毎月新聞/佐藤雅彦
2004年 05月 12日
日頃、いかに漫然と暮らしているかということを、徹底的に思い知らされる本。
たとえば、
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左をみよ
と書いてあると、最初は皆、絵に従って右を見てしまう…(「情報の力関係」)とか。
ちょっと説教くさいときもあるのが玉にキズですが、センス・オブ・ワンダーは身近なところにあるんだなあと読むたびに感心します。
毎日新聞の中の小さな新聞として連載されていたので、「ケロパキ」という、カエルが主人公の四コマ漫画もついてます(冬眠中は別のマンガってとこも芸が細かい)。
張り紙「廊下を走るべからず」
(ケロパキ、走って先生に追いついて)
「べからずって何ですか?」
実はマンガの方が好きかも♪
毎日新聞社
ISBN4-620-3168-0
1300円
by silverspoonsjp
| 2004-05-12 23:56
| センス・オブ・ワンダーの本