駅に行くのに何回乗り継いだことか。さらに、怒り狂うお客さんを前に逆ギレする駅員さんが多く(こっちは旅行者で気楽な身分だったけど)、ある意味、見所は尽きません。
 一度でもロンドンの地下鉄に乗ったことのある方なら似たような感想をお持ちかと思いますが、車両がカマボコ型で狭く、Tubeの名の通りの形です。新聞紙だの何だの、ゴミに足を取られて前進するのが難しい車両もありました。
 列車に限らず、イギリスのものって天井が思ったより低いです。二階建てバスも天井が低いし、建物もそうで、あんなに背が高い人が、よくこんなに天井低いところに暮らしてるな、って思ったことが何度もありました。横浜に開港資料館という建物があり、その昔は英国領事館だったのですが、階段は狭いわ、ホールの天井は低いわ、明治のイギリス人は現在比70%縮小くらいだったのかと思っていたら、本国でもこうだとは、一本とられました。

ISBN 18541422-6
240×208  Capital Transport 2000年


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 台湾鉄道伝奇
 鉄道ものは各国に力作がありますが、この本は中でも好きな1冊。
 台湾みたいな狭いところに、こんなにいろいろ列車が走ってたことに驚かされますが、歴史をひもといてゆけば、ここにもやはり、日本統治の影がさしているのでした
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by silverspoonsjp | 2004-04-01 09:37 | 素敵なヴィジュアルの本

本屋さんの品揃え

本屋さんはどういう風に品揃えしているのでしょうか。
 以下はいくつかの本屋さんの店員さんに直接聞いた話です。
 
 日本の書籍は「再販制度」を採用しています。再販制度とは、メーカーが卸や小売に商品の販売価格を同一にさせるもので、新聞、書籍などの販売システムが該当します。本に値引き商品がなく、全国同一価格なのは、そのためです(ただし、独占禁止法の面からいうと例外的な措置のため、業界でもバーゲン本を出すなどの試みをしているそうです)。
 ここでの小売とは本屋さんになります。本屋さんは基本的に本を定価で売り、仕入れは卸(取次<とりつぎ>)から行います。このとき、販売実績などの力関係によって、取次からどんな本が仕入れられるかがある程度決まってしまうそうです。

 通常は、本を仕入れても、返品条件を満たしていれば返品することが出来ますが、中には買い切りが条件の本もあります。古くは岩波文庫がそうですし、最近話題になったのは「ハリー・ポッター」の第4巻。返品不可だったため、大量に在庫を抱えたところもあったようです。
   
 このような流通システムのため、部数が少ない本だと、どういう本屋に卸すか(配本)のパターンが予め決められていることがあるそうです。そうなると、小さな書店や地方の書店にはなかなか変わった本は届きません。そういう書店では、取次へ注文を出さなければならないそうです。最寄の本屋で取り寄せを頼むと断られることがあるそうですが、ダンボール箱がいっぱいになるまで本が届かないので、お客さんを待たせることになるからと聞きました。
 
 取次から送られてきた本は、梱包を解いて棚に並べますが、これが結構な重労働。売れなさそうな本のセットは開けずにそのまま期限がきたら取次に返しちゃうと言ってる人もいました。そ、そうなの?

 小さな書店では、本屋さん単位で仕入れの担当者がいます。大規模な書店になると、各本棚ごとに仕入れの担当者がいます。本屋によっていろいろですが、たいてい仕入れやポップ書きなど全面的に任されると言っていました。だから、同じジャンルでも本屋さんによって、かなり品揃えに差があります。本屋さん業界は業界内で転職が多いそうで、定点観測していると、担当者が変わったのはすぐにわかります。
 
 店員さんは本に詳しく、かつ結構話し好きな方も多いので、空いている時間帯に本屋に行くことがあれば、お勧めの本など聞いてみるのも面白いと思います。
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by silverspoonsjp | 2004-03-24 18:02 | 本にまつわるエトセトラ