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本と読書をめぐる冒険


by silverspoonsjp
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日食ツアー

皆さま大変ご無沙汰致しました。

この数ヶ月、ブログ休止へ追い込まれる羽目になった私事につきまして、いろいろとお心遣いを頂きました皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。やっと少し何かしようという元気も出て参りましたので、ご放念ください。

まあ、私がどんなに心配したって事態が好転する訳ではない(そうだったらどんなに良いか)というか、きっとむしろ悪くなるので、記事を再開することに致しました。もう二度と長期にエントリーを止めなくても済むことを、私は心から神様にお祈りしております。本当、こればかりは神様がお決めになることなので…。

気を取り直して。
復帰第一弾なので、時事的にズレた話題になってますことをお許しください。

さて、拙ワニこと、家の者はワニのくせに果物が大好きなため、拙宅では「果子狸(くだものタヌキ=ハクビシン)」と呼ばれております(ハクビシンは果物が大好物なので美味しいらしい)。彼によると、果物が好きなのはハクビシンだけではないらしく、こんな話があるんだとか。

茘枝といえば、あの楊貴妃が、夜に日を継いで届けさせたという逸話があるくらい、中国では高貴で美味しい果物の代名詞。そして逸話からもわかるように、摘みたてででなければ美味しい茘枝とは言えません。で、わざわざ香港や台湾のグルマンが、摘みたてを賞味するために名産地である広東省までやってくるらしいです。いわば、「茘枝狩り」とでも言いますか。

しかも、究極の「茘枝狩り」とは、そんな甘いものではなく、つぼみの段階から始まってるらしいのです。

お茶にも名樹があるように、茘枝にも有名な樹があるそうで、それは何と、栗と茘枝の掛け合わせになってるらしい。というのも、元々美味しい茘枝として知られた老木が雷に打たれ、隣の栗の木と強制的に接ぎ木されたからだというんです(そんな事が本当に起こるものかどうか、私の知るところではございませんが…)

で、たった1本のその樹には、つぼみのうちから買い手がついてるそうです。当然、そこから実がなるかどうかは運次第。今年は途中で散っちゃった…とか涙目の人が毎年いるんだろうなあ…。

という話をしてたら、ネットニュースにかじりついてた拙ワニが、「上海にもグルメツアーがある」と言いだしました。

「えっ、まだ上海ガニの季節じゃないよね?何なの?」
「だって、ヨーロッパからわざわざ日帰りだって。すごく美味しいものだと思う…」

ヨーロッパから日帰り??

「だって日食ツアーって…」
by silverspoonsjp | 2009-08-01 22:26 | プチ日記