アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本
2008年 05月 02日
渋谷と原宿の真ん中にcinqというお店があります。良い物だけほんのちょっと置いてるお店で、行くとつい買い物をしてしまう非常に危険な場所です。
今日も乗り換えの都合上、吉祥寺で降りたので、あ、そういえばここの支店が出来たんだと思って、立ち寄ったのでした。
駅前の雑踏を抜けて、お店のあるあたりまで来ると、武蔵野らしいのどかな雰囲気に変わります。ホントに、会社がこの近くにあったら絶対武蔵野市に住みたいけど、そう上手くは行かないですねえ…。この辺に悠々と住んでる人から見れば、23区内に住む人の気が知れないでしょうね。
開店間際は(たぶん雅姫さんが)店内で撮影していたので、先に同じ通り沿いのお店で食事をしました。いつもならオープンエアのお店があれば迷わずそこへ入るんですが、途中にスウェーデンの国旗がかかってるお店があって、オープンと同時に人がどんどん入っていくので、思わずくっついて行きました。
さすが皆さまオススメの店(?)だけあって、おいしかったです!
お昼も食べたところでお店に戻ります。そして、うっかり店に入ったが最後、つねづね買わなきゃと思っていたものがグッドデザインで並んでいるのを見てしまうのであります。しかし、これから私は乗り換えなければ!最終目的地は駅から往復30分以上歩くのよ!そんなゴッツイものを買っちゃダメ!!と自分に言い聞かせる、この辛さ。
連れに睨まれながら、お店を出ようとすると、これまたグッドデザインの脚立の上に、小さな本がありました。同じ本が、5色の違う装丁で作られていました。文庫本サイズながら上製、天・小口・地の三方を黒で染める、という何気に凝った装丁です。
ひらいてみると、北欧関係のショップで時折見かけるポットと、それをデザインした人の夫人へのインタビュー、素敵なアトリエの様子が紹介されていて面白かったので、即購入しました。
夫人もデザイナーで、人真似をしないこと、という当たり前ながら商業活動をするうえではかなり難しいことを実践している人とお見受けしました。
なんとなく私家版っぽい本なので、一般の書店には置いてなさそうです。欲しい方はこちらでご確認のうえ、注文してみてください。
by silverspoonsjp
| 2008-05-02 21:38
| 素敵なヴィジュアルの本