賢者の贈り物
2004年 12月 16日
12月のこの時期は贈り物のシーズンですね。不調法者なので気の利いたプレゼントとは縁遠く、いつも、センスの良い贈り物をされる方を羨ましく思っております。
もういくつ寝るとお正月…なのは日本の子供に限らないらしくて、クリスマスをカウントダウンするアドヴェント・カレンダーなるものもあるそうです。写真のお茶は頂きものですが、毎日違う種類を1パックずつ飲んでいって、飲み終わるとクリスマス・イブというもので、さしずめアドヴェント・ティー?でしょうか。洒落たプレゼントですよね。
「指輪物語」にも、贈り物のシーンがいくつかあるんですけれども、指輪仲間の皆さんの贈り物にまつわるお話も、本の中のエピソードに劣らず印象的でした。
奥様が指輪ファンだというので、わざわざ出張先からグッズを買ってきてくださった旦那様のお話とか、このブログのコメントで頂いた、旅先でもらったクリスマスプレゼントのお話とか…。
贈り物の習慣では、アメリカに行ったときに、もらった包みはすぐ開けなさいと言われたのにびっくりしたことがあります。もらった方はちょっとオーバー??と思うくらい喜んでみせるのが礼儀みたい。
中国では、わざわざあなたのために用意しました、というのが礼儀です。つまらないものです、とかついででしたので、みたいなことを言うと相手を尊重してないことになってしまうからです。
日本では奥ゆかしく、「つまらないものですが」といって差し出すのが常識だと思っていましたら、前にTVで「近所で評判のお菓子なのでお持ちしました」「お好きだと伺いましたので」などと一言添えるのが本当のお作法だと紹介していました。知らなかった…;
皆様はプレゼントにまつわる思い出ってお持ちでしょうか…?
by silverspoonsjp
| 2004-12-16 21:58
| プチ日記