役に立たない記憶
2008年 05月 18日
記憶力とはちょっと違うと思うけど、私は各種機械が出す「お知らせ音」が異常に気になります。特に最近、駅は発車ベルの代わりにメロディーを流すし、各種電子機器は「できました」「終わりです」「お風呂が沸きました」など、いちいち音声で知らせると共に何かしらメロディーを流すので、それが耳についてしょうがないんです。機械を買い換えると、微妙に言い方のニュアンスが違うのも慣れるまで疲れてしまう…
今日もスーパーで一週間分の食材をまとめ買いしてたら、どこからともなく耳慣れたメロディーが聞こえたので、あっ、ここもうちと同じ◎◎社製の電子レンジ使ってるな…とつい思ってしまいました。そんな知識が何の役に立つかって、ホームズだったらともかく一般人じゃ何の役にも立たないですよね。(ホームズに「プライオリ学校」って短編があって、タイヤの跡を見ただけで、これはダンロップ製だ…とか当てて、それが解決の伏線になるんですけど…お話を知らない方はwikiのこちらをどうぞ。このページマジメで面白すぎる(爆))。
さりげなく各駅のアナウンス音などを留守電の背後に流すアリバイ用の効果音なんてのもありましたっけね。
あ、そういえばこれは仕事で聞いた話ですが、各メーカーのお知らせ音声は機械で合成してるのかと思ったら、いちいち録音してるんですね。そういうとき、キャスティングの担当者は、ライバルメーカーと音声がかぶらないように、別の声優/俳優さんに依頼しなくちゃならず、結構気を遣うんですって。
ほんの二言三言なんだから、いくらでも人はいそうな気がしますが、
機械に組み込む音声は圧縮されるので、圧縮後も聞きやすい声で録音できる、
という実績がある人にお願いしたりとか、門外漢にはわからない諸々の条件があるらしく、
大変だそうです。
家中の家電のお知らせ音をを好きな声優さんの声で、なんてサービス、どうでしょう。
なんかもうありそうですけどね。